「これは近年稀に見る胸糞映画の秀作」胸騒ぎ ペーニャさんの映画レビュー(感想・評価)
これは近年稀に見る胸糞映画の秀作
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肉を差し出された時に断れば良かった
娘が泣いていたのにSEXに夢中になっていた
立ちション中に車を奪えたのにしなかった
楽観的観測からの絶望とエゴと人の弱さ
みたいなモチーフを感じる
男の「君が差し出した」というのも
時間をかけて獲物を吟味してから手に入れる
という様な工程があるのかなと想像してみたり。
実際の事件などでもドラマみたいに勇敢に対抗するなんて展開は少なく、この映画みたいに被害者が無抵抗で「まさかそこまで酷いことにはならないだろう」という楽観的希望的観測で最終的に悲惨な事になるというのはある意味リアル。
最後が銃や刃物ではなくて石というのも
どこかキリスト教的寓話感はある。
胸糞なおとぎ話を見ているようだった。
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