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映画レビュー
『山中傳奇』とセット鑑賞で独特のキン・フーワールドが堪能
東京フィルメックスにて。
お宝争奪戦とお寺の継承者争いを織り交ぜた、いわゆるケイパー物だが、キン・フー監督作だけに事はそう単純に進まない。
一応ジャンル的にはアクション映画になるのだろうけど、バトルらしいバトルは終盤ぐらいしかなく、悪巧みを企てる連中の会話劇に終始。
だからといって動きが全くないのかと言えばそうではなく、登場人物たちは目的遂行のためにお寺の境内を歩いては走り、飛んだり跳ねたりする。そういう意味では、やっぱりアクション映画といえよう。
同時進行で撮影された3時間12分の『山中傳奇』に明らかに力を入れ過ぎたせいか、散漫に感じる点は多々あるものの、両方併せて観ると強引ながらも揺るぐ事のないキン・フーワールドが堪能できる。
『山中傳奇』では終始無表情だったシュー・フォン(まぁ無表情なのにはそれなりの理由があるが)が、こちらでは女性らしい喜怒哀楽の感情を見せたり、メイン舞台のお寺が、ジャッキー・チェンの『拳精』と同じ場所なのにも注目。
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