「美術品オタクのおじさんに星3つ、クロウはゼロでいいや」ポーカー・フェイス 裏切りのカード ばとーさんの映画レビュー(感想・評価)
美術品オタクのおじさんに星3つ、クロウはゼロでいいや
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R.クロウの大ファンで、あのゴツい顔(老境の中尾彬似)を劇場大画面で堪能したいっ、てヒト限定でお勧めします(いるのか?)
いちおう定石通り前半にバラバラっと布石を撒いといて、中盤以降それらはちゃんと回収されますが、まあ脚本が浅いし、木に竹を継いだようなバランスが悪い。公式のREVIEWで各方面の方々がほとんど作品内容以外の部分でコメントしている理由がよくわかりました。
これで敵が強敵ならばまだしも、ドロボーの首領は馬鹿なうえに主人公を恨む理由が冒頭のあれかよ、って空いた口が塞がりません。 もういっそう、たまたま帰宅した母娘と鉢合わせになってボコられて退散(この展開、一瞬期待した)のほうが良かったような。
クライマックでも一切戦わず、題名通りのポーカーフェースで勝ちにいくクロウですが、いやそれ相手が前述のとおり馬鹿なだけやん。
いちばんキャラが立ってて面白かったのは、ドロボー一味のいちいち作品のウンチクと評価額を語る美術品オタクのおじさんかな。星3つはこのヒトに入れておきます。
ところでポーカーが中断したんで「じゃ、わたしはアガりまーす」って帰ったレヴィみたいな背中イレズミの色っぽいディーラーのお姉様、意味ありげなシーンで退場したけどその後は出てこなかった。あれなんだったんだ?
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