「最後までオチ読めず」No.10 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
最後までオチ読めず
クリックして本文を読む
これは見ていて最後まで展開が読めなかった。
展開が読めなかったからこそオチがまさか過ぎてキョトンとしてしまった。
幼少期の記憶が全くない主人公のギュンターは舞台役者として生計を立てていたが、共演者との不倫関係があからさまになり、立場を追われた末に代役になった役者の足に狙いを定めると足元から釘で打ち負傷させて復讐を果たしたところで、行き場がないギュンターはある組織へと身を委ねる事になる。
復讐とは、パンフレットにあった。
復讐ってそもそも相手悪くないかm(_ _;)m
不倫関係の夫が舞台監督じゃ、バレたらおろすか役を外すに決まってるじゃん。
まあ細かいところは別にして、本編内容へ。
色々なことがあり、立場を追われたギュンターは組織の存在に気づき始めるとやがて組織の一員として加わることになるが、ストーリーのところどころにエンドロールに繋がるオチがポロッと落ちている。
それが肺が二つあるはすがギュンターは一つしかないというもので、ギュンターの一人娘も検査を受けてはじめて肺が一つしかないことを指摘され自らの身体に疑問を抱くようになる。
実は、この肺が一つしかないというのも、ギュンターが普通の人間のように見えて実はというのも、最初から最後までモニタリングされていた末に還るべき場所へ一人娘と共に還るエンドロールだが、最後のシーンでは布教目的でついてきた教会関係者が突き落とされるのは苦笑いするしかなかった。
コメントする