オーメン ザ・ファーストのレビュー・感想・評価
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ネル・タイガー・フリーの前衛ダンス風パフォーマンスは必見
『オーメン』につながるエピソード0ということで、かつて主演したグレゴリー・ペックも一瞬だけ映ったりするが、じゃあダミアンは6月6日6時に生まれてないの?とか、辻褄が合わないところはかなりありそうなので、パラレルワールド的な認識にしておくのがいいように思う。実際、ラストが示唆するのも虐げられた女性たちvs狂信的なカトリック過激派の戦いであり、もう別物として盛り上がっていけばいい。
ただ絵的な面白さや、主演のネル・タイガー・フリーの熱演に比して物語的にはいささか物足りないところがあるが、それも旧作との整合性を考えて戸惑ってしまうからかも知れない。しかしネル・タイガー・リリーが街中で破水!山犬になりそうに!ふんぬ!なるものか!でも山犬になりそうに!ふんぬ!みたいな一連をまるで前衛舞踊のように撮りきったワンカットはアッパレとしかいいようがなく、あのネル・タイガー・フリーのパフォーマンスを観るだけでも入場料のもとは取れる気がする。
あそこなんだか『マリグナント』味もあるんだよな。『マリグナント』くらい振り切った方向へと走っていってくれるなら、ぜひシリーズ化していただきたいです。
後付けの前日譚・・・これが本当のオーメン・ザ・ファースト?!
悪魔の子・ダミアンの母親はラストでようやく分かりました。
意外性がちょっとあります。
それではですね、
父親は誰?ですよね。
原作では、「ダミアンはジャッカルの子」と、
ブレナン神父がダミアンの養父に告げるシーンがある。
ヨハネの黙示録で獣を示す数字「666」と、
山犬=ジャッカルが繋がり、
ダミアンの正体が《悪魔の子》である事が明かされます。
元々この悪魔の子・ダミアンが生まれた背景は?
キリスト教とキリスト教の教会の人気に翳りが出始めたら頃。
教会はある禁じ手(秘策)を考え出したとか。
教会は自ら世界的脅威を作り出すことを考えた。
それは人間の女性と山犬(ジャッカル)を交わらせ、
悪魔の子(ダミアン)を誕生させること。
(いやぁ、キリスト教って悪魔と凄く仲良いですよねー)
でもこの映画では、父親は観客が知っていることを前提としています。
この映画では、ディスコで知り合った男性パウロと
気を失ってる間に関係があったかのような、ミスリードなのか?ぼやかしか?)
それより後半は一体、悪魔を産む母親はだれなのか?
こちらの方にウエイトがが来ている。
そして、主人公のマーガレット
(アメリカから来た新しい教師)
教会から造反したカルロス神父が、もっとも悪魔の子の母親に
疑わしい少女・カルリータの
出生記録の捜索を頼む。
マーガレットは混乱に乗じて教会の鍵を盗み奥深くに隠されていた
証明記録を見つけ出す。
するとそこには16〜17もの魔物の子・・・
その多くは奇形児で、始末され
助かったのは僅かに1名か、2名。
こうやって教会の恐ろしい悪巧みが、日の目を見るのです。
《ここが、オーメン・ザ・ファーストの核心》
そしてダミアンの母親(秘密にしておきます)が出産をするのです。
ここからはネタバレしません。
ただ、この内容なら更なる続編があってもおかしくない。
少しづつ謎を小出しにする演出も良いし、
映像も格調高いです。
なんといっても主役の女優(ネル・タイガー・フリー)の美しさ
(抑圧したフェロモンがエロい)
謎の少女カルリータもとびきりの美少女です。
他にシスターも美女多数です。
何気に枢機卿役でビル・ナイが出演してるのも嬉しい。
不気味な感じは好き
ディズニー+で配信されたので、さっそく観ました。
1976年に公開された「オーメン」の前日譚で、どうやってダミアンは産まれたのかを描いてます。
私は映画館で第3弾まで観てます。(2006年のリメイク版は観てません。)
1作目のは怖いというより本当に不気味で、ダミアンが養子になった経緯を調べたりする者が次々と殺されていくストーリーは、子供ながらゾクゾクして鳥肌が立ちまくりでした。
次に死ぬ者の写真には、死に方によって黒い影みたいなのが入るというのが、怖くて忘れられません。
「666」とはヨハネ黙示録に書かれている「獣」を表す数字です。
前の映画はこれくらいで(笑)
今回は1971年が舞台です。不気味な雰囲気は1作目の流れを感じるし、描かれているダークな背景は結構好きです💕
最初に修道女が死ぬ時の「あなたのために死ぬのよ」というのは、1作目と一緒で少し嬉しかったです😊
それにしても教会で行われてる事は、悪魔への恐怖よりも気持ち悪さの方が際立ってます。
受胎シーンや出産シーンなどは、特にそう思いました。
しかし他の人の受胎シーン(出産シーンなのか?)のモザイクはちょっと興醒めでした。
仕方がないのかも知れませんが。
エピソード0的なのは、どの話でもよく描かれますが、やはり原作にはなかったりするので、無理矢理感も否めません。
こじつけで描かれてるところもあると思います。
ディズニーは特に前日譚が好きなようで(笑)
それでもダミアンが産まれた時のBGMに、オーメンのテーマが流れた時は感動してしまいました(笑)
この映画ではダミアンは「女の子との双子」と描いてましたが、双子だっととは記憶にないんですが。(違うかなー)
これって続編を作るためにした事なのでしようね。そう言うところが嫌い!って思ってしまいます。
色々ありますが、全体的には面白かったです😊
オーメンなのか?
オーメンへと繋がるストーリーなんだけど、オチのみで繋いでるためオーメンとしてはどうなんだろう。
もう少しオーメンへの布石を散りばめたものであって欲しかった。これではラストの会話以外はオーメンじゃなくても普通のホラー作品になる。
単体のホラーとしてエグさはあるけど心理的な恐怖を呼び起こす点はかなり弱く、物語としてもモヤモヤしたものが残った。
「その後」が知りたい
「オーメン」を初めて観た時は衝撃的だったのを覚えている、そうか、ダミアンは双子だったのか。
マーガレットと逃げるように生活していた姉(妹)は
その後どうなったんだろう。
見る前に注意が必要
通っていた短大がカトリック系で良かったと思った事だが、当該作品を見る際に注意して貰いたい。
カトリックの知識が無いと理解不能
そもそも映画オーメンってホラーっていうよりかはアンチキリシタンな内容なわけで、バイブル(聖書)に記載されている異端を元に悪魔の子ダミアンが誕生するのだが、カトリックの知識がないと山犬が何でとか説明がないために理解が出来ないと思う。
山犬は悪魔の子を生み出すために必要とあるがそのためには山犬との繫がりを持たなければならない。主人公のマーガレットがまさかの!?には驚かされたが、ダミアンを生み出すまでの過程やら、ダミアン誕生の瞬間は異種勾配を実現可能にした協会によって生み出されたのであり教会は教会で権威と権限を取り戻したいがために強い影響力が必要だった。
教会が世間の宗教は本当に必要なのかというデモの対象に晒されている。そんな社会情勢だったからダミアンが誕生したのかもしれない。
しかし、宗教はあくまでも信仰することで心の救いになるかならないかであり、権威云々ではない。
宗教権力に縋り付いてでも取り戻したい誇りや威信があるのか。変わりゆく時代の流れに取り残され、逆らおうとしているようにしか見えない教会のカオスがシュールとも言える内容だった。
プリクエルとして合格\(//∇//)\
再現度MAXの美しい70年代のローマの街並みに潜むもう一つの顔…とか鉄棒、首吊り、首チョンパもスケールアップ??で前作ファンも大満足。
久々正統派オカルトかと思えば、
現代時事問題にもビビッドに…
ボディーホラーとしても一級品。
モザイクも久しぶり♬……日本だけ??
本当の敵はまさかの(笑)。
ラストはシスターフッドに着地しての次作は
『今度は戦争だ❣️』
かしら🎶かしら🎶
…『家なき子』じゃないですよσ^_^;。
2時間しっかりと楽しませていただきました。
ゴールドスミス御大の『AVE SATANI』は胸熱❤️。
折角の名作ホラーの続編ですし、もうちょいコンパクトにまとめてくだされば尚良かったかも。
コレで『オーメン2ダミアン』が更に多くの方に観ていただけると嬉しいですね。
とジョナサンもお喜びかと。
全然怖くない
あれー? かつての『オーメン』ほど怖くないぞー?
隠された歴史も意外な秘密も人間の弱さにつけいる悪魔の恐ろしさもない。
あるのは陳腐な裏教会の陰謀プロジェクトとかつてのイタリアン・ホラー映画並みの悪趣味でグロテスクな描写だけだった。
やはり1作目は越えられず
オーメンに限らず、エクソシストやシャイニングなんかでもそうだけど、やはり1作目が神。
山犬との間であんなにたくさんトライしてもなかなか成功しないで、奇形や死産ばかりだったのに、やっと成功して生まれた女ではなぜか反キリストはつとまらなくて、
更に手間をかけてその女と山犬と掛け合わせて、まともな男が一度で生まれるのもおかしいし。
まぁ、マーガレットは他の普通の女と違って"山犬ハーフ"だから、一度で成功したのかね。
なんで女では反キリストがつとまらないのか、1970年代だから女は権力を持てないからか。
など、色々引っかかりつつ観てました。
音は相変わらず良かった。
あまり怖くない
半世紀前に観た第1作は今でもよく覚えているというか、頭から離れないほどの衝撃で怖かった。
半月前に観たこの映画はもうほとんど記憶に残っていない。(内容の良し悪しでなくこちらの記憶力の問題もありますが)
ショッキングなシーンが、今からショッキングなシーンありますからねって感じで起こるから(最初のガラス落ちてくるところ、シスターが火だるまになって飛び降りるところ、車に挟まれた男の下半身など)あまりショッキングでない。心臓の悪い人や怖いの無理な人への優しさか。
女優さんはきれいでした。
前日譚
いまや伝説になっている「オーメン」の前日譚。悪魔の子ダミアンはどうして生まれたか?に迫る。
正直、何故今更前日譚?そういうのに良いのは少ないんだなぁ、それにダミアンの誕生を説明するのも野暮だな、と思いながら観賞。
うん、それほど悪くはない。上手くホラーサスペンスとして出来ているし、おどろおどろしいムードや悪意の描き方は面白い。オリジナルへのリスペクトもある。
しかし、「オーメン」というよりは「ローズマリーの赤ちゃん」を思い出す。
そして最後、生まれた赤ちゃんを取り替える為に病院へ。赤ん坊が死産だったと、代わりに悪魔の子をある父親に託す。時間が6月6日6時…あれ?生まれた時間が…
そして、悪魔の子は双子だった。女の子は生き残り…あれ?誰?
無理に「オーメン」とは絡めずに単独作品として制作されれば、もっと評価も高かったかも知れないのが勿体無い。しかし、逆に考えれば、「オーメン」でしか作れなかったのだとしたら、それはそれで辛い話だな。
#オーメン #悪魔の子 #666
天啓の(如き)散文
The First Omen
禁制の前の束の間、温もりさえ感じさせる友情。教師としての素朴な歩み。真実が明かされるまでは、片手落ちのような展開が続く。
信教はもはや大衆との争いになった。信徒たちは皆、自ら反キリストを生み出す作業を続けながらも敬虔な表情を見せる。そうして信じた友情と親愛は、彼方に消えた。ずっと神は近くにいたと告げた時に、おそらく神の望みからは限りなく遠ざかっているはずだが、美術と衣装、そしてハルシネーションの囁く散文に彩られるシーンの一つ一つに、神聖なものを感じ取ってしまう
新たなダミアン伝説の始まり
いつダミアンが誕生するのかワクワクしながらの鑑賞となりましたが、ホラー映画でもオカルト映画でもない、どことなく社会風刺を交えたような内容に驚いた。1971年には学生運動も活発となり、キリスト教会の権威主義が失われつつあったという点。そして、悪魔そのものを誕生させてキリスト教の復権を狙うという愚かしい行為への批判。悪魔主義ともひと味違い、悪を生み出せば宗教に頼るという短絡思考なわけだ・・・
オーメンオリジナル(1976)やリメイク版(2006)のようにガラスによる首切断という残酷シーンはオープニングでオマージュされ、666の数字がどこに現われるのかという点においても徐々に明かされていく。さらに、6月6日6時に悪魔の子を産ませようと何人もの女性が犠牲となり、死産、奇形といった実験の失敗・・・もうすでに教会が悪魔的!おぞましい。
前日譚とはいえ、こちらはこちらで新シリーズのスタートといった感じでしょうか。養子となったダミアンはダミアンとして活躍しそうだし、マーガレット、カルリータ、そしてダミアンの双子の妹が別の恐怖ストーリーを織りなしそうな可能性を秘めている。
予想としては続編でダミアンが軍人となり次々と事件を起こし、自分が悪魔の子であることを知る。3作目辺りでダミアンと双子の妹と対決!大宗教戦争へと発展する・・・てな感じか。
難産
またしても名作ホラーの新作。
しかし今回は『ハロウィン』新3部作や『エクソシスト 信じる者』を成功させた(失敗した…?)ジェイソン・ブラムとデヴィッド・ゴードン・グリーンのコンビではなく、ブラムハウス作品ではない。後日譚でもない。
新進気鋭のクリエイターらによって明かされるは、あの“悪魔の子”はどう誕生したか…?
『オーメン』前日譚!
よくある誕生秘話だが、シリーズのファンなら必見だろう。
シリーズ見ていなくても、“オーメン”というタイトル、悪魔の子=“ダミアン”、悪魔の数字“666”、オスカーを受賞したジェリー・ゴールドスミスの名曲などは聞いた事があるだろう。『エクソシスト』と並び1970年代のオカルトブームを牽引。
勿論見た事あるが、むか~しに。『2』からは見たような見てないような、記憶が曖昧。2006年のリメイク版は見たけどほとんど覚えていない。それでもゴールドスミスの音楽や『1』で落ちてきたガラス板で首切断のショッキングなシーンは記憶に残っているが…。
名作との認知くらいで、愛着や詳しくもない。では、何故劇場で観たか…?
地元の映画館で洋ホラーが上映するのは珍しく(『IT』続編以来)、せっかくだから見てみようかと。
それに、前日譚。本当は『1』を再見してから観たかったのだが、近くのレンタル店には置いておらず、U-NEXTですら配信ナシ。まあ前日譚だから見れるだろうと。
『ハロウィン』や『エクソシスト』よりかは上出来。
不穏な雰囲気、ショッキングな描写、何より作り手の真摯な意気込みは伝わってきた。
が、大変面白かった!傑作!…とまではならず。まあまあと言うか、はっきり言ってしまえば、ちとビミョーだったかな…。
結局ゾクゾクしたのは、遂にの誕生シーンとそこに掛かるゴールドスミスの音楽、グレゴリー・ペックの写真出演や日時“666”、息子の名は…の最後や『1』との繋がりくらい。
『1』オマージュのような開幕の死のシーン、焼身自殺、身体切断などのショッキングな死の連続…。
修道女でありながらルームメイトに進められて大胆セクシーなドレスに身を包んだヒロインのネル・タイガー・フリーの美貌と魅力。
その熱演。産気づいたシーンの怪演や出産シーンは迫真。
その出産シーンは出産控えている方は絶対に見るべからず!
…など見所はあるが、本筋自体は『1』へ繋がる要素も最後以外ほとんど無く(熱心なファンから見ればオマージュはあるだろうが)、ダラダラ退屈な話が続く。
主人公マーガレット、修道院の問題児カルリータ、異様な修道女などの中で、誰がダミアンを産んだ…? 当初はカルリータと思わせつつも、すぐ察しが付く。
ダミアン誕生にはある計画が…。黒幕は教会。人々の神への信仰心が薄れたのを危惧し、邪悪なる者を誕生させ、再び人々の神への信仰心を…。教会の闇や陰謀もよくある話だし、って言うか、回りくどい!
衝撃的なモザイク出産シーンや“獣”との交わり(と言うかほとんどレ○プ)、グロ苦手な人以外でも見てて気持ちのいいもんじゃない。これでPG12か…。
産まれた子は双子…! 男の子は我々が知る“悪魔の子”となり、もう一人の女の子は…?
“ファースト”からの新シリーズを狙っている…?
確かに悪魔の子はここに誕生した。
双子の片割れやマーガレットとカルリータのその後も気になるが…
一見パズルのピースが上手くハマった橋渡しのように見えて、何か後付けや強引こじつけも感じられ、個人的には見事な誕生プリクエルじゃなく“難産”であった。
ローマ教会と呪い悪魔は好く似合う!
まぁかわいぃ 濡れたアンヨの 花見ネコ
ひと口を じゃれ合う猫に 串ダンゴ
スッカリ春・・・満開の桜並木。
サクラ吹雪いてるぅ。(´・ω・`)
何とも言えん陽気の中で 今回は「オーメン:ザ・ファースト」見にいきました。
実は先週早々に鑑賞済みやったんやけども、カキコするの遅れたんよ。
すんまへん。(>_<)
春やし体怠いネン。最近電車、新学生も新社会人も多いし混むしさ 疲れるやん。
花見して酒飲んで、何でこんな辛気臭い時代物ホラ-見なあかんねんと・・・ちょっと思う。公開時期を考えようよ そうは感じるかな。
まあええけど (エエのかい~w)
今回のオ-メン、問題の子供が生まれる話筋。
イタリアローマの地。教会と悪魔とローマって よく似合うな。そう思う。
音響入れが昔のホラ-に準じてて楽しめたな。
イタリアの巨匠ダリオ・アルジェント監督作、昔は沢山観たけどもあれを思い出したわ。フェノミナとかサスペリア 好きやったし。絶賛ですよ。
まあ ああいうのちょっとは踏襲してたかな。
赤ちゃん生まれる所、久しぶりのモザイク処理。それで良いよと納得。
何でも今風にって映すの良くないと思ってたからさ。
時代の古さを色んな面で感じたけど、ちゃんと守って作ってる所スキだな。
人の仕草や、視線、そしてチョットした音、
変なクロ-ズアップとか、まあ 心理的描写が持ち味の作品ですから
総じて良かったかと思います。
しかし、教会に人が来ね-からって、神父らが 悪魔利用でシンボルの子供崇めて
人々を陥れ教会に注目と礼拝者を増やすって・・・
それこそ ダメやん(ダミアン)!
ロ-ズマリ-の赤ちゃんを 何処となく思い出したな。
”666”ね、口の中に 額に ハハハ。
6月6日6時生まれ~ 設定やり過ぎやんw。
でも 上映場所が 何故か 6番シアタ-だった。
しかも 金曜の最終レイトショウ。終わったら23時50分ころ。
上映終わって場内見ても 数人だけで、気が付けば私だけに・・・
急いで ドア開けて出たけど、
劇場出ても 誰も居らん。 ひえぇぇって成る。
暗めの通路に 人が誰も居ないやん。スタッフ何処へ?
焦って小走りで通路端へ向かうが
何故か 行き止まりに・・・目が点。(@_@) (@_@;)
振り向くと 遠く長い通路の奥に 明るめの所が。
出口は逆方向だった。(シアタ-数が多いと 出口方向間違うよねw)
出口に猛ダッシュ!!!
トイレへ行くが ココも誰も居なくって。
何故か 個室が1部屋扉閉まってるぅ。(マジ怖い、この時間でウンコすな!)
出すもんだしてロビ-へ行ったら、ほぼ薄暗くって消灯。当たり前だな。
飲食売り場も、チケットブースも 暗めで消灯っす。
この時、映画ジャンルは選ばな あかんな~と思い
誰も居ない 劇場を後にした。
作品以上に心理的に追い込まれた私であったが
無事に帰れてホッとしたのである。
興味ある方は 是非
レイトショウで劇場へ
どうぞ!!
そして、ダミアンに続くのです。
兎に角、主演のスカーレットが美人でスタイル抜群なのが凄いです♪
このような女優さんがいたのですかーーーとね。
さて映画は、その通りにザ・ファーストです。賛否色々ありますが
私は楽しめました。あまり色々考えずに、そうだったのか・・・
それで、あのオーメンのダミアンに繋がるのだーー!でした。
エグイ、グロイはあまりありません。
冒頭に神父様の頭をかち割るシーンは少し声を出してしまいました。
ネタバレで記載しますが、少女に痣が無い、どこに?
そして、少女が大きく口をあけたその口腔内上部に、なんと6.6.6!
”キター”そこだったのかぁ!と感銘しました。
この続きは、ダミアンVS悪魔の血を引く女性姉妹達的な感じがいいです♪
『オーメン』のプリクエルだけど、テイストは『サスペリア』+『ローズマリーの赤ちゃん』(笑)
新人女優ネル・タイガー・フリーの修道服の着こなしが美しすぎて、惚れた!!
何これ? 俺、こんなシルエットのカッコいい修道女、人生で観たことないよ!
いかり肩と高身長が、スリム&タイトな修道服とあまりにフィットしすぎてて、まるでモード系のファッションショーでも観ているみたいだ……。崇高すぎる……。
このパーフェクトで理想的なシルエットがまさか、終盤のラージポンポン化(死語)の伏線だったなんて!! そりゃコワいよな。悪魔による内側からの、美の徹底破壊だもの。
― ― ―
ホントはそれほど観る気もなかったのだが、『エクソシスト』のリブートの方を観といてこっちは観ないのは人としてどうかという思いと、21時以降で観られるレイトショーがこれくらいしかなかったのとで、ついなんとなく観てしまった。
(21時過ぎだというのに、映画館は若者~中高年で結構込み合ってて、こいつらみんなこれからコナン君の新作を観るんだと思ったら、日本の未来がだんだん不安になってきたw)
結果的に、それなりに面白かったので一応観といて良かった。
だいたい50周年ってことで、次々と70年代のメガヒット・ホラーがリメイク&リブートされてく流れなんだろうね。
あの頃の殿堂入りホラー映画群にはこちらにも強い思い入れがある分、安易な再生産には内心引っかかるところもあるけど、ホラー如きで「安易じゃない」ものを求めるっていうのもまた、筋違いな気がする。「売らんかな」のさもしくいい加減な姿勢で臨んでるくらいが、むしろ正しいホラー映画の扱い方なのでは?(笑)
最近、A24あたりの気の利いたホラーばかりを見過ぎて、つい舌が奢って口うるさくなってしまっているきらいがあるけど、本来のホラーはもっと化調たっぷりの、場末のやっすい町中華のようなテイストであるべきであって、へんに無化調を挙げたてまつるような風潮は厳に慎むべきでしょう。
って、閑話休題。
今回の『オーメン』は、76年作品の「前日譚」という設定で、ダミアンが産まれる「まで」を描いている。
「教会急進派の陰謀」というダン・ブラウンみたいな背景を用意してあるせいで、話をアメリカでは展開しづらくなって、ローマが舞台に設定されている。
で、題材は「悪魔の子」の所業ではなくて、「悪魔の子」を創造する過程。
結果として、いったい何が起きたか。
『オーメン』のリブート(というよりプリクエル)なのに、なぜか同じ60年代後半から70年代にかけて巻き起こったオカルト映画ブームの「別の作品」に、思い切り寄せたような作りになっているのだ。
具体的に言えば、本作は『オーメン』と言いながら、ダリオ・アルジェントの『サスペリア』(77)と、ロマン・ポランスキーの『ローズマリーの赤ちゃん』(68)と劇的によく似ている(笑)。
考えてみれば、そりゃそうだって話かもしれない。
あの頃の「オカルトブーム」というのは、キリスト教的な終末論の高まりと、都市化による人間不信の拡大を心理的な背景として、
●ふつうの母親が悪魔の子を産む『ローズマリーの赤ちゃん』
●悪魔がふつうの子に乗り移って暴れまわる『エクソシスト』
●悪魔の子がふつうの子のふりをして災いを呼ぶ『オーメン』
●魔女がふつうのふりをしてバレエ学校に巣食う『サスペリア』
と、いろいろと「棲み分け」しながら展開していたわけである。
(いずれも、「得体の知れない近隣住人」や「性格のつかめない家族の一員」に、もしかしたら「悪魔の化身」が紛れているかもしれないという、ボディ・スナッチャー的な「信用できない他者」に対する恐怖感が、前提として存在する。)
当然、『オーメン』の扱っていた範疇(アンチキリストの再臨×アンファン・テリブル)から出っ張って話を広げていくと、別の映画の扱っていた範疇を侵食することになる。
『オーメン ザ・ファースト』の前半は、概ね『サスペリア』をなぞるように展開する。
アメリカ合衆国から遠い異国に単身やってきた若い女性(『サスペリア』ではドイツだが)。
異様な雰囲気の空港から、車で市街地を通って目的地へ向かう。
街には不穏な気配が漂う(『サスペリア』では暴風雨、本作では若者の暴動)。
女性ばかりの寄宿舎(『サスペリア』ではバレエ学校、本作では女子修道院)。
指導者は全員老齢の女性だが、小間使いにだけは男性が交じっている。
一見すると楽しい若い女の子たちの空間に漂う、不気味な凶兆の影。
最初の被害者である女性が「上から落ちて来て首吊りになる」ところまで一緒だ。
(割れて落ちて来るステンドグラスは、冒頭のシーンに転用されている。)
修道院の「外」に男性の有識者が居て、集団の闇の部分について指摘してくれる流れ。
秘密の扉の向こうに拡がる地下迷宮と、そこを探検していくヒロイン……。
ね、『サスペリア』とホント良く似てるでしょ??(笑)
あと、頭のねじが飛んだ感じの少女が出て来て「やたら怖い絵」を描くところとか、不気味な出産オペ用の器具が並べられてるところとか、いかにもアルジェントっぽい。
間違いなく、作り手はかなり意識して『サスペリア』に寄せている。
で、後半戦に展開する「恐怖」の本質は、ほぼ『ローズマリーの赤ちゃん』と一緒だ。
自分が悪魔の子どもを孕んで(孕まされて)、産んでしまう(産まされてしまう)のではないかという恐怖。
自分を慈しみ庇護してくれている人々が、実は自分を陥れる陰謀を張り巡らせているのではないかという恐怖。
『ローズマリーの赤ちゃん』には、グロテスクな腹ぼて描写や出産をネタにした手術シーンなどは一切ないわけで、このへんの即物的な人体改造&肉体変容描写のノリはむしろデイヴィッド・クローネンバーグや『デアボリカ』(73)に近い感じもするが、「扱われているネタ」自体はまさに『ローズマリーの赤ちゃん』そのままである。
ここに『オーメン』リスペクトの人体串刺し&切断シーン(そういや『オーメン』を象徴するアイコンでもある「カラス」が全然この新作には出て来ないんだよな)や、『エクソシスト』(73)を思わせる「戦う聖職者」「組織内で対立するカトリック」の要素も含めることで、全体に「70年代オカルト映画」への「忠誠心」を明らかにしているといえるだろう。
― ― ―
今回観ていて「おっ」と思ったのが、70年代オカルトブームの理由付けとして、制作者サイドが、60年代末の五月革命やフラワー・チルドレン・ムーヴメントを受けての、「若者の反体制運動」と「若者のキリスト教離れ」に対する「宗教界のカウンター」という要素を強調している点である。
すなわち、学生たちが既存の権力に対してNOを突きつけ、政治・宗教の束縛から自由になろうとする流れのなかで、それを押しとどめるために、旧勢力内の急進派が「宗教的な極限状況を生み出す」べく、アンチキリストを降臨させようとした、という解釈である。
これは裏を返せば、70年代になぜオカルト映画があんなにも爆発的にヒットしたのか、の文化的な背景として、作り手は、ユースカルチャーにおける(キリスト教に対する)宗教的帰依心の希薄化があるのではないかと考えているわけだ。
大人の世代は、自分の子どもの世代が旧来的な価値観や宗教的権力に対して真向から異を唱えていることに、漠然とした不安を抱いている。一方で若者の世代もまた、公然と教会に歯向かっている自分たちの振る舞いに対して「何か罰が下るのではないか」という「惧れ」をぼんやりと感じている。だからこそのオカルト映画ブームだったのではないか、と。
個人的に、70年代のオカルト・ブームと、若者たちの「政治の季節」をあまり結び付けて考えたことがなかったので、ここの視点は結構斬新に感じられた。
結局、ヒロインは悪の甘言に唆されて、「華美な化粧をして」「卑猥な服を着て」「世俗の町に出て」「しこたま酒を飲んで」「男たちと踊って」「性的なやりとりを交わす」(実際にやったかどうかはよくわからないが)という「破戒」をしでかした結果として、悪魔の子を懐妊する。あのブライアン・デ・パルマの映画の一シーンのような、やけにチープでホラー映画としては妙に場違いな酒場のシーンは、その実「悪魔受胎の儀式」だったことになる。これは、無垢なるヒロインを「穢す」ことで受胎を可能にする儀式として捉えるべきシーンであると同時に、70年代ユースカルチャーの乱痴気騒ぎに触れた(感化された)ことで「宗教的に堕落する」、という本作の思想(「オカルトブームの背景には70年代若者文化への漠然とした背徳感がある」)に則ったシーンとも言えるわけだ。
それと、キリスト教の女子修道院という施設に対して、そもそも作り手の共感度があまり高くないというか、現代的な観点からあり方自体を問題視している気配があって、このへんはさすがは2024年のリブートだなあ、と。
制作陣は、問題のある児童に対する指導や罰の与え方について、閉じ込めや拘束を行うことに明快に否定的だし、子供を産む性としての「女性」に対する旧弊な考え方自体、フェミニズム的観点からよろしくないと捉えているのが、ひしひしと伝わって来る。
考えてみると、これは判りやすいくらいの「女性映画」なんだよね。
極度に性的に抑圧された環境。旧来的な「しつけ」の横行する人権無視の修道院内部。そこで「受胎」という最もデリケートな女性の特権性を奪い、強制的に発動させようとする異端派の連中と、それを正当化する宗教権力。この過酷な環境下で「女性であるマーガレット」は生き抜くことができるのか……?
ラストで、人工的に「産まされた」三人の「父なき女性」たちが「シスターフッド」を形成しているのも、実に象徴的だ。
結局は『オーメン ザ・ファースト』もまたそういう意味で、昨今の『ザリガニの鳴くところ』や『バーニー』同様、女性の生き方と社会の軋轢を描く社会的映画であったとも言える(感想を書いてから予告編を見て驚愕。監督・脚本のアルカシャ・スティーヴンソンってまだうら若い女性監督だったんだな!)。
― ― ―
ただし映画としては、結構とっちらかっている印象もあって、すべての部分でしっくり来たわけでもない。とくに序盤はあまり空気感が一定しないというか、雑然とした感じがあって、なかなか作品世界に入り込みづらかった。
結局、彼女が処女懐妊だったのか、男の精が入ったのかもよくわからないし、後から生まれたほうのスキアナ(=カルリータ)は結局なんのために育てられていて、映画内でどういう役割を求められていたかもイマイチ理解できない。ふつうはこちらのほうが「スペア」扱いなのでは? わざわざ同じ修道院にアメリカから呼び寄せておいて、マーガレットにカルリータと関係を深めてはならないとか言ってるのも、何だかなあって感じ。じゃあ、別の修道院で監視すりゃいいじゃん。
カルリータが描いてた絵も結局なんだったんだろうね。予知能力(予兆=オーメン)か感応力の発現? このあたりもう少しヒントがあってもよかったような。
ザルのような極秘資料の管理、簡単に見つかる秘密の通路、修道院内に神父の内偵者が複数いるなど、異端キリスト教組織の危機管理の「ゆるさ」も気になる。やたら修道女にタバコを喫わせてるのは、堕落の象徴としてなのか、それとも単なる時代性なのか。自殺した修道女の意図も僕にはよくわからなかったし、行きずりの男が666を見たから何だというのか(ふつうだからといって「あざを探せ」とか言わない)。そもそも内顎や頭皮が「盛り上がってる」のを「あざ」というのか(笑)。
「双子」設定も、続編につなげようというのはよくわかるのだが、イマイチ必然性は感じられなかったなあ。だいたい、帝王切開したあとの妊婦があんな風にうろうろ歩き回ったりできるもんなのだろうか(端から自然分娩は考えていないような見せ方だったけど、「悪魔の子」はまともに産まれた子じゃない、という意味合いでの帝王切開なら酷い感覚だ)。
なんにせよ続篇はありそうだが、ダミアンと三人が闘う流れ?
なんか、あんまり面白くなりそうな気はしないなあ(笑)。
こんなデカいスクリーンでモザイク見たの初めてだ
あまりにもダイレクトにモザイク処理が画面いっぱいに表示されたのでちょっと笑っちゃった
もうちょっとカメラアングルで別の表現ができたんじゃないかと思うけど
あえてなのだろうか?
前日譚ものではあるが新説的な部分もあるのでこれはあわよくば新シリーズ始めたいのかもしれないなと感じさせるため
リスタートもかねていたのだろう
オーメンは直接怪物を映さないことでかえって恐怖が増すことが良さでもあったので
本作もそうだろうと思ってたらそんなことが無いのが少し残念だったのと
見るにあたって女性の方は結構しんどいのではないかと思うシーンがいくつかあったので
無いとは思いますがデート向きではありませんのでお気をつけ下さい
~ダミアン~
ダミアン誕生の謎。
1970年代イタリアローマが舞台。
アメリカから来たシスター、マーガレットが
悪魔の子ダミアン誕生に纏わる陰謀と策略に
巻き込まれていく。
教会の闇に翻弄されるマーガレット役の
ネル・タイガー・フリーは熱演。
かなりのホラー好きで、オーメンを何度も
見ていたとの事。少し安心した。
権力欲という悪魔に取り憑かれて、落ちていく
教会の狂言振りが凄い。
妊娠ホラーの宗教ミステリーのミックス。
言動と行動が妄信的になっていく。
望まない妊娠と出産を強要させられる。
出産シーンはグロテスク。
残り1時間でギアを上げジャンプスケアシーンが
続いたなぁ。
48年前にこのような映画が誕生してたと思うと
もしかしたら教会内には外には出せない深い闇が存在していたのではと考えてしまう。
オーメン1作目の前日譚、始まりの構造を
楽しめました。
基本、ゼロやファーストに期待しない、が、
今回は、良かった!怖かった!フィルムの粗さも怖さに繋がってるのかも。冒頭の車での音バンは予想外だったので、ビクンとなったよ。後半の車の横バンは予想できたけど。
ディスコで知り合った男の人を追いかけてる場面でも、「ひかれる!ひかれる!」って思ってその通りだったよね。ホラー系で後ろ向きに歩いてたら「死亡フラグ」だよね。
マーガレットがダミアンの母というは中盤くらいから匂わせてたからわかったよ。カルリータにスポット当て過ぎてミスディレクションなのが見えちゃったからね。
そういう予想内の展開があった上で、やはり、良かった。そもそもオリジナル3部作は1以外少しボルテージ下がっていったからなあ。1が良かっただけにトーンダウンしていくのがわかった。その後更に2作作られたみたいだけど未見。
そしてダミアンを産み出した理由もまた、納得。やっぱ、恐ろしいのは「人間」なのかなあ?
双子の女の子もマーガレットも生き残ってて新シリーズへの可能性も残していたけど、これで終わりでいいかもね。
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