劇場公開日 2024年4月5日

オーメン ザ・ファーストのレビュー・感想・評価

全119件中、61~80件目を表示

4.06月6日に公開すればいいのに…

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

聖飢魔IIの楽曲「地獄の皇太子」が良く似合うようなそんなグロさもある内容。

初代オーメンのみ鑑賞済みでの鑑賞。
初代オーメンの前日譚だけど1作目、初代のオマージュは見ておいた方が良いかな?

初代オーメンは不気味な怖さが魅力的だった気がするけど、本作は不気味さもあるけど結構グロさやエグい描写が多く、初代とは違った怖さが多い。

そしてそんな作品なのにPG12のせいであるシーンでこれでもかって言うくらいモザイクかかってためちゃくちゃ違和感。

「ダミアンが生まれなければいけない理由」
ダミアンが生まれた経緯、特になぜダミアンが生まれる必要があったのか?と言う事がとてもわかりやすく描かれていてオーメン前日譚としてはとても満足できる内容でした。

初代しか見ていないので、てっきり悪魔が政治を乗っ取り地球を征服的なやつかと思ってたけど、悪魔を作り出す事で逆にキリストを信仰する人を増やす目的だったのね。
悪魔すらも利用する人間は恐ろしい。

「ダミアンの父親は結局何者なの?」
黒犬が父親って事だったと思うし、だから異形の子が生まれてしまうって事だったけど、なんか幻覚的な感じだった気もするけど、
あれは実際にいるものとして見て良いのか??

「続編あるの?」
ダミアンくん双子だったんだけど、双子のもう1人のほうは既に作られている、オーメン2とかに出てくるの??
それとも別の続編を匂わせるやつ??
とりあえずオーメン2見てみようと思う。

「え?」ってくらいの違和感ありありのモザイクはどうなんだ??とは思うけど内容演出共にとても楽しめた作品でした!

過去作のオーメンシリーズも追ってみようと思います!!

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ごはん

3.0時代遅れの悪魔もの

2024年4月8日
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エクソシストも本作もそうなんですが、悪魔って実像がイメージできないから、怖いんだか怖くないんだかよく私にはわからない。人間のがよっぽど怖いし、ジェイソンは最初観たとき衝撃だった。でも、まあ、それなりに興味深くは観ました。成程、そう続くのかと・・・・

ローズマリーの赤ちゃんもそうだけど、悪魔ものは仰々しいわりに(効果音必ずエコーびんびん)怖くなくて、時代遅れのような気がする。

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ちゆう

3.5オーメンと言うタイトルをつけて欲しくなかった

2024年4月8日
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オーメンは私の中ではホラーの最高傑作です。
当時あんな恐ろしい映画は無かった。
我が子故にトドメをさせなかった。
ガラスが滑り落ちるシーンも強烈だった。
あれから色んなホラーが出てきて
恐怖も色々と手が込んできた。
けど、純粋に悪魔と言うモノを扱ったものは少なかった。
エクソシストは悪魔そのものだったけど。
コレは悪魔の仕業ではなく人間の仕業だった。
ザンネン。オーメンとは言えないな。
途中たまにそんなだったかなと思わせる所はあったけど…
恐怖はびっくりさせるとこだけだった。
それと最初から展開は読めた。
悪夢にうなされるマーガレット、なんか関係あるやん。

ホラーもあの手この手で見る方も見慣れてしまって
特別新手ものはなかった。
人が燃え上がるのもキャリーみたいと思ったし。
別のタイトルつけたらいいのになんで今更オーメン?

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花

2.0オーメンのソース不足!

2024年4月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

チンタラチンタラ全然話が進まない😓
ラスト30分くらいでやっとダミアンに繋がる展開を見せるが、それまでは女が叫んでるだけ😪
ブーゲンハーゲンが発掘した古代ローマの遺跡、それにまつわる悪魔の根源など深い話にはいっさい触れず何が“ザ・ファースト”? 只々薄っぺら。
そのくせ4に繋げる展開を見せたり🤷

グァダニーノの“サスペリア”にもってかれすぎ🥴
ローズマリー的でもあったw

エクソシスト、オーメン、サスペリアには、それぞれの味がありその違いがわかる人に撮ってほしいわ😡

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HIROKICHI

4.0ホラーファン必見!この映画がダミアンの恐ろしい始まりを描き出す

2024年4月8日
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怖い

興奮

この映画がダミアンの恐ろしい始まりを描き出し誕生にまつわる秘密が巧みに明かされていく名作です。

不可解な連続死に巻き込まれるアメリカ人の主人公マーガレット。彼女がなぜ巻き込まれるのか?真実を暴こうとする彼女の前には、更なる試練が。日本のホラーを彷彿とさせる演出がスリル満点で、ワクワクが止まりません! 🕵️‍♀️

スリルを求める方にはお勧めの一作。教会の恐ろしい陰謀と、その中に巻き込まれていくマーガレットに注目。この映画が織りなす緊張感と驚きの連続に、あなたもきっと引き込まれるはずです。 💀

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三度の飯より映画好きシェフ聡27

3.5で???

2024年4月8日
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知的

今更感が強いと思えた、ダミアン誕生のエピソード。
が!!!
「意外としっかりしていたな。」
ってのが、個人的な印象。
①70年代って、信仰心が薄れてきた世の中であった。(本当だったのかは知らんが。)
②黙示録ネタ。
この部分を理解出来ていれば、さらに説得力が増すかも。
まぁ、いいや。

ホラーってよりも、ダミアンが必要な理由と、母親となる女性を探し出す、謎解き作品な感じ。
ダミアンが必要な理由なんか、違和感無く納得しちゃったし。
ってか、教会が絡む悪魔ネタ的には、ありがちなんだけどね。(笑)
従って、ホラージャンル的な怖さはむしろ無いに等しい。(個人差あり。)
まぁ、気になった部分と言えば、「相手は獣。(父親の事)」なんて字幕が出るが、本物の獣の事を指すのか?
男全体のことを指しているのか?
それとも、悪さを企む全ての人間を指すのかが、ハッキリしなかった点かな。
見終わった後に、この部分だけは、妙にモヤモヤ感が残った。

ってか、もっと重要なモヤモヤ感があったか。
ダミアンが誕生して、その後、アナザーストーリーが展開されるんだけど、ポカ〜ンとしてしまう部分が描かれているのだが、これって、リブート企画なのか?
70年代、リメイクは2000年代前半だっけ?
に制作された作品に、「こんなエピソードあったっけ?」なんて、頭の中は大混乱。(笑)
まぁ、再構築しても面白いとは思えたが、少しは『黙示録』ネタを勉強しないとダメか。
このネタは、イマイチ・・・
ピンとこないんだよねぇ・・・(涙)
なので、あんま印象に残っていないのかな・・・
『オーメン』って作品は。(激謎)

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案山子男

3.0怖くない理由は

2024年4月8日
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70年代のイタリアンホラーの雰囲気たっぷり。
荘厳なストリングスやディスコミュージックも、あの頃の感覚が蘇ります。
が、あの頃の怖さはどうにもこうにも蘇らない。
一番の原因はクリアな映像。
昔の仄暗いフィルム映像が、神秘の異世界そのものだったのに。
文明社会が信仰心を奪っていくように、映像の進化が映画の神秘を奪っていくわけですね。
ローマとグレゴリー・ペックじゃ悪魔より妖精召喚しそうです。

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こうた

4.0究極のマッチポンプ

2024年4月7日
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 ダミアンをこの世に誕生させたのは、サタニストだと思われていた。そこに、あの巨大組織の過激一派だったという新しい事実が加わり、物語の厚みが増している。

 わりかし、スローなテンポで前半は進んでいくが、やっぱり出ましたね。「オーメン」の衝撃シーンをオマージュしたトラウマ演出。来るのがわかっていても目を覆いたくなる。

 「エスター」と同じで、ファーストの衝撃を超えることは到底できない。だけど、あのテーマ曲で締めくくるに値する作品でございました。

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bion

3.0オーメンシリーズ初視聴

2024年4月7日
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実は見た事がなかった

怖いからw

海外物のホラーはパターンがある程度分かる

分かるけど怖すぎ

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chanta

3.5オーメン!エピソード1、同じ名前だけかと思ったが、

2024年4月7日
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ダミアンが繋がった。本編だけでは得られなかったある意味感動と恐怖。
女の子のエピソード2もあり得そう!

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Miya-n

3.0オーメン?

2024年4月7日
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うーん、怖くない。
B級臭が…遊園地のアトラクションみたいな、怖さの種類が違う。
モザイクしちゃ意味無し。
なんかよくわかんないの出てきたよって、吹いた。

妹(姉)がオーメン3の彼女設定とか?彼女さんに殺されたよね?

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Oyster Boy

5.0正統派、本格派、かつ新しい。

2024年4月7日
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怖い映画好きな人は、四の五の言わずすぐ見に行った方がいいと思う。
正統派ホラー映画の新たな傑作誕生です。

舞台が70年代のローマなんだけど、まず映像の70年代感がすごい。
街の様子から通行人から、映像自体の質感まで、隙がなくよくできてる。
いかにも悪魔ものらしい、教会や孤児院の、陰鬱で閉じた雰囲気もいい感じ。
ホラー的なおどろおどろしい、エグい描写も、ショボさはゼロで、無駄に残虐さてんこ盛りというわけでもなくセンスの良さを感じます。
全体に、絵に新しさがあるんですよね。もちろんいい意味で。
映してるものは昔からあるホラー映画のイメージなんだけど、2020年代の映像という感じがすごくする、見応えのある美しい映像でした。

あとなんといっても役者がよいです。
主演のネル・タイガー・フリーが素晴らしすぎです。
個人的には歴代ホラー映画ヒロインで最高と言ってもいい。
シスターのルックが似合う落ち着いた美人なんですけど、背も高くて華がある。
画面に映ってるだけで見て楽しいです。
まあ後半は怖い目にあってキャーキャー言うんでしょうねと思ってたら、とんでもない。
後半すごかったです。
いやすさまじかったです。
映画初主演らしいですけど、今後もメジャーな作品で活躍するんじゃないですかね。

その他シナリオも、助演の役者の演技も、音楽も、どこをとっても素晴らしいです。
そのどれにも言えるのが、無理に大きく外して奇をてらったものにしないで、極めて正統派ながら、古くさくもない、今を感じるものであるということです。
自分としては、今映画を見るならこれを推したい。
見る価値あります。

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sokenbitea

2.5予告編は良かったわ

2024年4月7日
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単純

寝られる

ありきたりなデカい音おどかし多用、
周りくどい設定、

もっとシンプルに語れるでしょう
オーメンの前日譚ならば。

あの教会がなにゆえにあそこまでの暗黒面を抱え込んでいたのか、
そこはもっと掘り下げてほしかったなあ

凡百なホラー作な肌触りで
残念でした。

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Sue Cat Boy

3.5プロローグ

2024年4月7日
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悲しい

単純

としては絶妙と思う。
次回作以降に興味をかき立てられた。
純粋にこの作品の続きがあるのかは不明だが、
十分に露払いとしての役割を果たしたと感じる。
何十年か前に観たオーメンは怖かったが、詳細はもちろん記憶にない。
こんな対立軸はなかったように思う。
これが1作目に続くのだろうか。
可能なら1作目を観てみたいと思わせられた。

一方、ホラーとしてみると全く怖くはなかった。
驚くシーンすらほとんどなかった。
怖いよりグロいという感じか。
後半の展開はほぼ予想できるし、
何より獣との交尾というのは何とも珍妙でかなり退く。
キリスト教原理主義者にとってはすんなり入るのだろうか。
どんな宗教であっても原理主義者という輩には背筋が寒くなる。
奴らなら保身のためにはどんなこともやりかねない。
その観点ではかなり現実味のあるホラー。
いずれにしろかつてのオーメンに思い入れのない若者にとってはつまらなかろう。

今回も公開直後なのに観客は老人2名。
古のコンテンツの掘り起こしもいいが、何か新鮮味が欲しいよね。

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みみず

2.5あざを調べろ!全てあなたのためにやったのに…

2024年4月7日
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お!オープニングは「オーメン」のガラスを思い出させてくれ期待モテるってと思ったんやけど…どうしても宗教が絡んでくれるとこの様なテイストになってしまう。「エクソシスト」「ローズマリー」「サスペリア」…そして宗教への関心の薄い私には理解し難い部分がどうしてもある。ではどこで分かれるのか…感覚的にはなってしまうがそれは「品」があるかないかではないだろうか。今作には申し訳ないがそれを感じなかった…トーンは悪くないがただグロで不愉快とすら感じてしまった。残念…
しかしなぜ今、ダミアン?若者は知らんやろ…

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shige12

3.0知らない映画のザ・ファースト

2024年4月7日
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2024年劇場鑑賞81本目。
タイトルだけは知っているオーメンの前日譚。悪魔の子ダミアンの事はもちろん知ってはいますがテレビで全くやらなかったのもあり未見のままでした。真実はアホ過ぎてこいつら早くなんとかしてくれと思いました。ここからリブートシリーズ作るんですかね。後は昔のやつ観てねは不親切だと思いました。

後出産シーンで局部にモザイクがかかりまくり、ひどい時は画面をほぼモザイクが埋めつくし、モザイクから何か出てくるのはもはやギャグでした・・・・・・。

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ガゾーサ

4.0続編含み

2024年4月7日
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楽しい

怖い

興奮

『オーメン』3部作をTV放映で鑑賞していたので、本作を封切日に鑑賞。平日昼上映だったので観客は10名ほど。自分と同じく3部作を鑑賞していたらしい中高年がほとんど。
アメリカの修道院で育てられた「マーガレット」(ネル・タイガー・フリー)は、たびたび幻覚を見ることで周囲から疎まれていた。そんなときイタリアの「ローレンス枢機卿」(ビル・ナイ)に誘われてローマの修道院で修道女見習として働きはじめる。虐待に等しい扱いを受ける孤児「カルリータ」(ニコール・ソラス)を目にして、ショックを受ける。
相部屋の「ルス」(マリア・カバレロ)に修行生活に入る前の最後の羽目外しだと誘われてクラブに遊びにいき、行きずりの「パオロ」(アンドレア・アルカンジェリ)と一夜を共にする。
そんなとき「ブレナン神父」(ラルフ・ネイアソン)に、自分は教会の陰謀を知っている、カルリータはこの世に反キリストを誕生させるための借り腹候補だ、カルリータが6月6日午前6時生まれだと示す証拠が修道院のどこかに隠されているはずだと警告される。
にわかに信じられないマルガリータだが、カルリータの口の中に「666」の印を見つけて疑念を抱く。「シルヴァ修道院長」(ソニア・ブラガ)にカルリータへの虐待を抗議するが、修道院を追放されてしまう。夜の街でパオロと出くわすが、なぜかパオロは恐怖に顔を引きつらせて逃走。追いかけるマルガリータに、自分の頭部を指さして「痣を見つけろ」と教えるが、その直後に車に轢かれて死んでしまう。
ルスの修道女昇任式の最中に、シルヴァの執務室に忍びこんだマルガリータは、隠し部屋を見つける。そこで、長年にわたって修道院内で行われてきた悪魔的所業の数々を示すファイルを発見。それらを持ち出そうとして、監禁されてしまう。
だが、良心派の「ガブリエル神父」(タウフィーク・バルホーム)に救出されて逃亡。ブレナンに匿われたマルガリータやガブリエルは、持ち出したファイルを調べる。借り腹候補は頭に「666」の痣を持つと突き止め、カルリータ以外にも候補者がいることを知る――といったストーリー。
『オーメン』の怖さは、悪魔がその姿をはっきり見せるわけではなく、あくまで自殺や事故を装って邪魔者を消していくところ。監督はそこをリスペクトしているようで、本作でもそのテイストは十分に活かされている。
そもそもなぜ神父や修道女が反キリストの生誕を企むのかという動機については、キリスト教の権威失墜に危機感を抱き、反キリストを出現させて世界を恐怖の巷と化し、もう一度キリスト教にすがろうという気持ちを人々に起こさせようとしているのだと説明されている。これが単純なホラー映画を超えるリアリティを本作に与えている。
結局、「ダミアン」は降臨してしまい、シルヴァはその子をアメリカ大使「ロバート・ソーン」の息子として育てさせようと企むが、このシーンで昔懐かしいグレゴリー・ペックが写真出演している。
ラスト、山荘で隠棲するマルガリータとカルリータとダミアンの双子の女児が描かれるが、この女の子は3部作には登場しなかったはずだ。続編が製作されるとしたら、ダミアンと姉(妹?)の闘争になるんじゃないかな。

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ココヤシ

3.5続編ありそうな

2024年4月7日
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主人公となるマーガレットが新たな生活を送るため、意気揚々と訪れたローマは不穏な空気。
これから過ごす修道院も修道女長の誇らしげな説明とは裏腹に怪しさ満載。

ホラー古典の続編ってなかなか良い出来の物は無いけれど、過去作とリンクするシーンも多く、不安を煽る全体的な雰囲気も良くて、見て良かった。

とりあえず過去作をもう一度見たくなりました。

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ゆうすい

5.0凄い嫌な倫理観も欠如した教会ホラー

2024年4月6日
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オーメンシリーズは観たことないが何となく鑑賞。
他のホラーよりも凄い嫌な気持ちになった(褒め言葉)
人々の救いのはずの教会がこんな倫理観の狂ったことをしてるのも嫌すぎて、不条理で全く救いの無い展開に何じゃこりゃとなった。
でも面白いと感じてしまった。

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いたかわ

3.0旧3部作の良いところは継承できてない

2024年4月6日
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怖い

オカルト映画の金字塔・・・といえる「オーメン3部作」はすべて視聴しております。が、40年以上前のこと。幼少期に金曜ロードショーかなんかのテレビ放映で初鑑賞して以来、一度も見直しておりません。

しかし、今思い返しますと独特の雰囲気、恐怖の表現手法、心理描写など大変印象深い作品でしたので1、2、3のストーリーの概略、テーマの変遷などは、今でもほぼ正確に掴んでるんじゃないかと自負しております。

私の記憶が確かなら3部作において悪魔の子であるダミアンは周囲の人々を恐怖と不幸のどん底に陥れる悪魔的な禍々しい力を持ってるんだけど、当初、自らの出自やその力に気づいていたわけでなかったということ。それらを知り、運命を受け入れることに彼自身、まず大きなな葛藤があり人として悩むんですよね。今や誰もが彼の名を知る有名な悪魔(笑)なのになんだか妙に人間臭いところがこの作品の味です。

また登場人物の中の「取り巻き(ダミアンの正体を知り内密に守護する者)」がストーリーに与える影響も効果的で、映像表現や見た目以上に不気味な雰囲気を醸し出しています。

旧3部作の回顧にかなり尺を使ってしまいましたが、今作が上記の「継承すべき素晴らしいところ」を少しでも取り入れてくれてたら良かったんだけど・・・あまり、上手くいかなかった、もしくは意識さえしなかったのではないでしょうか。

身体に666のアザがある、6月6日午前6時に生まれるなどお約束はもちろん踏襲されてました。もしかしたら今回も取り巻きっぽいの?も居たかもしれません。

しかし、ストーリー上で有機的なつながりが構築できず、あくまで単発、もしくは誤用なのです。これでは旧作の上辺だけの真似事に過ぎず、下手すれば模倣にすらなりません。

また拡大解釈したそれらしい設定、追加した要素も旧作とは親和性がないので・・・まさか、これからシン・オーメン序破急始めようってことじゃないよね(笑)、とツッコミ入れたくなる始末です。

ファーストもの企画としてはハズレの部類です。

では。

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やまちょう