「後付けの前日譚・・・これが本当のオーメン・ザ・ファースト?!」オーメン ザ・ファースト 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
後付けの前日譚・・・これが本当のオーメン・ザ・ファースト?!
悪魔の子・ダミアンの母親はラストでようやく分かりました。
意外性がちょっとあります。
それではですね、
父親は誰?ですよね。
原作では、「ダミアンはジャッカルの子」と、
ブレナン神父がダミアンの養父に告げるシーンがある。
ヨハネの黙示録で獣を示す数字「666」と、
山犬=ジャッカルが繋がり、
ダミアンの正体が《悪魔の子》である事が明かされます。
元々この悪魔の子・ダミアンが生まれた背景は?
キリスト教とキリスト教の教会の人気に翳りが出始めたら頃。
教会はある禁じ手(秘策)を考え出したとか。
教会は自ら世界的脅威を作り出すことを考えた。
それは人間の女性と山犬(ジャッカル)を交わらせ、
悪魔の子(ダミアン)を誕生させること。
(いやぁ、キリスト教って悪魔と凄く仲良いですよねー)
でもこの映画では、父親は観客が知っていることを前提としています。
この映画では、ディスコで知り合った男性パウロと
気を失ってる間に関係があったかのような、ミスリードなのか?ぼやかしか?)
それより後半は一体、悪魔を産む母親はだれなのか?
こちらの方にウエイトがが来ている。
そして、主人公のマーガレット
(アメリカから来た新しい教師)
教会から造反したカルロス神父が、もっとも悪魔の子の母親に
疑わしい少女・カルリータの
出生記録の捜索を頼む。
マーガレットは混乱に乗じて教会の鍵を盗み奥深くに隠されていた
証明記録を見つけ出す。
するとそこには16〜17もの魔物の子・・・
その多くは奇形児で、始末され
助かったのは僅かに1名か、2名。
こうやって教会の恐ろしい悪巧みが、日の目を見るのです。
《ここが、オーメン・ザ・ファーストの核心》
そしてダミアンの母親(秘密にしておきます)が出産をするのです。
ここからはネタバレしません。
ただ、この内容なら更なる続編があってもおかしくない。
少しづつ謎を小出しにする演出も良いし、
映像も格調高いです。
なんといっても主役の女優(ネル・タイガー・フリー)の美しさ
(抑圧したフェロモンがエロい)
謎の少女カルリータもとびきりの美少女です。
他にシスターも美女多数です。
何気に枢機卿役でビル・ナイが出演してるのも嬉しい。
とりあえずミンナのウタだけでも楽しめると思いますよ~
あのコはだぁれ?はすぐに配信されるんじゃないですか、最近新作配信早いですもんね。
名物母ちゃん見ものとだけ言っておきます(笑)