「新たなダミアン伝説の始まり」オーメン ザ・ファースト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
新たなダミアン伝説の始まり
いつダミアンが誕生するのかワクワクしながらの鑑賞となりましたが、ホラー映画でもオカルト映画でもない、どことなく社会風刺を交えたような内容に驚いた。1971年には学生運動も活発となり、キリスト教会の権威主義が失われつつあったという点。そして、悪魔そのものを誕生させてキリスト教の復権を狙うという愚かしい行為への批判。悪魔主義ともひと味違い、悪を生み出せば宗教に頼るという短絡思考なわけだ・・・
オーメンオリジナル(1976)やリメイク版(2006)のようにガラスによる首切断という残酷シーンはオープニングでオマージュされ、666の数字がどこに現われるのかという点においても徐々に明かされていく。さらに、6月6日6時に悪魔の子を産ませようと何人もの女性が犠牲となり、死産、奇形といった実験の失敗・・・もうすでに教会が悪魔的!おぞましい。
前日譚とはいえ、こちらはこちらで新シリーズのスタートといった感じでしょうか。養子となったダミアンはダミアンとして活躍しそうだし、マーガレット、カルリータ、そしてダミアンの双子の妹が別の恐怖ストーリーを織りなしそうな可能性を秘めている。
予想としては続編でダミアンが軍人となり次々と事件を起こし、自分が悪魔の子であることを知る。3作目辺りでダミアンと双子の妹と対決!大宗教戦争へと発展する・・・てな感じか。
kossyさん
共感をくださり
ありがとうございました。
遅くなりすみません(^^ゞ
ダミアン・・懐かしい感じ
前日譚が描かれると聞いて
公開初日に観ちゃいました。
怖い映像シーンもありましたが
ヒロインを演じた
ネルちゃまの迫真の演技がGoodでした。
学生運動のようなシーンもありましたね。
宗教のことは よくわかりませんが
おっかないですね。