「もうちょい日常があった方がいい」オーメン ザ・ファースト 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
もうちょい日常があった方がいい
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良いところ
伏線を丁寧に張っててきちんと回収してるので、話に唐突感がない
ちゃんと怖い
グロい
?なところ
序盤から不吉な描写が多すぎて、日常との対比がうすい
妄想と現実の曖昧な感覚から悲惨な現実に移る流れなんだけど、初っ端から異常な描写ばかりで日常感が薄い。純真に描かれてるであろう子供たちも割と作り物くさくて違和感。まあ修道院の日常自体が自分には違和感なのかもしれんけど、作品中ずっと居心地の悪さを感じていた。敬虔そうな描写もなんか忌避感。
元作品知ってる人からすると誕生年とか役名で予測できるのかもしれんけど、今作のミスディレクションと言うか遠謀はきちんと伏線がばら撒かれてるし丁寧な作りだった。妄想と現実が重要なキーワードで、悲惨なことは全て現実でしか起きておらず、オカルトなのにリアルと言うか所詮1番怖いのは人間ということかも。
映像としては出産シーンとかもうちょい画角考えてもいいのでは?とか謎の血みどろの人間誰だ?とか今ひとつだった。あとジャンプスケアー苦手というか安易。
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