「あの「オーメン」の前日譚、悪魔の子誕生の秘密が明かされる。」オーメン ザ・ファースト ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
あの「オーメン」の前日譚、悪魔の子誕生の秘密が明かされる。
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前日譚だから、おのずと結末は決まっているため、こうなることは見えている。
結局悪いのは教会で、信仰を高めるために本物の悪魔を生み出したのだ。
許せん!実際に「悪魔崇拝」はそういうことで始まったという話をたまに聞く。
旧作は、1976年公開の1作目をテレビ鑑賞したのみですが、詳細な内容は一切覚えていないが、避雷針串刺し、ガラス板首チョンパだけは強烈に覚えてます。(あのグレゴリー・ペックとリー・レミックの出演で映画の格が俄然高くなった)
冒頭、ステンドグラスの工事中で、誰もが、ああなることを期待して観てると、破片がパラパラ振るだけで、拍子抜け。まあ切れてはいるけど。
てっきり、落ちて直撃、バーンって砕け散ると思ったのに!!
あと、胴体切断を受け継いでるのは、納得。
話は「ローズマリーの赤ちゃん」+「死霊館のシスター」のよう。
それにしても、出産シーンの「モザイク」が「かえって」いやらしい。
オリジナル映像が気になる。
かなりグロイはず。
というより、そんなもの作って撮ったのか…。
そして、主人公が、翻弄されっぱなしのため、ストレスがたまる。
クライマックスは、荒れ狂って立ち会った者たちにもっと制裁を加えないと溜飲が下がらない!
ラストシーンの山小屋のセットもショボイ!
なお、続編ではないので、最近のリメイクあるある、旧作のカメオ出演は、ペック氏の写真のみで、物足らないがしょうがない。
その分、誕生の瞬間で、あの「オーメン」の曲「アヴェ・サタニ」、コーラスが流れるのが最高に盛り上がる!
ただ、エンド・クレジットで、作曲者ジェリー・ゴールドスミスの名が小さすぎないか。
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