劇場公開日 2024年8月23日

箱男のレビュー・感想・評価

全158件中、121~140件目を表示

0.5縦型洗濯乾燥機スパークリングシルバー

2024年8月25日
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単純

難しい

街で段ボール箱に入り世界を覗き、妄想をノートに記述する「箱男」の話。

タイトルは知っていたものの内容は知らずに観賞したけれど、あれ?世界を覗いているのは最初だけ?世界を覗くことじゃなく、箱に入っている自分に浸ることが悦になってます?
最初だけしていた隈取もどきもなんだそれ?

もっと哲学的な話しなのかと思っていたけれど、女に浮かれ金に浮かれ、ただの煩悩まみれ…からの能書きで、ただのシュールなコントじゃない?しかも安〜いラストのセリフ。

現代劇ならネットや隠しカメラで覗いていたほうがよっぽど理解出来るし、かと言って原作当時を題材にしたら風刺にならないし難しいのはわかるけれど。

振り切っていて何度か苦笑はしたけれど、いずれにしてもこの境地は全然理解できないし、面白さもまるでわからなかった。

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Bacchus

4.0理解出来ない事を楽しむ作品

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市という
超有名俳優を起用し
シネコンでは上映出来ない難解かつ変態な作品。

監督は「狂い咲きサンダーロード」で狂い咲いて
独特の世界観が評価されたがマニアック過ぎて
一般人には届きにくい石井岳龍監督。
「パンク侍、斬られて候」で東映が頭抱えちゃったけど
私含め映画バカには大絶賛(^_^;)
そんな愛すべき監督の新作。

えっとー、
何人の人が理解出来ただろう??
私は八割くらい?でも嫌じゃないんですよ。
理解出来ない事を楽しむ作品なんです。
だってこのサイケデリック&アヴァンギャルドな世界に
没入してた120分は本当に心地よい。

わからない箇所ありつつ
映画としてたのしかったのは
やはり、役者陣のバカ演技っぷりだろう。
特に浅野忠信さんの狂気ぶりは楽しかったー!

マニアにしかお勧め出来んが
楽しい変態ナイトを過ごしました。

あ、箱男の動きを観た時に
仮面ライダーエグゼイドのレベル1を思い出したのは
私だけではないはず(^_^;)

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.5◇箱男を意識するものは箱男になる

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

 安部公房 (1924- 1993) 生誕100年の記念すべき年であるようです。日本を代表する作家の一人、読書する嗜みとして私もいくつか読んだことがあります。超現実主義的(シュール)な作品の設定、実験的な構成、都市生活者の孤独を内省的に語る手法、個人を突き詰めた外側にある人間社会への問題提起。

 とにかく、一読して素直に「面白かったー」「楽しかったー」「悲しかったー」と感情に訴えかけてくる作風ではなく、そもそも「人間存在とは何か」「小説って何か」などと再考してしまうような問題提起型の作風です。

 そんな思念的な安部公房の世界観を映像化して表現する困難は予め想定されるものです。きっと、根暗で一人よがりでオタクでアングラな映像になるだろうなぁ、と思いながら鑑賞しました。

 日本を代表するクセが強めの男優陣と先鋭的な監督が、良い意味で想像を裏切る形の作品に仕上げてきました。暗くなりがちな世界観にコミカルな風味やちょいエロを挟み込んで凌いでいきます。役者同士の掛け合いにもアドリブ的なドタバタ要素が垣間見えて、ベテラン俳優が敢えて素人っぽく演じているようなおかしさも感じました。

 安部公房の時代に描かれた都市生活者の孤独と他者との関係、といったテーマが、現在のネット社会では、さらに個人の存在感も人間関係も希薄になって、それぞれが他人事のような感覚で生きているのかもしれません。多層現実が同時進行するネット社会の中で、段ボール箱を身に纏った泥臭い虚構世界に、自分の身体性や生暖かい人間の姿を思い出すひと時を過ごしました。

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私の右手は左利き

4.0苦手と思ったけど

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

118本目。
原作、読んだことない。
あの年代の、あの人達で、あんな映画を撮ったのかなあ位に思ってる訳で。
どんな展開、俺苦手っぽいのが続いていくし、彼女は明らかにそれの為とは思ってしまう。
でも、明らかなそれが、そっちとは思わなかった辺りから、面白くなってきたし、そういう掘り下げするんだなと。
でも正直、分かったのか、分からんのかと言った所だけど、面白いかったらいいじゃないかと。
その辺の解説はプロに任せときゃいい。

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ひで

1.0無駄な時間だった

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

永瀬正敏、浅野忠信、佐藤浩市など多彩なキャストに目が眩んで視聴

どこかで面白くなるだろうと言う呪文を投げかけて我慢して観る

最後まで少しも面白くなかった

俳優が豪華過ぎて騙された駄作of駄作

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chanta

3.0葉子と三人の男たち

2024年8月25日
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白本彩奈さん 素敵でした
三人の箱男たちを手玉に取り
鑑賞後ジワジワくる映画です

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たつじ911

4.0居場所の無い私達の映画。

2024年8月25日
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楽しい

興奮

知的

最近とても忙しく久しぶりの映画鑑賞となってしまいました。やっぱり逃げ場の無い暗闇で映画を視るのは良いです、視て良かったと感じた映画でした。
視る事は快楽で、視られる事は苦痛で嫌悪感を抱かせる。
視られる事の無い箱の穴から外を覗き視る主人公は画面を通して外界を覗き見し続ける私達自身なのだろう。
メッセージは明白でとてもシンプル、真っ正直に謙虚に名作文学を映像化した映画です。
箱男のルックも真っ正直に映像化していて、だからこそ滑稽でユーモラスで感動的です。
ヒロインの俳優さん金本さん、とても美しく視る事の快楽に浸れますが。ラストで男の救いようの無さにしっかりと冷や水を浴びせてました。主体性をもって視させてあげてたなあれは。

汚い街の隅っこの違法投棄のゴミ溜まりから箱に隠れた男が覗いてる、それは私達の姿なのでした。

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春

1.0天地無用

2024年8月25日
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なつ

1.5私には難解すぎる、50代の変態はこお

2024年8月24日
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笑える

難しい

原作知らず、よく分からないまま、豪華出演者陣に引かれて鑑賞。
とても難解で私には難しすぎる。

27年前に永瀬さん主演で企画された映画が、時を経て永瀬主演で映画化されるのは凄いことです。

ただ、58歳の「わたし」には無理があるかと。
20代の「ぼく」なら、自分のアイデンティティに悩み、偽り、誘惑されるのも分かるけど。
50代でそうなったらやばい人ですね。

箱を被ったおじさんが滑稽な動きをしたり、戦ったり、一斉に振り向いたり、私はクスクス笑えてしまい、物語の本質が分からない。

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だるまん

3.5あなたもわたしも「箱男」

2024年8月24日
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笑える

興奮

難しい

いくつかの印象的なフレーズが言葉と文字で繰り返される。
一つは「箱男を意識するものは箱男になる」。
もう一つは「ひとつの町に箱男は一人しか要らない」。

「箱男」の存在は自明であるようだ。

それを裏付けるように、劇中では何人もの「箱男」が登場し、
うち主要な三人の男は、一人の座を巡って肉弾戦を繰り広げる。

傍から見ていれば、はっきり馬鹿々々しくもある闘い。

そうまで執心して唯一の「箱男」になった男は何をするのか。

有態に言えば覗きであり、ここでも
「俺は一方的にお前たちを覗く」とマニフェストし、
観察し記録に残すことに邁進する。

やはり脱力の度合いが激しく、もう笑うしかない。

例えば『江戸川乱歩』の〔屋根裏の散歩者〕や〔鏡地獄〕のように
覗き見ることが犯罪に繋がったり、
自身から特殊な閉鎖空間に入ることで狂気に陥ったりと、
劇的な展開は本作では起こらない。

いや、ある種の狂乱になっているとも言えるか、
殺人らしきことも起きている、と。

が、何れもが模糊としている。

一方で、同じ原作者の『安部公房』による〔砂の女〕で描かれた、
匿名性や不在、または帰属についての問題意識は共通と感じる。
場と女性に囚われてしまうのも同様に。

書くという行為は象徴的に繰り返され、
しかし記録は複数の「箱男」より書き加えられ改竄され、
最後には誰によって紡がれた物語りなのかもあやふやに。

記憶や主客(ここでは本物と贋物)の境界も曖昧となり、
観ている側は、本当に起きたことなのかの確信さえも揺らいでしまう。

言葉での表現より、映像化の力だろう。

箱を被っていれば本物で、被っていなければ贋物なのか?

「箱男を意識するものは箱男になる」とのフレーズを象徴するラストシーンで、
見る・見られるという自他の関係を我々は再び意識させられる。

「箱男」が被る段ボールに開いた覗き穴は、
何故あの形をしていたのか。

第四の壁を打ち破る仕掛けも、
監督が観客の感性を信用していないことの現れともとれる
最後の科白は不要に思える。

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ジュン一

3.0原作か解説を一読してから視聴すべし

2024年8月24日
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jax

2.0安部公房の世界観に浸りたい人向けの映画

2024年8月24日
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誤解を恐れずに言えば、小説が面白くないので映像も面白く無くても仕方がないとなるのだが、安部公房の世界観は何とか伝わったような気がする。

期待していた石井岳龍独特の抑えきれないパワーとアナーキー感は前半のワッペン乞食とのバトル近辺で早々と収束してしまい残念だった。

主演の永瀬正敏、浅野忠信はかつて一世を風靡し映像作品には引っ張り凧の人気俳優で、石井監督とは「五条霊戦記 GOJOE」「ELECTRIC DRAGON 80000V」でも共演しているお気に入りトリオ。
でも浅野さんの方は相変わらず下手過ぎて・・・

オーディションでこの役を勝ち取った白本彩奈さんは子役の頃よくテレビで見かけたが、いつに間にかあんなに素敵な女性になっており、またまさかの体当たりの演技だったので本当に驚いた。

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カツベン二郎

2.0面白くはなかったが

2024年8月24日
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ストーリーは難解でいわゆるワケワカラン系。
正直私には合わなくて面白い作品ではなかったが、白本彩奈さんが美しく、それだけで最後まで観た感じ(笑)

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SHO

3.5【"余りにもシュール過ぎる独特の世界感。”あのさあ、提案なんだけれど、石井岳龍監督はもう一度石井聰亙名に戻って一から出直・・<以下、自粛。文章はご想像に任せます。>。】

2024年8月24日
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知的

難しい

ー 石井岳龍監督の2018年公開の前作、「パンク侍、斬られて候」は相当に訳が分からなかった。けれども、町田康の同名原作自体が相当に訳が分からない作品(勿論、褒めてます。)だったので、個人的にはマアマア面白かったし、今でも記憶に良く残っている。-

◆感想

・で、今作。安倍公房の同名原作はシュールな中に、色々なメッセージが読み取れる作品であった。
 だーが、今作はとにかくシュール過ぎて、シーンの繋ぎ方や謎の人物も多数登場で、良く分からなくって、クラクラしたよ。
 訳が分からないったら、分からない。ええ、分からないよ!

・今作では「パンク侍、斬られて候」同様に、邦画の名優、永瀬正敏、浅野忠信、そして今作では佐藤浩市まで投入し、”箱男”を演じさせている。
 流石、石井聰亙監督じゃなくって岳龍監督である。(ちょっと、皮肉・・。)

・独特過ぎるシュールな世界観や、エロティック過ぎる白本彩奈さんの裸体などに目を惹かれ(イタタ、石を投げないで!)鑑賞してしまったが、この訳の分からない映画を最後まで飽きずに見させる力業には、参りましたである。
 序でに言えば、色々と勝手な”妄想”をさせる所もね!

<多分、今作も暫く脳内に刻印されるのであろうなあ。強いインパクトを残す作品ではあるのだろうなあ。これが石井岳龍監督作品なんだろうなあ。以上!>

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NOBU

3.0箱男は◯◯◯だ!

2024年8月24日
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原作の安部公房のファンであり、上映に漕ぎ着けるまでの経緯を読んで、是非観てたいと思い、上映2日目に観賞。

で、感想は、、、内容は想定内で難解。しかし、最後のオチは安易過ぎて興醒めしてしまいました。
エンタメに昇華させようと力わざで最後は持っていった感じがしたのが残念でした。しかし、箱男同士のアクションはしっかりエンタメ化されていました。ワニのぬいぐるみがあんな使われ方されるなんて、、。必見です!
また、主人公の心の声?が字幕で表示される工夫はとても良かったです。ストーリーを追いかけるヒントになりました。

見どころは、箱男同士のアクションシーンと看護師役の女性の体当たり演技でした。むしろ、この看護師役が物語のキーマンになってます。
インティマシーの問題などがある昨今、彼女の大胆な演技に注目して下さい。

配信ではオススメしません。なぜなら多分、途中挫折するからです笑 ずっと画面も暗いし眠る恐れあり。

是非映画館でこの不条理劇をお楽しみください。

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ねじまき鳥

3.5箱男の正体に納得

2024年8月24日
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今映されてるのは現実なのか誰かの書いた手記なのか

かなり混沌とした内容だけど
意味が分からないという程ではない

箱男というモノに魅入られた人間達の物語

おそらくは世界初であろう箱アクションは一見の価値あり

ラストに明かされる箱男の真実には痺れたね

きっと原作には無い視点なんだろうな

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龍神

3.0箱男=完全な孤立・完全な匿名性=現代のSNS社会のメタファー

2024年8月24日
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ひでちゃぴん

3.0変態小窓とエンジェル葉子。

2024年8月24日
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萌える

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SAKURAI

2.5謎過ぎる〜

2024年8月24日
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寝られる

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リボン

3.5途中で置いてかれたけど

2024年8月24日
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たいやき