箱男のレビュー・感想・評価
全166件中、61~80件目を表示
これはR18やろ。
待て待て待て。何これ?心理?いや、怖すぎる。初めの10分くらいはまだ何とか観られたけど、もう途中から全然ついていけませんでした。お手上げです。降参です。私には無理です。怖いです。
そもそも孤独を好みながらも、完全なる孤立ができない変態のおっさんが箱の中から世間を覗き見るって話やんな?あれは何のバトルを見せられたん?趣旨の迷走振りがエグすぎる。ずっと箱の中から目の前を通りすぎる他人のちょっとした出来事や、女子の生足や、都会の喧騒を見続ける、ただそれだけの話でよかったのに。
キャストに関しては不満ないけど渋川清彦のワッペン乞食はネーミング酷すぎる。もうなんなん、ほんま。
ガムテの扱いがなっとらん
変人とは"なる"ものではなく"なっている"ものである。
人を変人かどうかを決めるのは自分では無く他者、周囲の人々である。日本は同調圧力が強く枠組みから外れる事を異常なまでに恐れる反面、人とは違う自分だけの特別な人生を歩みたい"何者"かになりたいと願う人間が大勢いる。特別な自分が平凡な人生を送る人々俯瞰して"観察"するという理想に反し、現実は世間から変人というレッテルを貼られ、置いていかれ、社会に参加出来ず、観察する事しか出来なくなるのである。自室という"箱"に引きこもった若者がどうなるのか、大半はそのまま引き篭もり続けるのである。昭和の小説である箱男には鬱屈した人間に対してもまだ希望が感じられる、平成を経て令和に至った今、小説より残酷な未来が待ち受けているのだ。
ユーモアに欠ける安部公房作品映画化
箱男と美女
箱を被り世界を違う形で観る箱男。
その存在を知り、興味を持ちその姿を
自分の物にしようてする別な箱男が現れてくる。
見たい自分、見られてる自分、見てる自分
見て欲しい自分の不思議な欲求。
箱に囚われた、臆病な自尊心と葛藤の揺らぎ
その中でしか感じられない広大な欲望と妄想。
自分だけの空間で楽しむ羞恥心。
現代のスマホを保持して生きてる私達の
世界にも通じる。
白本彩柰さんは特別な魅力があり綺麗。
事務所を移籍して正解だと思った。
しずるのコント!
安部公房さん
予想通りのシュールな映画
みている・みられている・箱男はスマートフォン
独特の表現と演出で好き・嫌いがはっきりする映画でした。
長瀬さん(わたし)、浅野さん(せんせい)の共演に興味があり
原作を知らずに鑑賞!個人的には好きです。
現代スマホを持つのは常識のようですね。スマホは見ているのか?
見られているのか?一方的?双方向?箱男はスマホに似ているなぁ・・・
と思いました。
あのノートは”つぶやき”です。心の声ですと解釈。
実は自分スマホをもっていないので、スマホの世界観知らないです!
葉子が主人公たちの間で坦々と話してかけていくのが妖艶な感じです。
白本彩奈が美しかった
竜眼寺盛尊VS.雷電仏像
またこの二人の直接対決がスクリーンでしかもダンボールを被りながら、序盤にチョイ役の渋川清彦が存在感抜群で、ヒロインはTVドラマ「最後から二番目の恋」で中井貴一の娘役だった当時は子役で大胆にも大人の女優へと、中村優子は"抱き合おっか"のCMで石橋静香主演のNHKドラマ「燕は戻ってこない」でもまさか同一人物だとは思いもしない気付いてビックリした!?
少し狭い部屋みたいで快適に思えるダンボールの中、安倍公房の原作と本作のオチは同じなのか?
映画を観ている自分がまさかダンボールを被り世の中を覗き見する行為と変わらない、説教されている感覚に陥る、石井岳龍の前作『自分革命映画闘争』から続いている何かが??
当時、中止にならずにドイツで撮られていたらまた違った作品になっていたのかなぁ、でも忠信とKEEが出ていなかったことに。。。
石井兵龍監督 MEETS 安部公房
私は石井兵龍監督のこの映画を支持する。安部公房の「箱男」が映画化され公開されるというので、実は少し複雑な気持で映画館に向かった。原作「箱男」を50年も前に読んだ者から見て今の若者にどうやって共感を与えられるのかという不安があったからだ。心配していた予感が当たって、なんとも言えない入りの悪さ。しかも若者は無し、中年〜老年の男ばかり。狭めのホールなのに私を含めて10人にも満たない。同時代に原作をほぼリアルタイムで読んだ私のような世代の安部公房ファンには、石井兵龍監督の作品解釈が素晴らしいと思えて、30年も前に急死した安部公房もさぞ満足して他界先から現世を眺めているだろうと想像てきる完成度の高い映画に仕上がっていると思う。謎の女 葉子(女優白本彩奈)の存在が目立って主役の永瀬正敏のことを心配もしたが、安部公房は代表作「砂の女」でも岸田今日子という不思議な存在感をもつ女優が、主役の俳優を目に見えない煙のような空気で包んでしまう狙いで書いているのだから当然だと思う。全国的展開で出演者の舞台挨拶イベントを追加して企てているが、たぶん若者には浸透しないのではないか。文学作品とはそれくらいの反響が普通なのだ。大人気にでもなったらそれはきっと制作者が原作を捻じ曲げて新たな大衆娯楽として仕上げたことになるだけだろう。
?
台詞が多すぎてついていけません。
舞台劇をイメージして作ってるんでしょう。
また、台詞回しが独特で解りづらい、こんな言葉は使わないだろうってのの羅列、安部公房は純文学の作家だから、純文学作家は自己主張が強い。
砂の女も他人の顔も映画としては楽しめましたが、箱男は個人的にはダメですね。
作品の良し悪しを評する前に、よく理解できないです。
安部公房の居たあの時代、唐十郎、寺山修司、あの前衛舞台劇、自分は苦手だった。でも演劇を齧ったりしてる連中はあの芝居で語れたりしてた。自分はそこまでのめりこめなかった。
連連と語ってきましたが、この映画を咀嚼するには、まず原作を読む、パンフを熟読して、何が展開されるのかを理解してから鑑賞することをおすすめします。
白本彩奈ちゃん
ランジャタイ…じゃなくて、演者と裸体に0.5(笑)
これだけの名優集めてのあまりにも低評価で、逆に怖いもの観たさで行っちゃいました(^^ゞ
かなり期待値下げて行ったので、普通だったらいい点数になるはずなのですが、思ったとおりで(笑)名優達に何させんての?って感じで、むしろ腹が立っちゃうくらい😅
名優達の演技と葉子の裸体しか見せ場がなく、最後も何を訴えなかったのか1ミリも共感できないという😂
途中、寝落ちしたら、目が覚めた時に何か浣腸?らしき事していて、ポカーンですし😯
それと、全然、映画とは関係ないけど、晴れ晴れしたいい天気にもかかわらず、台風の影響でバスが20分遅れでやって来るわ、道も激混みだわで、入場したらとっくのとんまに本編始まっていたと散々だった事もあり、初めて、心の底から、本当に、まごうことなく、間違いなく、絶対、死ぬほど、行くべきではなかったと後悔しました🤣
おまけに座席に傘を忘れるわ、帰りのバスも全然来ないわ、道も激混みだわで、踏んだりけったりとはまさにこの事🫨
箱男における箱そのものの重要性
映像的には楽しめた作品でした。
浅野さんは現在で、白本さんの存在感は素晴らしい。佐藤浩一さんは言うまでもないです。
一番気になったのは箱男の箱。ニセじゃない箱男の箱には、架空のメーカーの洗濯機の型番や商品名が記載され、「天地無用」などのステッカーも貼られていましたが、ニセ箱男かそれを忠実に再現するのには極めて強い違和感を抱きました。
箱はヤドカリの貝のようなもので、そこのディテールにこだわるのは間違い。
後、ラストは予想できたし、それをあえてキャプションで補足するのはダサすぎです。
全166件中、61~80件目を表示