「ギリギリ好き」箱男 Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
ギリギリ好き
(安部公房と)知らんで入ってみた。ミステリーか?と思ったらコメディ?かと思ったら不条理系のようです。
砂の女のように登場人物の会話が噛み合わないってことはなく、お互いに噛み合っていたが、鑑賞者(少なくとも私)にとっては???でした。気を抜くと誰が誰だか、どの立場なのか分からなくなるので集中力が必要。気が付くと目を閉じてしまうのに、セリフが耳にキッチリ流れ込んでくるので、眠気がというより催眠にかかっているみたい。
私は何者、私はあなた、あなたが箱男など少々分裂気味なので、上映時間が2時間は疲れるかもです。
さすが安部公房。
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