「SFというより、ヒューマンドラマ」スペースマン ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
SFというより、ヒューマンドラマ
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モンスターパニックを期待するとガッカリする。エイリアンはヤクブの投影に過ぎず、SFというよりも、ヒューマンドラマ。
SF映画“メッセージ”を彷彿する。
静かな映画だが、こういうのもわりと好き。
⚠️以下、ネタバレ⚠️
エイリアンのハヌーシュが心の中に潜り込み、ヤクブが目を逸らした過去、そして大切なことを思い出させる。
彼の妻は、彼に全てを捧げた。
彼はその愛情も自己犠牲も理解せずに、自分勝手に夢だけを追い、
やがて賢者のようなハヌーシュにも見放されるー。
ヤクブは作中、愚かな男として描かれるが、私は世界で唯一の夢を追うなら、がむしゃらにそれを求めてもいいんじゃないかとも思った。
それくらいの犠牲を払わずに、あの宇宙へいけるのだろうか。
見ているとハヌーシュがだんだん可愛く思えてくる。トイレの音が落ち着くって🤭
きっと世界にはエイリアンはいて、私たち低次元では理解できないような高次元の世界があるんだろうな。
人類は400年生き延びたら、宇宙へいけると聞くが、
果たして私たちは生き延びて賢くなり、次の高みを目指せるだろうか、そんなことを見ながら思った。
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