「原子力の平和への利用を認知し続ける事は間違いだ」アインシュタインと原爆 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
原子力の平和への利用を認知し続ける事は間違いだ
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僕はアインシュタインをマッドサイエンティストと思っていない。ウランの核分裂は彼が発明した訳では無い。
但し、彼が贖罪の如く持った罪の意識はきちんと理解すべきだと思う。
しかし『原子力の平和への利用を認知し続ける事』は間違いだと思う。
原子力の平和利用と言うが、微量の放射性元素の核分裂でエネルギーを作り出す訳であるから、実に野蛮なエネルギー取得方法だと思う。この映画の中でアインシュタインが『人類はまだ原子力をコントロール出来る技術は無い』と言う台詞がある。勿論、核兵器だろうが一般兵器でも殺傷能力のある道具を使用する事はしてはならない。つまり、戦争などもってのほか。まずはそれをコントロール出来ていないのだから、核の平和利用などあり得ないとなる。アインシュタインの贖罪はそこにあると思っている。
そのうえで、ヒトラーは『マイカンプ』の中で、日本や東洋系の人種をヘイトしていた事を知るべきである。つまり、ナチス・ドイツにとって、日本は仮想敵国であった。
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