ポップスが最高に輝いた夜のレビュー・感想・評価
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よく実現したなと改めて感じる豪華な面々
40人弱の超売れっ子アーティストたちを集めて、たった一夜で(しかも夜通しで)よく最後まで完成させたなあと改めて感心しました。当時の映像をふんだんに見れて貴重な作品。
時代の寵児達
個人的にこの頃のアメリカン・ポップスには強い影響を受けた世代である。
随分前にWE ARE THE WORLD 20周年アニヴァーサリーのDVDを購入したが、これのドキュメンタリーも面白かった。
本作、Netflix版でのドキュメンタリーでは触れてなかったが、ヒューイ・ルイス、シンディ・ローパー、キム・カーンズのパート部分が曲の前半と後半を繋ぐ重要なセクションであるということで、3人が「ブリッジ・ピープル」と呼ばれ、シンディ・ローパーが大ウケしているエピソードは微笑ましかった。
逆に現在のシーラ・Eが語る当時の心境は本作でしか知り得ないエピソードだと思うので、これは非常に興味深かった。
好きな人は両方を見比べるとより楽しめると思う。
また、当時を知らない世代の人も、ここから各アーティストを深掘りしていくのも面白いかも知れない。
マイケル・ジャクソンの下働きに涙
もう、涙涙ですよ。
あんなツワモノ揃いのトップレベルの歌手を集めて、一晩で「We Are The World」のレコーディングするんですから。
みんな勝手だし我がままだし、それをまとめ上げたライオネル・リッチーとクインシー・ジョーンズはスゲェよ。
そして、アメリカン・ミュージック・アワードを欠席して、ひとり孤独にスタジオのセッティングをしてたマイケル・ジャクソン。
録音時の彼の美声!もう、思い出しただけでまた泣けるね。
この人達と同じ時代に生きれた事に感謝!!
自宅レイトショーNetflix『ポップスが最高に輝いた夜』
昨夜目に止まったこの作品・・・
約38年前だけどこの衝撃は忘れない最高で最強のミュージックビデオの舞台裏ドキュメント
スポーツにしろ音楽にしろ今の時代の方が進化して凄いのかもしれないが・・・
日本的には昭和なこの時代のスーパースターの個性ある歌声は、皆さん唯一無二の素晴らしさ!
この個性を一つにまとめるの大変って部分が盛り込まれた作品は、音楽好きなら必然的に観ないとダメなヤツです。
もう亡くなってる方も増えてきましたが、当時を語るレジェンドが熱い!
時間ある時にもう一回観よ♫
あなたは覚えていますか?著名なミュージシャンが大勢集まって歌う姿にときめいた頃を。
当時はこのメンバーの結集がどんなに凄いことなのか今一つ実感できなかったし、ボブ・ゲルドフが先んじた「バンド・エイド」の二番煎じと高をくくっていたが、それぞれが持ち味を生かして歌に集中して作り上げていく過程を見て、改めて見入ってしまった。
ハリー・ベラフォンテが言い出しっぺで、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが主導し、クインシー・ジョーンズがプロデュースをしたということだが、制作過程での人柄や関係性が興味深く、裏方の視点と時間に追われる中での緊張感等、カメラもよく追いかけたと感心。商業主義的なあざとさはおいておくとしても、ポップスファンとして、また大きなイベントの記録としても貴重なものだと感じる。鬼籍に入った人もいるし、懐かしく見ることができた。
才能の有効な使い道
ネトフリで新作紹介されていたのでちょっと見始めたら、結局最後まで見てしまいました。
いくら洋楽に疎い私でも当時聞きまくり誰もが知っている曲「ウィ・アー・ザ・ワールド」の一夜のレコーディング風景のドキュメンタリーです。
早い話、エンタメの“存在意義”とか“力”とか“価値”を存分に表現したアメリカの真骨頂的な作品なんでしょうね。
どんなに大スターであっても、どんなに才能があっても、どんなに栄光と喝采を浴びても、彼らも日々を生きている人間であり、日常では落ち込んだり、自堕落であったり、不幸であったり、人間としては普通人とそんなに大きな違いはないのかも知れないが、だけど絶対に違うのはこんな奇跡の一夜に参加できる選ばれた人達という事なのでしょうね。
レコーディングが終わり皆がそれぞれに帰っていく中で、ダイアナ・ロスが「終わって欲しくない」と言って泣いていたそうだが、その言葉がエンタメというものの様々な意味を含んだ象徴的な一言だったのかも知れません。
あと一番印象に残ったエピソードとして、あのボブ・ディランが最初から非常に緊張していて、自分の歌うパートのリハでもどう歌ってよいのか分からず、思わずスティービー・ワンダーに自分ならどのように歌うのかを聞いていたシーンは凄く興味深かったです。
「ポップスが最高に輝いた夜」を堪能
1985年、「ウィー・アー・ザ・ワールド」が世に出された時
こんな凄いことがあるのかと驚愕したことを思い出す。
その曲の製作過程を映画で観て再び驚愕した。
これだけの超一流アーティストを一堂にそろえて
一晩でこの曲をレコーディングしたなんて
今思えばあり得ないことをやってのけたんだなあと
改めてドキドキワクワクした。
クインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチー、スティーヴィー・ワンダーなど
それは凄いことをやってのけた人々。
題名どおり「ポップスが最高に輝いた夜」を堪能しました。
ウィ・アー・ザ・ワールド
1985年、「ウィ・アー・ザ・ワールド」が録音され、その後発売された。
企画に始まり、ライオネル・リッチーとマイケル・ジャクソンが曲を作り、クインシー・ジョーンズによるスーパースターを集めたレコーディングまでのドキュメント。
ボブ・ディランが場違いな雰囲気に戸惑ったり、シーラ・Eがプリンスの呼び水だとわかり途中退出したり、ダイアナ・ロスがスタジオから去り難くなったり、などなど鳥肌の連続だった。
洋楽はあまり知らなくても、見るべき1作。
一言「よくこれだけ揃ったなあ!」
以前見たNHKドキュメンタリーと、若干被るところはあったけど。
1985年当時私、高校生。ネイティブの先生クラスで、この曲を歌う授業がありました。
あれから約40年。
ライオネル・リッチー、ブルース・スプリングスティーン、シンディー・ローパー等。
今も現役の歌手達が、当時を振り返る様子や。
故人のマイケル・ジャクソン、レイ・チャールズ等の、ありし日の姿も。
なぜたった1日で、40人強の一流歌手を集めて録音するのか。
どうやって曲を作ったのか云々。
携帯電話すら無い時代での、その連絡ツール。
全てがもう奇跡だったのでしょう。
洋楽はさほど知らないのに、歌える曲(なんとなく)。
その理由が最後に出てきて、だからヒットしたんだ。
そしてそれが、知らないうちに世界を救っている。
最後ちょっとだけ、ほろりでした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「大事なのは、挑戦よ」
ボブ・ゲルドフのスピーチがいい
日本の47人といえば、
赤穂浪士。
米国の47人といえば、
USA for AFRICA。
デヴィッド・バーンは断った、
とか、
デイブ・リー・ロスは行けたらいく、、、、
こなかった。
ケニー・ロジャースは、
デロリアンに乗ってる、
とか、
ジョン・デンバーは、
外で唄ってた、
とか、
ヒューイ・ルイスのパートは、
プリンスが唄う予定だった、
とか、
マイケル・ジャクソンの自宅には飾ってある漢字の掛け軸は、
バブルスが書いた、
とか、
当時さまざまな噂が飛び交っていた。
携帯もネットもない当時は、
雑誌かラジオからの乏しい情報から背びれ尾ひれがついた話題が少なくなかった。
バンドエイドの後の、
大きな話題だった。
WE ARE the world ・・
そして、
ライブエイドの衛星生中継は、
日本のアナウンサー、
キャスターはバンド名を知らない、
中継映像は途切れる、
多くのバンドの演奏も急成だからかガタガタ、
ツェッペリンまで待とう、
司会がジャック・ニコルソンだから我慢しよう、
やっぱり無理があるんじゃないか、
時差含めての二元中継、
観るのをやめようとしていた時、
声とピアノと拳で、
約7万人の観客と世界中のテレビの視聴者を、
ひとつの巨大な波に変えてしまったのは意外にも、、、、
ボヘミアンラプソディに書いてます。
レイス・ミュージック、
カントリー、シンだはずのロック等々
普段は言う事を聞かない猛獣のような人たちが、
アフリカの子どもたちの為に、
世界中の子どもたちの為に、
ひとつになる、
ボブ・ゲルドフのスピーチがいい。
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