「「一瞬一瞬で一生」」BanG Dream! It's MyGO!!!!! 後編 うたう、僕らになれるうた&FILM LIVE Yao Feilungさんの映画レビュー(感想・評価)
「一瞬一瞬で一生」
公開初日に観に行きました。
元はTVアニメ「It's MyGO!!!!!」ですが、初見で観た時は、これはただもんじゃ無いと毎週気になって、終わってみればここ数年の中でえらく感動した作品です。相当にハマった作品で、TV版も再放送で繰り返し観ても各キャラクターがまるで生きているかのような生々しさでなかなか飽きません。その位に好きなので、スコアは冷静に判断出来ず満点「5」で勘弁してください。
自分は「MyGO!!!!!」からのバンドリーマーですが、映画版が単なるTV版の総集編で終わらないところが良いですね。前編と同じく後編もTV版を何度も観たコアな人でも満足出来るような作りになっていました。
2025年1月から放送予定のAve Mujica編については最低限というかTVを見ていないと単なるサブキャラくらいにしか思わないようにしてあります。
神回となるTV版10話ですが、10話に詰め込みすぎでやや駆け足にも感じていた部分に劇場版では新たなシーンを入れて来ましたね。良いですね。
以前のバンド「CRYCHIC」という春は壊れてしまい(壊してしまい)、トラウマを抱えていた「燈」。
新たなメンバーとバンドを再開しようと試みる。しかし、また壊してしまった……。もうバンドなんてやりたくない……。自分は人間じゃ無い。ダンゴムシとして岩の下で隠れ、誰にも見つけて欲しくない。
ああ、しかし「CRYCHIC」から始めたバンドという一瞬一瞬の眩しさと、バンドメンバーとの繋がりの温かさが忘れられない。
まだ間に合うかもしれない。自分に出来る事は、詩に書いて言葉を超えて伝える事。「CRYCHIC」で覚えた歌う(上品に?叫ぶ)事だ。上手く伝えられなかった言葉を詩に書いて1人歌う。迷子のメンバー達に伝わるまで……。
あれ、おかしいな……。もうTVで再放送も含めて10周以上観ているのに、目から涙が……。
主人公の「燈」がどれだけ普通じゃ無い事をやってのけたのか辺りが、上手く追加のシーンや編集する事でTV版の時よりもより分かりやすくなっていた。
ちゃんとサブタイトルに「& FILM LIVE」とありましたね。エンドロールの後は、おまけにしてはなかなか豪華な3曲のライブ。セトリは劇場で確認して貰った方が楽しめると思います。リアルバンドの感じが上手く出ていますね。MyGO!!!!!らしい。
そして、最後にあの曲を持ってきたのは、TV版を何度も観てきた自分からすると感慨深いものがあります。
あと、映画館だと細かな音が聞こえたり、本当にライブしているかのようで楽しめました。
「MyGO!!!!!」とは正反対と言われている「Ave Mujica」も楽しみです。
もしお時間がありましたら立川シネマシティでの鑑賞を強くお勧めします!音響のクオリティが別格です。特にFILM LIVEは鳥肌ものでした!
突然失礼いたしました。