トランスフュージョンのレビュー・感想・評価
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いい映画なのだが、これといった「推し」の部分がない
交通事故で妻を亡くした元狙撃兵の父と、その息子の、絆の物語り。ギャング団からの現金強奪が絡むのだが、アクションは大したことない。
きちんとした映画なのだが、ラストシーンを除いて全体が地味で暗く、これといった「推し」の部分がないのが残念。
ずっと切ない
クライムアクションかと思っていたら父息子のドラマ
1人で息子を育てる元軍人さんの父ライアンを演じるのはサム・ワーシントン
退役後の軍人さんって普通の世の中ではいつも不器用設定と思うくらい今作でもそんな感じ
だから息子との関係もぎこちなく
でも息子を大切に想っているのは伝わってくるんですよね
息子への勇気の話は心に響きました
息子も人間関係を築くのが上手じゃなさそうで孤独感いっぱいな感じ
そんな2人が切ない
そしてライアンの軍隊時代の友達のジョニーもこれまた孤独な人生を送っている模様
ライアンは息子のためにジョニーと一緒に犯罪を…そこまでが長い!
そこからはラストまで短い!
何で急にジョニーが暴れだしたのか私には謎で、ラストに繋げるために無理矢理な展開に思えたりしました
関係を取り戻した父息子の未来に明るさが見えたラストでそこまで重くはならずにすんだけど
とにかく男性3人が哀しく切ないのです
その哀しさを演じるサム・ワーシントンとマット・ネイブル良かったです
サム・ワーシントンの声はほんとステキで、評価がそんなに高くない今作でも私には値打ちもんでした
息子の為なら
正直、オープニングシーンで、ラストシーンが想像出来てしまったので、親子の絆をそこまで細かく説明してくれなくても良いのになぁ~と感じながら観ていました。盛り上がりより、精神面を深堀したかったんでしょうね。
勇気のかたち
交通事故で妻を亡くして8年の元軍人のシンパパが、問題児になってしまった息子の尻を拭う為、汚れ仕事を請け負う話。
戦地での役割とまだママが生きていた幸せな頃から始まって、そして年後、問題児と言ってもヤバいやつとかではないのですね。
クライムアクションという割には哀しい空気感で、アクションとしての見せ場らしい感じもほぼなく、精神的に病み気味のパパの思い出とヤバい友人のヤラカシと…これはこれで面白かったけれど、イマイチ盛り上がりに欠けたかな。
黄金の血
事故で妻を亡くした元軍人の男とその息子の関係を軸に、不器用な登場人物達の生き様を描いた作品。
クライムアクション作品との紹介があるが、アクションよりも人間ドラマが主軸といった印象。
妻を、母を亡くしてから父子の関係は微妙なものになっており、お互い接し方がわからない様子なのが切ない。
そんな中でも父子それぞれに想ってくれる友人の存在に心が救われたり、"よく聞いてくれた"にはジ〜ンとさせられたりもしたが…。
登場人物皆、辛い背景があるとは言えやっていることは凄く悪いし、同情しきれず応援したくなる人物がいないのは残念。
とは言え、こういう生き方しか出来ない男達の哀しさ、虚しさを表しているという意味では、とても良い作品だった。
…あんなことは頼んでいない、っていうのはごもっともですよね。最愛の相棒をせめてもこれ以上の悲しみから救う為、無力な自分への葛藤の末の行動だったとは思いますが。
それは絶対に悪ですからね。
…とは言え、これが無ければ唯一の宝物でさえ…ってのも事実だし。。でもダメだよなぁ…。
…そもそも、どうやって黄金の血だとわかったのか。
そして、16になったら完成すると言ってた創作物はなんだったのかな?
不可も多少あるがまぁ何とかなるかなぁ。
今年182本目(合計1,274本目/今月(2024年5月度)16本目)。
(前の作品 「恋するプリテンダー」→この作品「トランスフュージョン」→次の作品「またヴィンセントは襲われる」)
この映画、上映形態が特殊で(後述)放映されている映画館が極端に都市部では少ないので、投稿も少ないのかな…と。
ストーリー自体はおいやすいタイプだし、いわゆる父子家庭において父親が子供にどこまで干渉できるか、逆に子供はどこまで親から離れるべきか(依存関係を断ち切るべきか)という論点が入ってくるのですが、問題提起型の映画ではないですし、タイトルの「トランスフュージョン」には(=transfusion)には「輸血」の意味と(映画内で輸血の話は出てくる。血液型の適合が何とかという話)、「(人格などの)融合」のふたつの意味があり、どちらを指していっているのかな(あるいは、そのいずれでもない?)…といったところです。
ただ、極端に意味が分からないところはなく(個々には結構ある。パンフ必須?)、まぁ個々まで言わなければ推せるといった作品です(ややわかりにくい点があり、何がネタバレか何かがわかりづらく積極的に感想を書きにくい映画)。
採点に関してはそれでも、人を不愉快にさせる映画ではないのでフルスコアにしています。
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(減点なし/参考/t-joy梅田の放映ラインナップと放映時間)
この点、地理的にtohoシネマズ梅田や大阪ステーションシネマと近かったり、上映権などの問題もあるので理解はできるのですが、なぜかクロックワークス配給の映画と、「AIで多数出てきてディベートをする映画」(タイトル何だっけ)が大阪市内では「ここでのみ」3作品固め打ちで(系列としては、広島のバルト11等と同じタイプ)、うち本作を含め2本は平日には行きにくい時間帯です(21時~だと、帰宅してすぐ寝るような状況)。(「AIがディベートする映画」は19時30分からなので行ける)
もうちょっと社会人が行きやすい時間帯にしてもらえれば…といったところです(なので、来週にならないと「フューチャー・ウォーズ」は行けないものと思います。有休取れば別ですが…)。
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トランスフュージョン 元軍人が妻を失い絶望感と金銭的余裕がなくなり...
トランスフュージョン
元軍人が妻を失い絶望感と金銭的余裕がなくなりどん底に落ちかけていた所昔の仲間に誘われ悪に手を染める。
ストーリーはありがちでクロックワークスがよく配給する様な作品。ニーソン作品とかにありそうなタイプ。
目新しさがない分アクションに期待したがそこも個人的には中途半端に感じ全体的に面白さを見出せなかった。
サムワーシントンはアバターはもちろんだが、個人的には彼のターミネーター役もとても好きだったので今作のアクションに期待したが今作は脚本がイマイチってところか。
話は逸れるがクロックワークスは今月なんでこんなに詰め込んで作品を公開するのだろうか。
個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アイアンクロー 4.7
5 オッペンハイマー 4.7
6 クレオの夏休み(横浜フランス映画祭2024) 4.7
7 コンセント 同意(横浜フランス映画祭2024) 4.7
8 ARGYLLE/アーガイル 4.7
9 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
10 9 恋するプリテンダー 4.5
11 バティモン5 望まれざる者(横浜フランス映画祭2024) 4.5
12 システム・クラッシャー 4.5
13 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
14 愛する時(横浜フランス映画祭2024) 4.5
15 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
16 アクアマン/失われた王国 4.5
17 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
18 マリア 怒りの娘 4.0
19 異人たち 3.7
20 ミツバチと私 3.6
21 ブリックレイヤー 3.5
22 23 猿の惑星/キングダム 3.5
23 ネネスーパースター(原題) Neneh Superstar (横浜フランス映画祭2024) 3.4
24 胸騒ぎ 3.4
25 オーメン:ザ・ファースト 3.4
26 RHEINGOLD ラインゴールド 3.3
27 12日の殺人 3.3
28 インフィニティ・プール 3.3
29 ゴーストバスターズ フローズン・サマー 3.2
30 プリシラ 3.2
31 コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話- 3.2
32 コヴェナント/約束の救出 3.0
33 僕らの世界が交わるまで3.0
34 ゴジラ×コング 新たなる帝国 3.0
35 ブルックリンでオペラを 3.0
36 ストリートダンサー 3.0
37 カラーパープル 2.9
38 弟は僕のヒーロー 2.8
39 RED SHOES レッド・シューズ 2.8
40 画家ボナール ピエールとマルト(横浜フランス映画祭2024) 2.7
41 Vermines(横浜フランス映画祭2024) 2.6
42 関心領域 2.6
43 タイガー 裏切りのスパイ 2.5
44 ジャンプ、ダーリン 2.5
45 またヴィンセントは襲われる 2.4
46 人間の境界 2.4
47 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
48 けもの(仮題)La Bête(横浜フランス映画祭2024) 2.3
49 マダム・ウェブ 2.3
50 落下の解剖学 2.3
51 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
52 哀れなるものたち 2.3
53 殺人鬼の存在証明 2.3
54 エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 2.3
55 ザ・エクスチェンジ 2.2
56 DOGMAN ドッグマン 2.2
57 パスト ライブス/再会 2.2
58 リトル・エッラ 2.2
59 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ 2.2
60 ボーはおそれている 2.2
61 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
62 瞳をとじて 2.2
63 ゴースト・トロピック 2.2
64 葬送のカーネーション 2.2
65 Here ヒア 2.1
66 美しき仕事 4Kレストア版(横浜フランス映画祭2024) 2.0
67 ハンテッド 狩られる夜 2.0
68 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
69 トランスフュージョン 2.0
70 ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ 2.0
71 ゴッドランド GODLAND 2.0
72 キラー・ナマケモノ 1.9
73 ザ・タワー 1.9
74 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
75 マンティコア 怪物 1.9
76 潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断(イタリア映画祭2024) 1.9
77 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
78 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
79 デストラップ 狼狩り 1.6
80 No.10 1.5
81 VESPER/ヴェスパー 1.5
82 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5
番外
ソウルフル・ワールド 5.0
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0
あの夏のルカ 5.0
私ときどきレッサーパンダ 5.0
FLY! フライ! 5.0
犯罪都市 NO WAY OUT 4.5
DUNE デューン 砂の惑星 リバイバル 4.0
バジュランギおじさんと、小さな迷子 リバイバル 2.0
メメント リバイバル 2.0
π〈パイ〉 デジタルリマスター 2.0
貴公子 1.5
ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター版 1.5
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