「まさかデビッド・バーンのスーツで涙」ドリーム・シナリオ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
まさかデビッド・バーンのスーツで涙
ニコラス・ケイジって、色んな作品に出てますよね、最近はヒーロー映画なんかでもちら見できたし・・・という思いは自分だけじゃなかったのかなぁと思っていたのですが、この作品もそういった軽いノリかなと思いながら見に来たんですが、想像以上に笑えて感動的で─何よりもニコラス・ケイジのパフォーマンスが素晴らしすぎます。
映像はアメリカ映画らしいカット割りの多さと、リアルなカメラワークでかなり引き込まれました。
内容も相当おもろかったなぁ。予想通りの展開、そしてそれを遥かに超える物語。
斬新なのに、非常にナチュラル。自由な発想でもって、ショッキングな演出もあり、それでいて笑える─まさに演技と映像、そして発想の結実を感じる作品でした。
現代における思わぬ展開、そしてその理不尽さや、これから起こり得るようなバーチャルとしっかりその危うさまでも感じつつ感動でした。
にしてもあのスーツは本当に・・・笑えたんですが、泣けました。
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