「すごかった」ソウルの春 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すごかった
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全斗煥大統領の記憶があるので軍事テロの側が勝つと薄々予想しながらもそれでもやっぱりあんな嫌な男に負けて欲しくないと思っていたら、やっぱりクーデターがまんまと成功してしまいがっかりする。韓国の人たちあの時代嫌だったろうな。きっちり政権交代が行われる民主選挙が行われるようになって本当によかった。それに比べて日本は民主選挙が行われているはずなのに滅多に政権交代が起こらず腐敗は軍事政権レベルにひどい。今現在、小泉進次郎が80歳まで人々を働かせて年金を渡さないようにしようとしている。ますますひどくなる一方でそれでも人々は自民党に投票し続けるのでどうしようもない。
自国の黒歴史にきっちりとフォーカスしてこのようなすごい映画を作る韓国、すごい。それにしても戦力では圧倒的な正規軍が事なかれ主義でまんまと足元をすくわれる。そもそも全斗煥は地方への異動や降格が嫌だっただけなのにまさかの大統領にまで出世する大逆転のフィーバーぶりでさぞドーパミンがドバドバ出たことだろう。ハゲ散らかしてるし、下衆っぷりが素晴らしかった。
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