「ほぼ実話ベースの終始緊張感のあるストーリー」ソウルの春 ミレニーさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ実話ベースの終始緊張感のあるストーリー
実話となったのは朴正煕暗殺後のソウルの春間に起きた「12.12事件」です。日本の「2.26事件」や終戦直前の「8.15事件」の軍抗争版という感じです。
事前知識が殆ど無い状態で視聴したので、どこまでが実話かは分かりませんでしたが、視聴後に調べてみると事件の大枠はしっかりと実話に沿っていました。
軍の内部抗争を描いた作品のため、登場する人物、部隊、役割等が多く、理解が難しい所もありましたが、関係を理解するのにそれほど時間はかかりませんでした。
終始緊張感のあるストーリーで実話を知らない人にはサスペンスになり、知ってる人にはより詳細なイメージができるなどどちらの人も楽しめる話になっているように感じられました。主人公の俳優が同じこともありますが、「黒金星を追え」が刺さった人は是非見るべきだと思います。
また、映画の評価とは関係ないですが、命令拒否や嫌々で従ってる所から、上層部の政治に利用される現場の将兵が可哀想に思えるところがありました…
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