「現実のシビアさ」ソウルの春 ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
現実のシビアさ
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この映画を見て、私ってアホやなあと思ったこと2点。① チョン・ドゥグァン=チョン・ドゥファン=全斗煥と最後の集合写真で気づいたこと。② ①に繋がるのだが、クーデターは成立しないだろうとどこかで願っていたと言うか思ってしまっていたこと。全斗煥なんだからクーデター相成って軍事独裁政権が続いちゃうに決まってんじゃん。映画を見るときは事前に情報を入れずに行くんだけど、そうすると自分の現実認識の甘さというか、エンタメ脳みたいなものを思い知らされますな。そうそう、一般市民には全く情報が出ないあたりも、歴史解釈の問題でもあるんでしょうが、情報統制の力を感じて空恐ろしかった。/あのザキヤマみたいな人、どっかで見たと思ったら『奈落のマイホーム』の人だ!長塚京三みたいな人も、どこかで見たような気がしたが、それは気のせいみたい。(と思ったら、『アシュラ』じゃん!)
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