「野望と信念の闘い」ソウルの春 iccoさんの映画レビュー(感想・評価)
野望と信念の闘い
めちゃくちゃ面白かった!
描かれているのは、たった数日間なのに、想像もしない展開が目まぐるしく起こるのでまさに固唾を呑んで鑑賞。
元々厳しく統率されている軍の中という狭い範囲内で、司令塔がおかしくなるとこんな簡単に大混乱に陥る恐怖を味わった。
信念を曲げずに国を守ろうとするイ・テシンは、チョン・ウソン氏が演じるのでまたヒーロー度が増す。
韓国の軍事政権時代について全く知識がなかったのだけど、権力が軍事力とセットだと即命の奪い合いになって話し合いにならなんのだなと思った。
アフタートークで歴代大統領がノ・ムヒョン大統領までは軍の息がかかっていたというのをザーッと先生がおさらいしてくださったのだけど。
ものすごい最近までそんな感じだったなんて何一つ知らなかった!
韓国といえばエンタメ文化だけど、それも軍政府の時代には規制が厳しく今ほどの広がりはなかったとのこと。
話が短い間に目まぐるしく二転三転するので10分でもトイレに行けない感じなので、ご注意ください。
歴史のお勉強しなおしてからもう一度観たい。
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