「不謹慎ですがおもしろかった」ランサム 非公式作戦 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
不謹慎ですがおもしろかった
やっぱり中東には行きたくないな。行けないか、ほっ。
あの外務省?の職員たちが廊下にズラーッと並び
給料差し出しの同意書を束ねて同僚を助けて欲しいと
陳情するシーン、
働く者にとって生き死にに関わる切実な問題である。
だのに何だ韓国は、払い汚い。
民間人が自分たちの意思で行ったのと訳が違う。
正義感溢れる事務官イ•ミンジョン(ハ•ジョンウ)が
同僚の書記官を救い出すべく志願しベイルートに向かう。
カーター、ハンスという人たちを間に入れて交渉の方法や金の受け渡し方も教えてもらい単身向かうことに。
空港警備隊武装の一人から絵の代わりに金を受け取るが、また同じ武装隊から追い回される。なぜか?
心細くやっとの思いで乗り込んだタクシーには同郷人。
タクシードライバーのキム•パンス(チュ•ジフン)。
現地に詳しく頼もしく思っていたらとんでもないことに。
恋人に諭されて金を返しに来たパンスと共に。
ギャングに追いかけられオ書記官をおぶってビルとビルに
橋渡した梯子を一気に駆け抜けるシーン、
直後追って来たギャングたちとの死闘。
スリル満載。
パンスのタクシーで何台ものギャングの車に追われながら
狭い路地をミラーやドアをぶつけまくり段々も走りまくる
カーアクション🚗必見‼️
とうとう家の壁から抜けなくなったかと思ったら、
バック急発進してギャングを蹴散らす、ナイス‼️
ギャングの車が通れずやっと広場に抜け出したら、
またまた数台💦追いかけて来る。
車の間を抜け上手い具合にギャングの車がハンドル切りきれず横転したりぶつかったりして自滅。
ここも迫力満点。
あわやというところで救援の手に助けられ空港✈️まで。
2人分の席しか無いと、イ•ミンジョンはパンスに譲る。
そして自分はというと空港警備隊に捕まり1ヶ月。
いろいろな手を尽くしてカーターが迎えに来てくれた。
無事韓国の地に、時は🇰🇷ソウルオリンピック真っ只中。
ファンジョンミンの『極限境界線』より救援相手やギャングなど当地の人たちとの関わりがリアルだった。