「ハ・ジョンウとチュ・ジフンの掛け合いの面白さ」ランサム 非公式作戦 A子さんの映画レビュー(感想・評価)
ハ・ジョンウとチュ・ジフンの掛け合いの面白さ
ソウルの春から10年近く経ち、全斗煥政権の終わりが近づく1987年。レバノンで拉致された書記官の生存が判明、非公式に救出へと向かう外交官と巻き込まれた現地韓国人。現地に都合よく韓国人がいるはずないと救出作戦自体はフィクション味が強いのでエンタメとして見れた。
ただ、そこに実話を織り交ぜてリアリティを加え、観客の胸を熱くするドラマの描き方は上手い。とはいえ、90年のソマリア内戦における脱出劇を描いた『モガディシュ』に似ている上に同作の方がエンタメとしてのクオリティは高い。
コメントする