「評価は低いようだけど、とても面白かった。制作サイドから見たらきっと僕はチョロい客である (^^)。ナーイス。」THE MOON マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
評価は低いようだけど、とても面白かった。制作サイドから見たらきっと僕はチョロい客である (^^)。ナーイス。
一番よく行く地元の映画館は客が少ない。特に夜は少ない。だけど公開初日の金曜日とはいえ、話題作でもなく夜8時始まりの回なのに客が多かった。上映終了後に明るくなって客層を見たら女性が多かった。後で調べたらKーPOPアイドルの人が主演だった。
途中から、もしかしたら主人公は結局助からないんじゃないかと思って、かなりハラハラドキドキしながら見てた。だけど、もしKーPOPアイドルの人がが主演だと事前に知ってたら、僕はそこまでハラハラドキドキしなかったかもしれない。映画の種類にもよるが、今回の映画ならKーPOPアイドルの主人公は絶対に死なないと思って見てたと思う。アイドルが主人公でも助からない事があると思うけど、確率はかなり下がる気がする。
映画は危機一髪のてんこ盛りだ。もうこれで一安心と思うと危機におちいる。もうコイツは、よほど日頃の行いが良くないか、大殺界の年回りなんじゃないかと思うぐらいトントン拍子で危機におちいる。
予告編で宇宙船や主人公が吹き飛ばされたりゴロゴロ転がっていたが、本編でも何回もゴロッゴロ転がされたり叩きつけられたりしていた。どう考えても5、6回は死んでるが、主人公なので手の骨を折るだけで済む。有り得ん。でも主人公だからOK (^^)
月の裏側のクレーターでの発射失敗を見たときには、この映画は結局主人公が死んでしまう悲しい映画なのかもしれないとマジで思ったヨ。まあ、そう思ったのも主演がKーPOPアイドルだと知らなかったからだけど。
しかし、この難局を乗り越えた辺りから、僕はコイツは煮ても焼いてもゼッタイ死なないと思い始めた。にもかかわらず宇宙船から飛び降りて月へ落下してく場面では、有り得んが絶対にほぼ無傷で助かるはずだと思いながらも手に汗握ったぜい。やっぱしチョロいぜオレ。
もちろん、前回の事故の真相のドラマ部分も、おお、そんなことが有ったのかと感動したぜい。
(終わり)