シモキタブレイザーのレビュー・感想・評価

最初は、サクッと見れるポップな作品かと思いきや、後半になるにつれてどんどん引き込まれる厚みのあるストーリー。
言葉通り踏んだり蹴ったりの大乱闘に、しっかりと魅せるカーチェイスは、見応えありです。

下北沢が舞台で、「あ、この看板見たことある」「そうそう、この道を通るとあそこに出るんだよね」と思えてリアリティや親近感が湧きました。その他の渋谷や新宿も自分にとっては馴染みがあるところで、なおさらそう感じました！

ハラハラシーンもありつつ、「そうはならんやろ！」と面白がりながら見れるのも丁度いい。
各キャラクターの生い立ちなどが深く描かれていない分、想像が膨らんで楽しめました。

個人的には後半の「これもちがうじゃん！(；´Д｀)」がお気に入り笑

Twitterで見かけましたが、登場した車（左ハンドルだったから海外のやつっぽい）が下北沢に期間限定で展示されてるらしいです。機会があったら観に行きます。

ブービーの演技も本格的？で、主演犬優賞あげたいっ
客層は平日夜で男性客が多かったですね。

金に困り闇バイトに手を出すKENとそれに付き合う仲間のSMOKYの話。

KENの愛犬ブービー、体調不良で病院へ連れて行くと腫瘍が見つかり…、高額の手術代で闇バイトに手を出す事に、その闇バイトである宝石店に強盗に入り宝石と壁に飾られたレコードを手を出してしまった事で…。

冒頭の年代事に違う若者達に流行った事や悪い事的な入りから何か懐かしい。

役者陣はほとんど初見の方ばかりだし、演技も正直かなり微妙な感じではあったけど、ストーリーは嫌いじゃない、上映時間も約９０分と短めでちょい時間潰しには程よくていい、個人的には安っぽさを感じてしまったものの飽きずに楽しめました。

あっ後、1人貸しきり鑑賞で得した気分(笑)