「派手な音にハイコントラスト」SALAAR サラール SHさんの映画レビュー(感想・評価)
派手な音にハイコントラスト
派手で質が高くてシンプル─超長いけど・・・と勝手で偏見が過ぎるインド映画へのイメージがあるんですけど、それより、複雑で質がちょっと・・・といった作品かなー
色んな時代、色んな人物、色んな設定がありすぎて、ついていけませんでした。あまりの情報量の多さで、見ている側はおろか作り手すら収拾がつかなくなっているような印象で、もうやめた!っていう感じで終わったような印象で、正直ええー!ってな感じでした。
派手なアクションは笑っちゃうぐらいの演出でそれだけでも楽しめました。でも、合間に挟み込まれる歴史的な回想はかなり手を抜いていたような・・・ポスプロ的なものでごまかそうとしていても、ロケーション自体がどこ?というところ丸出しって感じで、なかなかヤバかったです。
我慢我慢、そしてキレたー!ボコるボコる、対立、恐怖、そういったものを無理クリ設定しようとするものがありありと見えて単純なんですが、話は分かりません。単純な演出を難しい設定で相殺しようとしているようにしか見えなかったです。
とはいえそれなりに楽しめるような・・・といっても長いんで、それだけでもよほどの内容じゃないと、やっぱきっついなー
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