COUNT ME IN 魂のリズムのレビュー・感想・評価
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予告編はよかったけれど。
ドラムを叩くことの楽しさを伝える映画。
多くの一流ドラマーたちが、どのようにドラムに魅せられてきたのか、インタヴューに応える一方、ジーン・クルーパに始まる歴史的なドラマーたちの映像が流れる。ジャズ、R&B、Rock ‘n’ Roll、Rock、Progressive Rock、Punk、レゲエの影響などなど、とりわけ良かったのは、自分の好みだから仕方がないが、ジンジャー・ベイカー。彼こそ心が震えるような魂のドラムを叩くドラマーだった。ジャック・ブルース、エリック・クラプトンとのクリームの頃を思い出した。
ただし、この映画はエレクトリック・ドラムが出てきてからは、どうかなという感じ。リズムだけが要求されるなら、電気的な信号だけで十分なのかもしれない。それを考えると、ブームとしては良かった面もあるけど、テクノポップの功罪に思い至る。
その後、パワフルなドラムに移って、若手のドラマーたちとの共演場面も出てくる。驚いたことに、女性ドラマーたちも、男性ドラマーに全く引けを取らないプレーを披露する。それはそれで素晴らしい。だけど、ちょっと待てよ。女性たちは、体格からして、男性ほどの筋力はないはず。リズムにおいては同等だけど。それじゃあ、男性のドラムが、以前ほどではないってこと?さらに気になったのは、アリーナでのパワープレーが彼らの主な関心らしいこと。自分のドラムで、10万人を熱狂させたいとか言っていた。もともとアリーナでは、プレーヤーは遠くに点のように見えるだけ。それは、私たちが、後楽園球場でEL&Pやサイモンとガーファンクルを見た時から、変わっていない。
やはり、音楽は演奏会場で、演奏者と聴衆の相互交流があって、はじめて成立するものと信じたい。この映画でも、最初はどのドラマーもそう言っていたけど。
往年の人気ドラマーが熱く語ります
楽器経験皆無、出てくるドラマーもグループは分かるが一人も知らない(汗)
多数出てくるドラマーが己の誇りと憧れのドラマーへの想いを熱く語るのがメインなので、派手な音楽シーンはないし、やや自己陶酔感もあるが、それでも何かを成し遂げた人のセリフに響くものがあり、聞き入ってしまう
バンド経験や往時(30〜50年前メイン)のロックシーンが分かっていると、もっと感じる所あるだろう、異色ドキュメンタリーでした
ボーカリストやギタリストと比較して注目されることの少ないドラマーを、テクニックと個性をわかりやすく解説している。
とは言え、飲み屋での音楽談義の延長的な「それぞれの思い入れ」だけで進行している感があり取り上げるドラマーに偏りもあり少々消化不良ではあるが、古い映像を見るだけでも価値がある。もう少し冷静で体系的な方向でもよかったのでは?
やっぱジョン・ボーナム最高!
リンゴ・スターがバック・ビートをきちんと刻むとかチャーリー・ワッツが「スウィート・スポット」を叩くとかジンジャー・ベイカーのコンピングがまさにジャズで喋ると訛りが酷いとかを確認できて嬉しい。
軽音経験者なら胸アツだろうな。
欲をいえばカーマイン・アピスとコージー・パウエルを登場させてほしかった。
きっかけと憧れと
ベースやドラムはバンドで皆ギターを演りたがってジャンケンやクジで負けたからというのをよく聞く 今回はその一見地味〜なリズム系ドラマーのドキュメンタリー
もうチャド・スミスとスチュアート・コープランドが出てきた時点で☆5なのですが
流石に細いテクは分からず、当然だけどインタビューが多くてドラミング3割ぐらいだったので...女性のドラマー多いのには驚きました レニクラのAre you gonna go my wayのPVのクールなドラマーさんサンタナの奥様だったのですね 名ドラマーは沢山いますが、どうやら変革をもたらしたドラマーさん中心だったようです あれれフィル・コリンズとコージー・パウエルは?とは思ったけど、ドラマーがしっかりしているバンドは成功するのだ!!名言である
ドラムに特化した“楽器的”ドキュメンタリー
楽器のドラムの魅力に憑りつかれた名ドラマーたちが、自身の遍歴について、そしてドラムが彼らにとって何を意味するのかを語っていくという、画期的ならぬ“楽器的”ドキュメンタリー。
「叩く」事でリズムを刻めるシンプルな楽器。でもその奥は深い。「ドラムに出会って人生の鎧を得た気分だったよ」と故テイラー・ホーキンスの言葉に代表されるように、ドラムによって人生が変わったドラマー達。
ドラムの鼓動は心臓の鼓動と同化するのだ。
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