貴公子のレビュー・感想・評価
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変な話!変な映画!
日本版予告は随分ハードボイルドな雰囲気で売ってますが、いやぁー、もう全然。すっごいふざけてる、斬新で変テコなシナリオ。オリジナリティ炸裂してます。
“貴公子”は笑顔が素敵で、走ればT-1000バリの背筋の伸びっぷり。スーパーヒーロー着地もしっかり決めて。違う意味で「誰なんだお前は」な感じ。
ハードボイルドな雰囲気は早々に退散して、ヘンテコドタバタアクション。しっかしアクション自体は超本格派。楽しいっすね。最高ですよ。
予告では「韓国産ノワールの新たな傑作」なんて謳ってますが、これはノワールなのかなw まぁノワールっちゃあノワールか。「新しい」という観点は間違いないです。
「天使か?悪魔か?」なんて聞かれましても、んーどっちでもないと思う。けど最高です。という感じで。
主人公、ずっと走ってハァハァしてたな。
すっごいよくできてるのに、結論すっごいくだらないシナリオ。こういうのが至高ですわなー。
キム・ソンホ、超ラブリー。
お茶目な「プロ」の殺し屋に癒される緩いノワール
確かにノワールなんですが、貴公子の特有のスマイルとおとぼけ具合が絶妙で、何故か癒しキャラとして成立してしまってるんですよね。
ストーリー展開も序盤から一癖二癖もあり、若干は見ていて混乱しますが、終わってみればシンプルなもの。カーチェイスやアクションも派手さはないが一風変わったテイストで、本作特有の味を感じさせます。
ツッコミどころはかなりありますが、テンポよく強引に進めていくため、むしろ「おいおいw」と思いながら、楽しんで見れます。
かなり面白かった。シリーズ化希望です!!
貴公子の強さと笑顔が素敵
フィリピンで母と暮らすコピノの青年マルコは貧しくて病気の母の治療のため、地下組織のボクシングで金を稼いでいた。ある日、マルコは一度も会ったことのない韓国人の父が自分を捜していると聞き、母の手術代を出してもらおうと、韓国へ向かった。韓国に向かう飛行機の中で、不気味な笑顔の男・貴公子と出会い、韓国に着いてから、マルコを父のもとに連れて行ってくれていた周りの人達は貴公子に皆殺しにされた。恐怖を感じて逃げ出したが、いくら逃げても追いつかれ、更にフィリピンで出会った謎の女とも韓国で再会し、誰が味方かわからず・・・さてどうなる、という話。
なぜ、大金を払って今頃になって我が子をフィリピンから韓国まで連れて帰ろうとしてるのか、謎解きのストーリーで面白かった。
そして、誰がマルコの敵で誰が味方なのか、なかなかわからず、兄派と妹派(後妻派)の争いに貴公子はどっちでも無さそうだし、関係がわかるまでのミステリー性も良かった。
銃撃戦も緊迫感あったし、マセラッティ、アストンマーティン、ベンツなど高級セダンによるカーアクションも迫力あった。
不死身で強くて笑顔の素敵なイケメン貴公子役のキム・ソンホがカッコよかった。
妹役のチョン・ラエルや謎の女役のコ・アラも可愛かった。
The witch 魔女のパク・フンジョン監督作品は今後も注目したい。
サイコパス殺し屋なのか?
スマイル殺し屋と遺産目当ての銭の亡者との戦いが楽しい
この手の娯楽アクションを作らせたらいまの韓国映画には叶いません。
ストーリーは手慣れた、しかしうまいプロットで、伏線をしっかり張ってそれを回収し、なおかつそれをひっくり返します。高級車を使ったカーアクションも、キレのいい近接格闘シーンも文句なし。 ただ「貴公子」ってタイトルは二重の意味で作品の本質から外れてるよね。なんとかならんかったか。
なお本作はアクションだけではなく、コピノと呼ばれる韓国人がフィリピン人の現地妻につくらせた子供たちの差別、貧困問題にも触れて単なるアクションムービーに終わらせてはいない。
主人公のコピノの青年につきまとう、自称「プロの殺し屋」は青年がターゲットでないのはすぐ判るが、背後関係(依頼主)が読めません。 キザったらしくニヤニヤしながら相手を殺戮していくサイコパスっぽいキャラクターはなかなかのもの(実はこれもドンデン返しがあるんだけど) 悪役はどいつもこいつも遺産目当てのゲスな輩ばかりで、スマイル殺し屋さんの活躍は痛快です。ついでに最後に残ったあいつも始末してほしかったけど。
続編作れそうな終わり方してたけど期待できるかな?
ところでコピノ以外に、日本人が現地につくった子供も存在していてジャピーノと呼ばれているそうです。
ストローで飲む瓶コーラ
見たら必ずぶち決まる、最高のクライムエンターテインメント爆誕ッ!!!!!
「THE WITCH 魔女」の監督・制作陣てことで見る前からオモロいのが確定していたんだけど、ここまで見たいものを全て叶えてくれる映画とは完全に想定外。。。スロースタートだからこそ感情の起伏が激しくて楽しいし、後半のハイテンションアクションに釘付けに。
韓国映画全般、特にこの監督と制作陣はキャラクター設定が上手すぎる。マジモンのヤバいやつなのに、登場すると何故かテンション上がっちゃう。貴公子は韓国映画の歴史に残る神キャラだろうし、個人的には今年公開された全作品の登場人物の中で群を抜いて好き。最凶の天敵は雨に濡れることって、マジおもれぇ笑笑笑 大事な靴なのに、見栄張っちゃって履いてくるのも可愛い😆
貴公子の手のひらに転がされるばかり。一体全体、何が起こっているんだ!?!?北村匠海似の素朴な主人公は見ているあなたの生き写し。自分自身が映画の主人公になったかのように、とんでもないスリルを感じることが出来る。トム・クルーズばりの美しい走り方で獲物を絶対に逃さない、まさに"プロ"の所業には興奮が収まらない。
単純なストーリーなのに、味付け・盛り付け次第で何度食べても美味しいものに仕上がっている。もう、これだから映画はやめられない。ラストの怒涛の展開にも笑いが止まらない😁 いいぞ、もっとやれ!
てか、今年の韓国映画のホームラン数が恐ろしい。打てば大当たりの無双状態...とりあえずもう1回見に行こっと。
最後まで謎めいた貴公子!
貴公子の狂気のキャラクターが魅力!
貴公子というタイトルと韓国ノワールということに興味がわき鑑賞してきました。
貴公子役のキム・ソンホが良い。非情な殺し屋でありながらナルシストで笑顔をふりまき、コーラをストローで飲む。この狂気のキャラクターがこの映画の最大の魅力といっても過言ではないだろう。
劇中でコピノという聞きなれない言葉がでてくるが、韓国人の父親とフィリピン人の母親を持つハーフの子という意味なので、これから鑑賞される方はご参考に。
カーアクション、ガンアクションとなかなかの見せ場があり退屈せずに楽しめました。
フィリピンで暮らすコピノであるマルコが騙されて韓国へ連れていかれ、陰謀に巻き込まれて危うく命を落としそうになるのだが、その理由が・・・。恐ろしい~。よくそんなこと考えるなと戦慄が走りました。
まあ、敵にするとこれ程恐ろしい男はいないのだが、結果的に味方(?)となり、ラストも意外と爽やかで貴公子の面目躍如といったところか。
アジア1の美男子"キム・ソンホさん"を拝む為のアイドル動画です。
圧倒的に強い貴公子のアクションに見惚れる
殺人無双痛快あとでちょっとうしろめたさ
間違いなく楽しめる韓流王道痛快バイオレンスアクションノワールでちょっと血の量多め。「天使か、悪魔かー」という惹句のとおり主人公のキム・ソンホはきれいな甘いマスクに狂気を秘めたプロの殺人マシーンでこのキャラはありそうでなかったというか観客は「いいもん」として見ているのだが途中ちょっと不安にもなりあまりにも簡単に殺しまくるし殺り方も結構えげつなくて正義対悪という構図に落ち着くことは決して無い。テーマがほんの少し社会派で「コピノ」(韓国男性とフィリピン女性の間に生まれ、その多くは捨てられた2世のことらしい)が父親に会うため韓国へ行くというお話。エンディングの感じではどうやらシリーズ化されるようで次も間違いなく観てしまうであろう。
韓国ノワールではなくアクションコメディとして楽しんだ
殺し屋が出てきて人がたくさん死ぬ韓国映画って、少し期待してしまう。実際名作も多いし。本作は殺し屋(っぽい男)がたくさんの人を殺す。この男が貴公子なんだろうけど、その説明が何もなされない。プロとか専門家といいつつ、なんのプロなのかも説明されない。
淡々と人を殺しながらも、靴が汚れたり車が傷つくことを嫌がる姿はキャラとして悪くない。このキム・ソンホという俳優が好きな人ならばたまらないはず。彼のことを全然知らなくて、好きだと思っていなかった自分でさえちょっとカッコいいなと思ってしまったくらいだから。
でも、プロという割に意外とツメは甘い。それが愛嬌につながっているとも言えるけど。後半はマルコとのやりとりがちょっと笑えたりするのもいい。韓国ノワールってジャンル分けウソじゃん!
だから後半の意外な展開で、ツメの甘さも理由があった。その理由とは関係なくツメが甘い可能性もあるけど。前半の得体のしれない殺し屋に追われる話よりも、後半のコメディテイストも少し入ったアクション映画として楽しんだ。
そしてやはり貴公子の説明はなかった。もしかしてシリーズ化して続編で明かされるのか?
アクションはさすが
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