「殺人無双痛快あとでちょっとうしろめたさ」貴公子 たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
殺人無双痛快あとでちょっとうしろめたさ
間違いなく楽しめる韓流王道痛快バイオレンスアクションノワールでちょっと血の量多め。「天使か、悪魔かー」という惹句のとおり主人公のキム・ソンホはきれいな甘いマスクに狂気を秘めたプロの殺人マシーンでこのキャラはありそうでなかったというか観客は「いいもん」として見ているのだが途中ちょっと不安にもなりあまりにも簡単に殺しまくるし殺り方も結構えげつなくて正義対悪という構図に落ち着くことは決して無い。テーマがほんの少し社会派で「コピノ」(韓国男性とフィリピン女性の間に生まれ、その多くは捨てられた2世のことらしい)が父親に会うため韓国へ行くというお話。エンディングの感じではどうやらシリーズ化されるようで次も間違いなく観てしまうであろう。
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