貴公子のレビュー・感想・評価

あの謎の男が「貴公子」で主人公だったわけか。
冷酷な一面もあるが、スマートでかっこいい。
敵か味方かも分からない状況での攻防は緊迫感たっぷりだった。

タイトルとジャケからの印象に惑わされた❗️
コピノという言葉も初めて知った。
途中まで何が何やら誰が誰やらで先がわからなかったが、
医師たちの登場で大体わかって来た。
わざわざ父の隠し子を探し出し命いくばくも無い父親に
会わせてあげようというステキ💓なお話💓かと
思っていたのに••••••🥹
あのオシャレなお姉さんもなぁ〜😂
マルコ喜んでいただろうに🫥
まさかの事実判明。
病気でベッドに寝たきりの父親、　ハァ〜❗️
探し求めてくれた兄、　ガクッ❗️
可愛い筈の妹💓　　何でこんなヤツに。
この兄妹、やはり似てたわ。
揃いも揃って、👄を開けば　“貧乏人” “貧乏人”と。
財産凄いらしいが、最低過ぎる人たち。

“貴公子”さんが崇高な人物に見えて来た不思議さ。
出て行く時額に銃口突きつけられた瞬間からの
凄まじいアクション、見応えありました👏
端正なお顔が血みどろに汚れてしまったけれども。

もともとマルコを推薦もしていたので、
責任も感じていたのかな。
めでたしめでたし回収できましたし、
コピノたちの為に、と。　　印象、爆上がり❣️

マルコはお母さんを入院させられて安心できて
あの怖すぎる体験、よく生き延びれた❗️
“貴公子”のおかげ❗️

全く知らなくて自分には関係ないかもしれないが、
🌍の闇をまた知らされたよう。
子供は親を選べない。

ってタイプの映画。

中盤までは良かったんだけど
終盤は狭い範囲でわちゃわちゃして終わってしまいました。
なんかすごい豪華な物件だから、もっと色々暴れて欲しかった。

1000万ドルって、十分大金なんだけど
貴公子の強者感と財団の規模に対して、なんだか少なく感じてしまう。
貴公子のバックボーン的なものが描かれてないのは意図的だとしても、
あのエピローグだけでは物足りない。

魅力的なキャラではあるので、シリーズ化して徐々に貴公子の過去や正体が明かされていくようなエピソードがあればいいのだが。
今作だけではドラマの冒頭1〜2話だけで終わったという感じ。

　施設で育ってが賭けボクシングで糊口をしのぎながら父親捜しを続けていたところ、謎の微笑美青年が接近してきて以降、思わぬ運命に翻弄されるお話です。あれよあれよという間の息もつかせぬ展開は今や韓国映画の王道です。

　パク・フンジョン監督の名を知らしめた『The Witch』でもそうだったのですが、「これ一体何？」と言う一見無関係に見えるストーリーを複数独立に走らせて最後に一挙にそれらが撚り合わさって「タネ明かし」と言う展開は本作でも踏襲しています。でも、途中でもう少し秘密を小出しにしながら宙吊り状態（サスペンス）で振り回してくれたらもっと身悶えできるんだけどなぁ。「これ何？」が終盤まで殆ど解決されないままだと、途中で疲れてしまいます。でも、やはり韓国映画の切れ味は健在。

なんとなく私の中の「貴公子」というものへのイメージとマッチして良かった。ピンチをピンチと思わない余裕?良い意味での鈍感さ?と絶えない笑み😀

あと「(スマホの)画面暗くなってるだろ」とかの、物語が進行していく上で特に必要ないディティールが適度にあるのがめちゃめちゃ良かった。ありすぎると冗長さに萎えるしなさすぎるとフィクションすぎて萎えるしだけど、この映画はめちゃめちゃちょうど良いテンポだった。

サイコパスの極み。
この映画は、おもしろい。
結局、いかれた人間が一番おもしろい。

楽しめた☺️

コピノって初めて聞きました。
韓国男性がフィリッピン女性に生ませて、置き去りにした子供のこと。
多くは貧困に喘いでるとのこと。
コピノと言う社会的背景と、韓国実父の心臓移植を結びつけた
脚本が新鮮です。
ただし息子の心臓を移植することは、息子の死を意味するから、
とても残酷。
父親には血も涙もない。

韓国人財閥の会長が、心臓移植のドナーとして、
血のつながった息子を探し出す。
そして迎えに兄が行き、移植は行われる寸前、
この映画の主役・貴公子ことキム・ソンホ。
心臓を狙われるコピノのボクサー・マルコ（カン・テジュ)の、
味方なのか？はたまた敵なのか？
貴公子は美しい悪魔か？
美しい天使なのか？
キム・ソンホが魅力的です。
貴公子の正体が、謎（？)という脚本が上手い。
貴公子のキム・ソンホも人を喰った厚顔無恥なキャラクターで、
本気でマルコを追っかけ回すアクション場面もパルクールみたいで
楽しい。
併せてカーアクションに銃撃戦も迫力がある。
出てくる男（義兄)から医師から用心棒から、
腹違いの妹まで欲のたかった屑ばかり。

でもラストに向かい、良い話に変わるのです。
貴公子の難病とかの設定とか、人を喰っていて、
ラストは笑ってハートウォーミングに終わる。
社会問題を背景に肩の凝らないエンタメ作品に仕上げているの
はさすがです。
なかなか技アリの韓国サスペンスでした。

だんだん話が進むにつれて、
引き込まれました。

最後のオチも良かった☆彡
バンス購入しました！！

韓国には(フィリピンにはか？)
コピノ問題なんてのが
あるんだね、知らなかったよ

それを韓国映画が扱ったってのも
興味深い

主人公がただひたすらに巻き込まれただけで
凄腕ボクサー設定なのに最後まで活躍らしい活躍しないのは気になったかな

新たな韓国アクションスター誕生。
コミカルの中に狂気宿る演技サイコーです。アクションもキレッキレ、物語ともに面白い。
また題名で損してる気がする。

フィリピンと韓国のハーフの子とをそう呼ぶのを初めて知った。そして、残された親子の遭遇も。そんな哀しさや残酷さを吹き飛ばす残酷さ！韓国版キングスマンと言っても過言ではない痛快な感じ。キングスマンばりにシリーズ化すれば、ヒットするんじゃない？少なくとも私は見に行くよ。

韓流映画を初めてみました
ターミネーターを彷彿される展開から徐々に謎が明らかに。。。
この題材を韓国で取り上げたというところにも少なからず驚きました
韓流も今後は見ていきたいと思いました

フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコは、韓国人の父の行方を知らない。そんなある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友達チング”と呼ぶ謎の男“貴公子”。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく…（公式サイトより）。

韓国ノワールの金字塔として名高い「新しき世界」のパク・フンジョン監督最新作。わけが分からない騒動に巻き込まれるマルコの視点で描かれ、ずっと「え？なに？この人は敵？味方？」という不安が物語を支配する。

韓国ノワールならではのカーチェイスがメルセデスやマセラティなど超高級車だらけで痺れるし（兄一味はベントレーかロールスロイスだと思ったが特定できなかった）、鉈や斧など、刃物系の接近殺戮合戦に加え、比較的銃撃戦のシーンが多かったり、凄惨なシーンが少なかったりするあたりに、新しい韓国ノワールの息吹を感じさせて○。

貴公子のユーモラスな言動と美しい笑顔が狂気じみていて怖いし、マルコが1980倍のオーディションで選ばれた新人というのも素敵（よって、そんなに科白がないのね）だし、サングラスで紫煙を燻らせマセラティを自在に操る美しい女優さんはコ・アラという名前なのね。

結局ギリギリの鑑賞になってしまったが、予告編の時から楽しみだった一本。してやられた。コメディなのかシリアスなのかわからないままに連れ去られて、ラスト20分で本編が展開される感じ。そんな作りなので、途中でゲップしちゃう方もいらっしゃるかもですが、触ってしまったならば最後までイクのが吉でございます。普段は一本完結派ですが、これは続編あっても良いなぁ。マルコが"プロ"になっていくバディものな感じでおねしゃす。

そーゆことネッ
そーゆぅキャラ設定ね
面白かったです。。

続編あったら観るかも、

最後のストーリー展開はなるほどねー。
キムスンホとキムガンウ以外のキャラが弱かったかな。

期待を裏切らない韓国映画。ツッコミどころ満載ながら、もう楽しんだもの勝ちの１作。
韓国ドラマを見慣れている人ならお馴染みの設定が出てきて、何となく予想できる展開。最後はほろりとし、ラストのタイトルロールでひと安心できるから、席を立たないでいよう。