フォールガイのレビュー・感想・評価
全378件中、321~340件目を表示
映画館へ行こう👍
「この夏最高のアクションエンターテインメント」
なんてキャッチフレーズがピッタリの痛快傑作。
スタントマン出身の監督が不死身のスタントマンを主役にした映画だからVFXなんてナシ。生身のアクションシーン怒涛の爆盛り。うゎマジか!の連続でとにかくめちゃめちゃ面白い(映画好きの人なら小ネタ満載でさらに面白いです)
途中中だるみの部分もあるっちゃあるしそもそもストーリーを追う映画ではないのでそこは気にしない(笑)細かいこと言ってたら人生楽しめません。
特に後半の悪党退治は爽快感MAX。はしゃぎまくるエミリーブラントが可愛いくて最高。ライアンゴズリングやったね!そして最後はジェイソンモモア(爆笑)
てかライアンのスタントの人も当然いるわけでもうみんな最高です。オスカーにスタント部門を!
コレは配信なんかで見ちゃダメ 映画館へ行こう!
映画万歳👍
往年のスタントアクションへのリスペクトが溢れる
全編とおしてスタントマンへのオマージュ溢れるアクション・ラブコメだ。
まず、「アクション」の部分に注目すると、スタントマン出身の監督だけあって、高所落下に始まり、横転・ジャンプ・爆発炎上がコンボされたカーアクション、火だるま+爆風吹っ飛び、1対1または1対複数でのファイト…と盛りだくさん。CGや画像生成AIの加工処理をなるべく控え、生身のスタントアクション一本にこだわった監督の心意気が伝わってくる。
本作同様、スタントマン出身の監督が手がけた近作というと、『ジョン・ウィック』『タイラー・レイク』の両シリーズが真っ先に思い浮かぶ。これらのシリーズでは、時に「痛み」すら感じさせるほどリアルな肉弾戦やエッジのたったガン・アクションが大きな見どころだった。
一方、同じ“体当たり”アクションでも、本作の場合はちょっと違う。70/80年代にハリウッドやゴールデン・ハーベストが量産したアクションもので見られた大仕掛けなカースタントだとか、80年代のテレビドラマ『マイアミバイス』に出てきたようなボートチェイス、あるいは2000年代に入って『キル・ビル』二部作が見せた殺陣だとか、そんな往年の「スタントアクションの軌跡」に対するリスペクトがじんわり感じられるのだ。
ただし…。
ストーリー展開が緩くて、アクションシーンを呼び込むための「口実」にしか思えないこともたびたびある。そのせいか、次々と繰りだされるアクションの難易度が高ければ高いほど、迫真のスタントに“過剰に”意識が向かう。頭の片隅で「この高度なアクションシーンは、凄腕スタントマン役のライアン・ゴズリング当人が演じてるのか、それともスタントダブルが代演してるのか?」と戸惑ってしまう(ややこしくてスミマセン)。
ストーリー上、大前提たる「全部ライゴズ本人がやってます」の幻想が揺らいで、「危険なスタントを見事にキメてるな、誰かわからんけど」と、まるで「筋肉番付」を眺めているかのようなキモチに何度も囚われてしまうのだ(ちなみに、エンドロールで映し出される画像から、実際4人の「ライアン・ゴズリング」がいたことがわかる)。
次に、本作の「ラブコメ」部分に着目すると、『砂漠でサーモン・フィッシング』でさえ優しいキモチで受け入れたほど(?)エミリー・ブラントが大好きなこともあり、本作も期待していた……のだが、先に言及したとおりストーリーがゆるゆるで上手く転がっていかない。彼女とゴズリングのやりとりがまどろっこしい。またブラントが、少し鼻にかかったようなカワイイ子っぽい喋り方するのもちょっと気に障った(笑)
しかしカラオケ・シーンで、映画『カリブの熱い夜』の主題歌を『アニー・ホール』のダイアン・キートンばりにヘタウマ熱唱するブラントは、じつにいい。ついでにフィル・コリンズの曲もじつにいい(念のため補足すると、じつはエミリー・ブラントの歌唱力は相当高い)。
それにしてもこの冗長なストーリーだが、女性プロデューサーが主人公に奇妙な依頼をしてきたあたりでハタと気づいた。これは、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『インヒアレント・ヴァイス』の出来の悪いバージョンなんだと考えればナットクいくのでは、と。主人公はマリファナ漬けじゃないけど。
それから、ラストのスタントアクションについて。
慌てふためきながら巨大エアバッグと共に右往左往する描写をもっと挟み込んで、上手く観客を煽ってくれた方がよかったのではないか。桂枝雀さんが上方落語「鷺とり」のサゲで、五重塔の下を坊さん4人が大ぶとんの四隅を握ってあたふたする様子を活写したように。ここはやはり、大一番のスタントなのだから、予告編の“繋ぎ”など軽く超えてきてほしいポイントなのだ。
この監督、日本が好きなのかな。
とても楽しかったブレット・トレインの監督ということで、ハードル高めに着席。
俳優のトム・ライダーのスタントマン、コルトが主役。えっ!駐車場の中でドリフトしまくりなんて危ないよ〜!で、撮影中の事故でスタントマンをあきらめていたコルトに元カノのジョディが監督をするSFラブストーリー映画に出演して欲しいと依頼が来て、復帰することに。
するとトムがいなくなってしまう。そら、やばいわな、でもトムを探しているのはコルトだけだったのかな?だとすると理由を知ってるスタッフがいるって事かな?なんて違和感を感じながら鑑賞。探してるコルトが連続して襲われる、なぜ襲われるのか分からなかったが命懸けのアクションが、まるで撮影シーンの様で凄かった。一般人なら死んじゃう様なシーンでもガッチリ防御できてた。スタントマンて、すげ〜な。それにしてもジョディって何であんなに暴力振うんだろう。すごすぎない?ワンコなんて言葉を完全に理解して行動している。マジか。
ずっと楽しかったのが懐かしいKISSのヒット曲、ラヴィング・ユー・ベイビー。ハマってた。あれって思ったのが、日本刀、カラオケ、回転寿司。海外でもメジャーなんだな。
有名な俳優の名前や映画などリアルに出てきて、面白かった。
エンドロールかと思ってたら、撮影してた映画のメイキング。まるでこの映画じゃん。
アクションコメディとしてとても楽しかったです。
スタントマンってすごいです!
身体を張ってのアクションあり、カーチェイスあり、ヘリコプターでのアクロバットあり、そしてユーモアとコメディが混ざり合って、これは本当におもしろいかったです。
VFXも確かにすごいと思いますが、やはり実際に演じたアクションの臨場感には敵わないと思うのです。
キャノンロールにカージャンプ、ヘリからのハイフォールなど圧巻のアクションシーン満載です。
コルト演じたライアン・ゴズリングの鍛え抜かれた身体から繰り出されるファイトアクションに魅了されます。そして元カノで映画監督のジョディ役のエミリー・ブラントの何と美しいこと。いや美しいだけじゃないですね。何とチャーミングなんでしょう。この二人のラブコメもまた物語の主軸の一つですね。スタントコーディネーターのダン役のウィンストン・デュークもいい味出してたし、トムのアシスタントのアルマを演じたステファニー・スーのコメディ感溢れる演技がおかしかったです。
それとエンディングに流れるメイキングでも楽しませてもらえました。
リーチ監督もスタントマン出身とのことで、ここにスタントマンの本気を見て、そして全てのスタントマンへの愛を感じました。
いい映画を見ました
とにかくダルかった···ごめん。
『フォールガイ』鑑賞。
*主演*
ライアン·ゴズリング
*感想*
予告編がもうすでに面白そうですし、めちゃめちゃ面白かった記憶に残る「ブレット·トレイン」と「ワイルド·スピード スーパーコンボ」を撮ったデビッド·リーチ監督ですし、それにライアン·ゴズリングとエミリー·ブラントが出てるし、初日ではありませんでしたが、鑑賞しました。(^^)
リメイク作品だったんですね!知りませんでした。。
高評価だったので、期待してたんですが、残念ながら合わなかったです。。前半がとにかテンポが悪くて、ダルかった。元カノとの会話が地味に長くて、イライラしてしまいました。ただ、アクションシーン合間に挟まってて、そこは良かったんですが、テンポが悪くて、正直ストーリーにあまり入り込めなかった。
スタントマンが陰謀に巻き込まれてからは、アクションシーンが凄く、まぁまぁ楽しめましたが、、ごめんなさい!個人的にはイマイチでした。
総じて、微妙でした。前半がとにかくダルくて、見終わった後、肩を落としながら帰りました。。
こんなに複雑なストーリーだとは?!
スタントの映画でスタントを扱う映画。おすすめ。
今年293本目(合計1,385本目/今月(2024年8月度)18本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 以下、「スタント」といった場合、特記なき限り「スタントパーソン」(男女問わない言い方)を指すものとします。
ことアクション映画には欠かすことができないスタントですが、そのスタントを扱ったスタント映画という一種のメタ構造を持つ映画です。映画内では強く意識はしませんが、円ディンロールにNG集らしきものがあったりとスタントの方の苦労が出ている映画だなぁ、という印象です。
ストーリーの展開もわかりやすいし、映画内で「この映画を作ろう」として製作されている映画「のようなもの」もラストにちらっと登場するなど、スタントを扱うドキュメンタリー映画ではありませんが、いわゆる裏方となりがちなスタントにおいて(ただし、2024年9月だったか、ベイビーわるきゅーれ3(ナイスデイズ)ではスタントの伊澤さんが出演される)全面に押し出した部分は良かったです。
しいていえば、突然フランス語ネタを出してくる(フランス語設定ってありましたっけ?)がやや混乱させてくるところはありましょうがおすすめ以上です。
採点に特段気になる点までないのでフルスコアです。
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(減点なし/参考/Allons-y とは何か)
フランス語の表現が何度か出ますが、「さあ行きましょう」というところで出ます(この関係でフランス語会話がメインで英語が字幕になって出る場所が数か所ある)。
allonsは動詞allerの命令法1人称複数に対する形、yは「そこへ」を意味する「場所を示す代名詞」なので、「そこへ行きましょう」→「行きましょう」ということになります(ほか、初歩的な内容とはいえちょこちょこフランス語が出ますので、気になる方は吹き替え版が良いかもしれません)
スタントマン
あなたあっての私です
こりゃあ
てんこ盛り映画
痛快なアクション、過去の失敗から立ち上がる男、離れていった男女の愛の復活、二人を妨げる陰謀に仲間と共に立ち向かい勝ち取るハッピーエンド。てんこ盛りの映画で、深刻になる時間は短く、軽く楽しめる作品です。しかし、盛り込みすぎたためか、アクションもドラマもシークエンスが続かず、また、かなり強引なプロットのためもあり、画面に引き込まれる時間が少ない印象です。ゴスリングとブラントという優れた役者を持ってしても中途半端なメロドラマ、アクション映画にしかならなかったというのが私の感想です。部分部分を取り出すとそれなりに気の利いたコメディであり、派手なアクションなのですが。スタントへの愛とオマージュが随所にあり、アクション映画が好きな方には刺さるかもしれませんが。
痛快!逃亡復讐恋愛根性ヒーロー活劇ストーリー。
ラスト(メイキング)の10分が、メチャ面白すぎ‼️
(ドルビーシネマ字幕で見ました)
スタントマンの映画なので当然だけどスタントが
面白くて爆メチャ盛り上がり。
ギネスに登録された8回転半のカースタントは、
いきなりだったので、
数えるの忘れた!!
もう一回見たい、今度はちゃんと数えたい。
スローモーションで2〜3回連発で見たいシーンばかり。
《ストーリー》
スタントに失敗して大怪我をしたスタントマンのコルト
(ライアン・ゴズリング)は、
元カノのジョデイ(エミリー・ブラント)が監督する映画に
呼ばれたと思ったら、
主演俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)が失踪したので、
探してほしいとの依頼だった。
しかしそれがなんと謀略だった。
まんまと嵌められつつ、真相を探ると同時に、
ジョディとの壊れたLOVEが復活出来るのか?
出来ないのか?
と言うアクションコメディです。
面白かった。ライアン・ゴズリングはボッコボッコの大活躍。
決してHEROっぽくないです。
ライアンは自分の子供たちが観て喜んでくれることを、第一に
出演作を選んでいるそうなんですって。
コルトは、
メッチャ気の強そうなエミリー・ブラントに頭が上がらない良い奴。
実は失踪した主演俳優のトム・ライダーが色々ヤバい奴で、
コルトの身に次から次へと危険が・・・しのびよる。
そこで高いビルの吹き抜けを落下する、やら、
ヘリコプターに飛び移り、ぶら下がり、落下するなどなど、
カースタントやら、見所満載。
もう元カノのジョデイには、“火だるまの危険なシーン“の取り直しを
3回もダメだしされて散々なんだけど、ジョディに首ったけのコルトは
ノーなんて言わないのさ。
男らしいんだが?阿保なんだか?
本当にスタントマンは命懸け‼️
この映画のスタントマンは6人いるそうです。
スタントマンに負けず劣らずの活躍をする
黒のシェパード犬のジャン・クロード君。
彼(違うかな?)の活躍はもう立派にバディ並みですよ。
音楽もエミリー・ブラントの歌うカラオケ曲・・・
(私的にはわかりやすくて好きな曲)
・・・他にもkissなど選曲がウエットでメチャ好みでした。
タイトルに書いた付録ですが、The Endの後に体感10分はある感じ。
スタントマンの活躍や、ジョディが監督した映画のラッシュ映像が
メチャクチャヘンテコ。
要するにメイキング映像ですね。
「砂の惑星」と「star wars」と「マッドマックス」混ぜて割った
ような映画・・・「メタルストーム」を観てみたい気がする。
本当に楽しい映画でスタントマンへのリスペクトに溢れてます。
なんか観終わって幸せになりました‼️
(ところで、ジェイソン・モモアが主役?)
ライアン・ゴズリングがカッコ良かった
映画の撮影中に大怪我を負い、怪我が治ってからもスタントマンとしての自信を無くして作品への出演を辞退していたコルトは、元恋人ジョディが監督する作品へのオファーを受けと、アメリカからオーストラリア・シドニーの撮影現場へ飛びジョディと再会した。そんな時、長年にわたりコルトがスタントを請け負っていた本作の主演俳優トム・ライダーが失踪した。ジョディと復縁したいコルトはトムの行方を追うが、バスタブに氷漬けににされたスタントマンの死体を発見し・・・さてどうなる、という話。
スタントマンのコルト役・ライアン・ゴズリングがとにかくカッコ良かった。元恋人ジョディ役のエミリー・ブラントもアクションが素晴らしかった。
スタントマンが主役だけあって、全てライアンがやってるとは思わないが、アクションは素晴らしかった。
黒幕が○○ルとは、意外じゃないけど、録音テープの奪い合いなど面白かった。
今回は字幕版での鑑賞だったが、こういう作品は4DX向きかな、と思った。
8/21 追記
面白かったので、2度目は4DXで鑑賞。
いつもながらだけだ、4DXになると吹替版しか選択できない。
でも、この作品はそんなに違和感なかった。
とにかく車に乗ったシーンになると激しく揺れるので、両手で席の両側を強く掴んで緊張してた。背中からマッサージ機の様にボコボコ殴られるし、霧も掛けられるし、なかなか面白かった。
この作品も4DX向きですね。
2度目に観て、もう一つ思った事は、劇中劇の中で、主役がトム・ライダーからジェイソン・モモアに変わるんだけど、
体格違いすぎじゃん、ってツッコミ入れたくなった。
ライアン・ゴズリングに背格好も似てるグレン・パウエルだともっと良かったなぁ、って思った。
映画愛、スタント愛に溢れた作品
ジャッキー・チェンの「ライドオン」と同じく、映画愛、スタント愛に溢れ、映画ファンのハートを掴んでくれる。
大物スターのスタントマンの役を、大物スターであるライアン・ゴズリングが演じているのがなんとも面白い。
そして監督役がエミリー・ブラントだもの。👍👍👍
事件に巻き込まれるまでが長いのと、最後がドタバタすぎるのと、笑わすところであんまり笑えないのと、字幕が?と、あとなんだっけ、ちょっと残念なところもいっぱいあったけど「ブレットトレイン」と同じで楽しんだもん勝ち。(ブレットトレインには、どハマりしたけど、あれは伊坂幸太郎の原作がよかったのかな。)
主人公がスタントマンと映画監督だから、映画ネタいっぱい出てくるし、映画の裏方さんが題材の作品って、出来不出来関係なく楽しめる。
撮影現場で手間ひま掛けて作ってる作品は面白いですよね。
初日に駆けつけたくなる作品、ラージ・フォーマットで観たい作品。ULTIRAの上映は最終回夜の9時50分からの一回だけ,近くの劇場では小さなスクリーンでしかしていないので遠くの劇場まで観に行って帰ってきたら深夜2時でした。その期待に充分応えてくれる作品でした。
次は4DX吹替版で観てこよう。
「メタルストーム」の上映希望!笑
予告から楽しみにしていた本作。今週末公開作品の大本命であり、初日からけっこうな客入りでしたが、その期待にしっかり応えてくれるご機嫌な作品でした。
ストーリーは、撮影中の大けがで業界を去ったスタントマンのコルトのもとに、プロデューサーのゲイルから、元恋人で今や監督となったジョディの作品への出演オファーがあり、コルトはそれを受けて現場復帰したものの、現場ではかつてスタントダブルとして支え続けた大物俳優トム・ライダーが失踪しており、その捜索をゲイルから頼まれたことで、コルトは否応なく事件に巻き込まれていくというもの。
開幕直後、ことの発端となる撮影中の事故をテンポよく描く中で、主要人物の人柄や立ち位置、それぞれの関係性も理解させる見事な立ち上がりです。ストーリーの主軸に関わる人物が少なく、把握しやすいのも好印象です。以降もずっとテンポがよく、抜群の没入感を得て、ラストまであっというまに感じます。
内容も、アクション、サスペンス、ロマンスをバランスよく盛り込み、全く飽きさせません。ライダー失踪の真相を追うメインストーリーの一方で、コルトの再生物語としての側面を持たせている点もおもしろいです。さらには、そこにもライダーとの因縁があったことがわかるラストの展開もよかったです。これだけの内容を淀みなく破綻なく、おもしろくまとめ上げた脚本が秀逸です。
そして期待のアクションがとにかくすばらしいです。スタントマンとしての演技はもちろん、事件の真相に迫る中で訪れるピンチも、スタント経験を生かして乗り越えていくコルトの姿が超絶かっこいいです。さらには、映画制作の裏側が垣間見える現場の撮影風景、名作映画の小ネタやオマージュやセリフ等、映画ファンならニヤつく仕掛けがそこかしこに散りばめられているのもうれしい限りです。ラストは、劇中作品「メタルストーム」のお披露目もあり、その主演には大笑いです。
また、コルトとジョディのやりとりが、たまらなく楽しく愛おしいです。現場復帰したコルトにジョディがダメ出しを繰り返し、二人が演技論の体で互いの思いをぶつけ、コルトを何度も火だるまにしているのがかなり笑えました。他にも、画面分割と動きのシンクロで見せる電話シーン、ジョディのカラオケ熱唱、トレーラー内での格闘など、どのシーンもめっちゃ素敵です。
もうどこを切り取っても映画愛に溢れていて、ずっと観ていられる本作。1本で何本分もの楽しさを味わえる作品で、控えめに言って最高すぎます!ぜひ多くの人に観てもらいたいです。
主演はライアン・ゴズリングで、優しい笑顔と本気のアクションにほれぼれします。共演のエミリー・ブラントは、その美しさと凜とした佇まいにうっとりします。二人がお似合いすぎて、それだけで眼福です。脇を固めるのは、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィンストン・デューク、ハンナ・ワディンガム、テリーサ・パーマー、ステファニー・スーら。
【2024.08.19】
ネタバレとのご指摘をいただき、タイトル変更しました。
失礼しました。
分析
軽く楽しめる
オリジナルのTV版は記憶にない。ゴズリングのBR2049での痛めつけられ具合が好きなのと、「ブレット・トレイン」の監督というので鑑賞。期待に違わず楽しい映画だった。
ショービズ舞台らしくストーリーやキャラは軽妙だが、ボディ・ダブルのスタントが主題なのでアクションは結構重厚・肉弾的で迫力ある。マニアックな劇中作の製作部分、実演にこだわる撮影(特効)シーンや演出をめぐる対話が、ストーリーの本筋にうまく絡んでいて、2時間超でも飽きさせなかった。特に、主役たちが自らの専門知識と能力で立ち向かい、無駄な血が流れない点が後味よく感じた。
蛇足。タイトルよろしく落ちるシーンは(スタントマンらしく)何度もあるが、英語のfall guyには別の意味もある(と最近の某賭博事件で知る。ネタバレになるので関心ある向きは観てから検索を)。あと、swimming costumeというイギリス英語も学んだ。
全378件中、321~340件目を表示