「 映画予告を観て想像するに、映画監督の妻(or彼女)と、そのスタン...」フォールガイ hiroishiさんの映画レビュー(感想・評価)
映画予告を観て想像するに、映画監督の妻(or彼女)と、そのスタン...
映画予告を観て想像するに、映画監督の妻(or彼女)と、そのスタント役の冴えない夫(or彼)が、最初は険悪関係だが、ある凶悪事件に巻き込まれ、彼が持ち前のスタントスキル・技術を発揮して、悪党を滅ぼし、最後は二人、よりを戻す映画。と思い、鑑賞。かなり昔の映画、「ダイ・ハード」(こちらは刑事ですが)を重ね、期待していました。
大枠その展開ではあったものの、ややコミカル色が強く、ダルい尺も散見し(あとから「ブレット・トレイン」のデヴィッド・リーチ氏と知って納得)、想定と違うテイストに、中盤からは内容を追うのは止め、ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントのその場その場の動き、しぐさを眺め、楽しむことにしました。二人とも魅力的でした。
世界観は広くなく、事件も「凶悪」というより、誰もが知る少年探偵アニメTV版の、とある1話に出てくる犯罪者・犯罪理由くらいで、映画としてのストーリーインパクトは少なかったものの、スタントシーンはこの映画の軸だけに迫力があり、ちょっと無理やり感のある演出でしたが、スタントマンへのリスペクト、心意気を滲ませていた映画でした。
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