「スタントマンが主人公だけあって、映像の迫力がすごい」フォールガイ 福島健太さんの映画レビュー(感想・評価)
スタントマンが主人公だけあって、映像の迫力がすごい
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背骨を折って18カ月も仕事から離れて、本人ももうスタントをやめるつもりでいた人があんなにアクション出来るっていうのは、設定としてアリなんでしょうか?
僕はそんな大ケガの経験はないので詳しいことは知らないけど、大ケガをしたら動けるようになるまでに体が弱ってしまって、普通の生活ができるようになるだけでも、厳しいリハビリがあるのでは?
という疑問はともかく、空砲の銃や刃がゴムの斧とか、映画関係者を登場人物に据えた特殊な状況で武装した人たちと戦ったり、後ろ手に縛られたままボートを運転したり、"スタントマンとして特殊な訓練を受けた主人公"という設定での曲芸みたいなアクションはハラハラして、興奮しました。
「監督のご指名」などと嘘を言って撮影現場へ呼び出すなど、最初から不自然な動きをしていた人が悪の黒幕で、有名俳優が自尊心の強い性格の悪い奴で、お話自体はそれほど驚くような内容ではなかったけれど、映像として、十分な迫力があって良かったです。
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