「「元恋人」の面白さ」フォールガイ crisさんの映画レビュー(感想・評価)
「元恋人」の面白さ
や〜〜よかった! 久々にアクション映画見たけど、スカッとした◎
迷ったけどIMAXで見て正解だった。
画面に包み込まれる感じと、音の臨場感めっちゃよかった。
アクション映画自体あんまり見ないし、もしかしたらアクション映画を映画館で見るのも初だったかも。
お金かかってるわ〜〜!ボカボカ爆発させんじゃん〜〜!!
とかがもう、終始笑けてしまった。
爆発のさせ方、クラッシュのさせ方、爆発の量、燃える大きさ、
なんかとにかくいろいろ全体的に全部「デカくて」笑けたwww
これぞアメリカ映画!みたいなスケール。笑
ど派手。笑
シドニーで撮影したらしいけど、あの砂浜の感じとか、ハーバーの感じとか、ラストの方の砂漠?みたいなとこも、
広大で開けててすごいスケールが大きい画が撮れてて、見てて気持ちよかった。終始開放感があった。
そもそも、普段アクション映画をあまり見ない私がこの映画を観にいったのも彼、ライアン・ゴスリングが演るからですよ。
ずっと楽しみにしてましたよ〜〜数ヶ月前から〜〜〜
やっと観れる〜〜〜!ってすごい嬉しかった。
プローモーションのインタビューやバラエティ番組でライアン×エミリーのやりとり見てる限り、いいタッグが組めたんだろな〜!と思ってて。
同級生の仲のいいやりとりを見てるかのようで、劇中ではどんなやりとりが見れるんだろうって、それも今作を楽しみにする要因の一つだった。
そして実際、二人のストーリーめっちゃ良かった!
「元恋人」って設定って、なるほど、こんな面白いことができる関係性なんだな〜〜って勉強になった。これから恋仲を深めていく、という関係性よりも、元恋人とか元夫婦ってなんとも言えない独特の「気の遣わなさ」「親しさ」があって。それっていい感じに「ププッ」てなるコメディー要素を含んでる。幼馴染、みたいな。でもほんとはお互いめっちゃ好き、みたいな。
観てる側も、二人の親しさが伝染して、一気に二人の関係に愛着が湧いた。
それが不思議だった。
ライアンとエミリーのシーンは、そういう一応「恋愛」のシーンではあるんだけど、一番「ププッ」と笑えるシーンでもあったから、そのバランスが絶妙でめっちゃ良いシーンになってた。それはライアン、エミリー二人がそもそも「馬が合った」んだと思う。そういう「ウィット」に関して。笑いのツボが合う、というか。そういうのってある。笑いのツボとか、こういう笑いの取り方が好き、とか。そういう感じがライアンとエミリーは合ったんだと思う。
とは言えプロは、相性が良かろうが悪かろうがやってのけるだろうけど、でも相性が良かった場合きっと、"さらに”良くなる””膨らむ”んだろうな、って思う。
〜好きだったシーン〜
・コルト(ライアン)とジョディ(エミリー)が数年前恋人だったときのシーン。撮影現場でスタントとスタッフが恋愛してんの、めっちゃいいやん笑。ってなったし、それ撮影楽しいやろな〜〜wって見ててニヤニヤした。
トランシーバーを私用に使いすぎ!ww でもあれやりたいわーw あんないちゃいちゃの仕方楽しいに決まってるわ。
・事故後のコルト、駐車場係。
数年後、っていう時間経過表すために髪型変えなきゃだったんだろうけど、その髪型チョイスしたんやなおもろ〜〜wってニヤってした。
でも「ライアン×運転」ってやっぱりめっちゃ良い。「ドライヴ」を彷彿させる。ブンブン乗り回してんのめっちゃ「フゥ〜〜〜〜!!!」って心の中でなってた。笑
・撮影現場で元恋人同士、メガホンで比喩で話し合うシーン
まずやっぱり元恋人を何回も火だるまにするのが良いよな。笑
スタントマンをこらしめるには普通のやり方じゃあ効かないだろうし、そうなると火だるまにしちゃうよな。笑
火だるま数回後、怒りがちょっとおさまった?ところで、次は弁明を聞く。
みんなの前で。あくまでエイリアンとスペースヒーロー?の比喩で。あの感じも良かったな〜w。元恋人とか元夫婦って、やり取りの幅広がっておもろいな〜。
監督「メガホン渡して」
スタッフ「はい」→「入ります!」砂浜走る、メガホン渡しに行く、の距離が絶妙にちょっと遠くて面白かった。
・車の中でTaylor Swift「All Too Well」流れて、歌詞聞いてたら元恋人(ジョディ)のこと考えちゃって、爆音で聴いてたらウルってきちゃって。そしたらジョディ来て「泣いてんの?」ってなって。笑
「泣いてないし。時差ボケでさ」みたいなぐしゃぐしゃな言い訳してごまかして笑。ここでの二人のやりとりは、ちょ〜〜〜〜〜どいいニヤけ具合とププッ具合。ロマンティックになりすぎない、コメディになりすぎない、絶妙なやつ。「友達以上、恋人未満」みたいな、あの良い具合のやつのような。
「ほんじゃまあ、明日もよろしく。私の車まで送って」「いいよ」って言って送るんだが、多分近いんやろな〜wと思ったけど予想より近くて笑った。笑
・トム・ライダーを探しにクラブへ
なんなんその服wwwってなる全身めっちゃ蛍光イエローの服。
そんであの曲。DJキャレド「All Do Is Win」
なんか絶妙に懐かしパリピイェイイェイ感。
・ドラッグの効果がおさまるのっていつ?→ユニコーンが見えなくなった頃。ユニコーンがちょいちょい画面上にいるの、おもろかった。
その設定にしたのいいなと思った。背景に馬いるって、おもろいもん。
なんか、全体的にコメディー要素が、ちょ〜〜〜〜ど良かった。
コテコテコメディ!笑かしまっせ!ここ笑いどころでっせ!みたいな感じじゃなくて、ちょっと「ププッ」な織り込み方が好きだったな〜。
・クルーザーを背面で運転。はい、かっこいい。
ライアンには何でも運転させた方がいい。かっこいいから。
・ヘリ乱闘シーン
これは良いシーンだよな。音声データ取り返して、サムズアップ、背面から落ちまーす!ってシーン。カッコいいです。みんな思ってる。カッコよかった。
・めでたしキス
よーわからんでかい円盤建物を背景にめでたしキス。からの爆破2発。
もーーー最後の最後までスケールでかいんよwwwってなって笑けた
静かにキスさせてくれない。背景爆破キス
は〜〜〜〜〜。とにもかくにも、楽しかった!!!
この映画のおかげでスタントマン視点でアクション映画を観ることができたし、これからアクション映画の見方が変わるだろうなと思う。リスペクトが生まれてる。
最後の方、花火大会の最後みたいに盛大にスタントぶち込みまくりで、てんやわんやだけど笑、それがめっちゃもう「映画ってこうじゃなくっちゃ!」と胸高鳴ってエンディングを迎えた。
拍手。
そして
ライアンの今後の作品も、楽しみにしていきたい。
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気になった点
・アジア系の俳優さん。彼女が出てきた時パパパって進んでどういう関係性なのかわからなかったんだけど、トムのアシスタントだったんだね。あとトムの部屋に行った時にいたアクション女優。二人とも今後に関わってくるのかな?と思ったけど特にそういうこともなく、ほんとあのシーンだけなんだね。なんていったらいいかわからないけど、すごく印象的なキャラにしてあるんだけど別に重要じゃないキャラってのが、なんか肩透かしを食らった感じというか、あれ?あの人なんだったの?ってなるんだけど...
まあ気にしても気にしなくてもどっちでもいいことなんだけど、なんかズコッってなってる自分がどこかいる。