「フォールガイ=だまされやすく、利用しやすい人」フォールガイ あさやんさんの映画レビュー(感想・評価)
フォールガイ=だまされやすく、利用しやすい人
スタントマンのコルトは、映画俳優のトム・ライダーの代役として、
数々のスタントをこなしてきたが、ある日大けがを負い、一線から退き、
恋人ジョディとも別れ、一人暮らしていた。
ある日、プロデューサーのゲイルからの電話の一報、映画の撮影現場に復帰。
それはかつての恋人ジョディが初めて監督を務める映画作品だったから。
ところが、ジョディはコルトが来ることを聞かされておらず、散々な扱い。
さらには、その映画の主演俳優でかつてよりスタントしてきたトムライダーが失踪。
そんなとき、ゲイルからコルトにある仕事を頼まれ、映画撮影の継続が危ぶまれる中、
さらに事件に巻き込まれていく。。。
予備知識もなく、映画鑑賞したけど、2024年6月に観た、
ジャッキーチェンの「ライドオン」同様、
スタントマンへのリスペクトたっぷりの作品だった。
スタントマンの人、すごいよね。
カーチェイス、ヘリコプター、火だるま、身体を張ったアクション、
自分なら何回死んでいるか笑
そのコルトをライアン・ゴズリングがやってくるのだから、素敵すぎる。
彼を観るのはたぶんララランド以来だが、ワイルドでかっこよかった。
元恋人で監督であるジョディは、エミリー・ブラント、
やっぱりきれいでかわいい、そして戦うと強いし笑
彼女の歌う、「Against all odds」(邦楽タイトル:見つめてほしい)、
懐かしすぎる。フィル・コリンズの顔が浮かび上がったよ笑
ところどころ、小ネタを挟み、笑わせてくれた。
影のMVPはあの犬かもしれないし笑
このフォールガイというタイトル、言葉には
直訳のまま「落ちるやつ」かと思いきや、
「だまされやすくて、利用しやすい人」という意味があるらしい。
たしかに落ちたし、だまされ、利用されていた笑