「明るくて楽しい作品に気分爆上がりです!」フォールガイ 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
明るくて楽しい作品に気分爆上がりです!
主役のライアンとエミリーの恋愛感情って、とても繊細でキュートでおしゃれで胸が熱くなりました。そもそもエミリーに対して連絡を取らなくなった原因は、敵であるアーロンの仕組んだことですから、ライアンの愛情が曇っていたとは思えませんでした。だからこの二人がちゃんとハッピーエンドになることは想像できていましたが、そこに辿り着くまでの軌跡が長くて、切なかったです。しかし、やがていろんな誤解や企みを乗り越えて、二人が抱き合って美しいキスをするシーンにたどり着いた時、めちゃくちゃ泣けました(ヘリコプターからライアンが救命具の上に落ちて抱き合います)。まさにこの作品は観る人の感情を鷲掴みし、シンプルに上げたり下げたりしながら、最終の愛の結実に持っていくというストーリーは秀逸すぎます。そこに絡めるようにスタントマンの隠れた苦労や魅力を余すことなく表現しているところに、神がかり的な芸術性を感じました(スタントマンの皆様に最敬礼!)。そう考えると、創作物の一つである映画も本当に愛の塊なのかもしれないと思いました。また、個人的にはワンちゃんが最高。これがまた可愛くて賢い(クロードバンダムらしい?)。窮地に陥ったライアンたちを助けるシーンは最強の相棒?かもしれません(笑)。アクションが素晴らしくて、映画作りの裏側も見れて、恋愛感情を揺さぶる歌も聞けて、明るさと楽しさとユーモアと大人の愛がバランスよく盛り付けられた大皿の美食に、酷暑を吹き飛ばす元気をもらいました!感謝!
共感ありがとうございます。
殺し屋を雇ってるとは言え、素人なのでどこか甘い感じですね。そんな中、プロデューサーのリリコ(アンミカという声も)は憎たらしかったですね。