劇場公開日 2024年8月16日

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「サムズアップ!デヴィッド・リーチらしくスタントダブルへ光を当てる映画愛に」フォールガイ とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0サムズアップ!デヴィッド・リーチらしくスタントダブルへ光を当てる映画愛に

2024年8月18日
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自らがスタントマンだったからこそ描ける、映画制作がチームワークであることが(比喩的にも)よくわかるし、それらに関わるすべての人たちへのラブレター愛の告白みたいな作品だった!いや〜楽しかったし気持ちよかった愛に溢れたアクション・コメディ大作で快作!! 最高に魅力的でマッチした2人の好演と化学反応を存分に楽しめる。"落下"という、予告でも印象的に使われている通り最後に生きてくる"フォール"ガイな最初から、デップーで学んだ観客に語りかけてくる掟破りも?
ミドルネームはプロ(プロフェッショナル)、ステージネームはデンジャー!ジャン・クロード、アタケ!アクション映画のセリフを引用しては、それらの主人公やスターのようなファイトスタイルで戦うウィンストン・デューク演じるアクション監督ダンもまた本作の精神性を体現しているような遊び心か。ロッキー、ワイスピ、ラスト・オブ・モヒカン…ダニエル・デイ=ルイス!ジェイソン・ボーン、ドウェイン・"ザ・ロック"・ジョンソン。
スタントダブル達へのスポット。スタント万歳!いつもありがとう!! アカデミー賞にスタント部門が入るかはさておき、それはエンドロールまで続き、感謝の念と思わずホッコリと心も温まってしまう。だからか、しっかりと作品全編通して、"温度"を感じられる。ハッピーエンド8回転半!

ゴリゴリに小粋な選曲も作品を彩る。ノれる80sロックなI Was Made For Lovin' You、Thunderstruckと来てまさかのAll Too Well (Taylor's Version)には勿論使い方含めて笑ってしまったし、ちゃんとTAYLOR'S VERSIONなのがいいよね。虚無はセクシー・ベーコン。

the END
『21ジャンプストリート』よろしく本作もまたオリジナルのドラマシリーズへのリスペクトの念も忘れてはいない歴史を感じる。
『ドライヴ』でスタントマン役を演じ、『ナイスガイズ!』の最高にバカっぽい役で映画界の闇にも斬り込んだゴズリングらしいキャラクター造形・主人公像。ジェイソン・モモア(※マモアじゃない✕)は"ゲースロ"(GoT)こと『ゲーム・オブ・スローンズ』、『マッドタウン』(誰が覚えてるか)、『DUNE』?

・だまされやすい人、簡単に人に乗せられる人、かも
・罪をかぶる者、身代わり

とぽとぽ