「スタントの映画でスタントを扱う映画。おすすめ。」フォールガイ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
スタントの映画でスタントを扱う映画。おすすめ。
今年293本目(合計1,385本目/今月(2024年8月度)18本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 以下、「スタント」といった場合、特記なき限り「スタントパーソン」(男女問わない言い方)を指すものとします。
ことアクション映画には欠かすことができないスタントですが、そのスタントを扱ったスタント映画という一種のメタ構造を持つ映画です。映画内では強く意識はしませんが、円ディンロールにNG集らしきものがあったりとスタントの方の苦労が出ている映画だなぁ、という印象です。
ストーリーの展開もわかりやすいし、映画内で「この映画を作ろう」として製作されている映画「のようなもの」もラストにちらっと登場するなど、スタントを扱うドキュメンタリー映画ではありませんが、いわゆる裏方となりがちなスタントにおいて(ただし、2024年9月だったか、ベイビーわるきゅーれ3(ナイスデイズ)ではスタントの伊澤さんが出演される)全面に押し出した部分は良かったです。
しいていえば、突然フランス語ネタを出してくる(フランス語設定ってありましたっけ?)がやや混乱させてくるところはありましょうがおすすめ以上です。
採点に特段気になる点までないのでフルスコアです。
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(減点なし/参考/Allons-y とは何か)
フランス語の表現が何度か出ますが、「さあ行きましょう」というところで出ます(この関係でフランス語会話がメインで英語が字幕になって出る場所が数か所ある)。
allonsは動詞allerの命令法1人称複数に対する形、yは「そこへ」を意味する「場所を示す代名詞」なので、「そこへ行きましょう」→「行きましょう」ということになります(ほか、初歩的な内容とはいえちょこちょこフランス語が出ますので、気になる方は吹き替え版が良いかもしれません)