チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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レゼ無双
ずっとレゼが可愛い。原作から可愛かったけど、声が付いて動き始めるともはや手に負えない可愛さで無双してくる。作中ではマキマ/レゼの“可愛さ対決”的な場面もあるが、これははっきり言ってレゼが圧倒的で勝負にならない。出会い頭に口から花を取り出してプレゼントするデンジに呆気にとられるレゼ。そこからのデンジとレゼの心情の積み重ねがとても良い。物語の最期、レゼが一番伝えたかった事が「自分も学校なんて行っていなかったよ」というのが切なさを際立たせる。
爆弾の悪魔も無双していた。爆発で空を飛ぶ、打撃が爆発する、ロケットパンチも撃つ、指パッチン爆破はカッコよすぎるよね〜。見せ場の設計が明快で、見る側を飽きさせない様々なシチュエーションのアクションが連打される。映像的な快感に溺れるような体験で、鬼滅にも引けを取らない素晴らしいアニメーション。爆弾の悪魔は画面映えが大変良い。お尻丸出し形態はナーフされるかと思ったらちゃんと丸出しで、何がとは言わないけどとにかく良かった。
その他ではビームくんが良かった。
殴る蹴る爆破される百裂拳を叩きにまれて潰される。でもグッタリする程度で割とピンピンしている頑丈すぎるビームくん。さすがB級映画の悪魔の鑑。カサカサ動くサメ形態が思った以上に気持ち悪くてグッド。これもまた画面映えの一つ。チェーンソーマンに股がられた時の「こういう事だろ!」「チギャウ・・・」のやり取りがなんせ可愛い。全体的にビームくんはずっと素晴らしい。
作品自体の出来としては、開いてはいけない扉の描写や天使の悪魔へのアキの対応など、映画内だけでは完結しない要素がチラホラ見えるのは少し惜しい。このあたりはもう少し描写を整理すれば原作ありきの構造から切り離すことも可能で、単体作品としての完成度が上がったはず。
とはいえ、作画は良かったけどアニメーションのエンタメとして破綻していたテレビ第一期とは比べ物にならないほどアニメーション作品としてのクオリティは高い。声優の演技も生き生きとしていて、キャラクター同士のアンサンブルがとても楽しい。どうして初めからこれが出来なかったの?
とてもよかったです
原作は読んでいませんが
アニメはみていました
映画は
9/30に通常版を鑑賞しました
とても良かったので
総集編を配信でみてから
もう一度
今回はIMAX版で鑑賞しました
10/21(火)
前回はバトルシーンに圧倒されて
あまり細かいところが理解できませんでした
今回は
レゼさんの視点で観たら
印象がかなり違いました
レゼさんの生い立ちや育った境遇などを想像して
最初からみてみると
恋愛パートが心に沁みます
すごく切ない気持ちです
きれいな終わり方ですが重たいラストです
ポスクレでパワーちゃんがいい感じで再登場をしてくれて
救われた気持ちです
若い世代の方には
この映画がまさに「人生を変えられた1本」になるのではないでしょうか
音楽、楽曲もすごく良かったです
「ジェーンは教会で眠った」は悲しいけどいい曲ですね
レゼさん(上田さん)のアカペラが切ないです
レゼさんの鼓動が聞こえるような歌唱でした
11/27(木)
1ヶ月ぶり、3回目の鑑賞
やっぱこの作品が
今年のマイ・ベスト1になりそうかな?
残り1ヶ月でこれを越える映画はあるか?
あって欲しいが、無くても満足かな
テンポ良い
漫画原作のアニメ映画。
原作読んでます。
あんまり言うことないんですが、原作を忠実に解像度高く再現されていた。
青春のピークと絶望を素晴らしいバランスとテンポで表現されてて良かった。
何より最後のパワーの笑顔。今後の展開含めて良かった。
なんで出会った時に殺しとかなかったんだろう。
ガーベラの花言葉/希望
国家の兵器(モルモット)として戦うよう育てられた親のいない、それ以外の生きる選択肢がなかった少女が他の生き方を選んでもいいのかなとほんの少し夢をみた儚い希望は至極真っ当で、藤本タツキ先生もチェンソーマンも内容やキャラクターははちゃめちゃ感がありますが(褒め言葉)
はちゃめちゃ感の中にある真っ当な感覚のようなものがチェンソーマンの魅力のひとつかなと思います。
レゼがデンジに「学校に行ってないなんておかしい」と言ったのは、レゼが自分自身にずっと感じている「おかしい」でもあって、学校行って部活して友達と遊んだりしたかったんだろうなと思うと苦しい。
オープニングのチェンソーマンが始まったという感じからエンディングはレゼ編が終わってゆく映像演出が米津玄師の楽曲と合わさり本当に素晴らしかったです!
本編の画も音楽も「レゼ編」をとても丁寧に制作されているのが伝わり、あっという間の100分でした。
MAPPAのアクション画はいつも魅入ってしまうのですが、かわいいレゼがめちゃくちゃ強くて最高にかっこいいしビーム君がずっとかわいかったです。
アニメ総集編を観てからレゼ編を観るとよりレゼ編の物語や登場人物の関係など楽しめると思います。
日本の漫画やアニメが世界的に人気という事がが頷ける、アニメーションの素晴らしさを実感しました。
映画館での鑑賞をおすすめします。
原作ファンなら必見です!
原作でも屈指の名エピソード「レゼ編」。
アニメシリーズからさらに一段階ギアを上げた映像と演出で、
まさに“劇場版クオリティの地獄”を見せつけられました。
前半はデンジとレゼの淡い関係が丁寧に描かれ、
まるで青春映画のような演出でした。
しかし中盤以降、一転して血と暴力の嵐。
レゼの正体が明かされてからのアクションはスピード感が凄まじく、
チェンソーの唸りと雨音が混じり合う戦闘シーンは鳥肌ものでした。
そして、静かに終わるラスト。
あの電話ボックスの場面、原作を知っていても胸が締め付けられます。
静から動へのジェットコースターのような落差にやられっぱなしでした!
アメリカンニューシネマ
この物語は、無垢な少年と少女の一時の恋愛の模様を描いたものだと勝手に解釈しました。(かなりイカれていますが)
恋愛作品は正直好みではなく、いつも途中で寝落ちになります。そして結末も気にならない。
無垢な少女(殺人兵器モルモット)に自我が芽生えた時、待ち受けるのは残酷極まりないものだった。ちょっと手を伸ばせば、それに届くのに、でも届かない。まるでアメリカンニューシネマを観ているようでした。
オープニングソングは主人公の心の底。
エンディングは少女の気持ち。
米津さんは天才ですね。
こんな恋愛ものなら、いつでも観に行きますよ。
因みに、通常版、IMAX版、4DX版と鑑賞しましたが、セリフの聞き取りやすさと画質、音響は断然IMAXです。4DXは、花火が上がった後から狂ったように(チェンソーマンらしく)激しい動きをします。
すばらしい
満足。画面の隅々まで美しい。日常パートの空気感とか、人の動き方とかも良い。
バトルは大迫力の怪獣大決戦だし、映画にからむ話もあるので、レゼ編が映画になったのは本当に良かったと思う。
原作で読んだ時よりもビームがかわいく感じた。
ただ、おじさんの目にはバトルが速すぎてついていけなかったところも。何回か観たら何がおこってるか分かるんだろうか?
レゼという少女の魅力が惜しげもなく描写されていた
原作は未読でアニメは鑑賞済み、総集編も前後編とも鑑賞して復習しました。アニメ勢なので、レゼ篇のストーリーは全く知らない状態での鑑賞です。
結論ですが、最高に面白かったです。映像の迫力やキャラクターの美しさはテレビアニメ版を遥かに凌ぐクオリティで、特に本作の醍醐味でもある戦闘シーンは漫画では表現できない映像ならではの大迫力で素晴らしかったです。レゼという少女に対するデンジの恋心、そして彼らを待ちうける悲しい結末。ただのバトルアクションで終わらない、切なさが残る良いラストでした。
このクオリティでテレビアニメ二期が放送されることを祈るばかりです。デンジたちのこれからの活躍をもっと見たくなりました。
登場人物の説明やこれまでのあらすじなどが一切なく、テレビアニメ版の続きからストーリーが始まるため、完全初見の人にはあまりお勧めできません。アニメ観てなくても大迫力のバトルシーンなどは楽しめると思いますが、人物同士の関係性や世界観をあらかじめ知っておいた方が良いと思いますので、各種動画サイトで見られる総集編(前後編で約3時間半)だけでもご覧になってからの映画鑑賞をお勧めします。
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悪魔が存在し、人々の生命を脅かす世界。心臓に「チェンソーの悪魔」を宿し、チェンソーマンに変身できる少年・デンジ(戸谷菊之介)は悪魔による犯罪を取り締まる公安対魔特異4課に所属し、仕事として仲間たちと悪魔退治を行っていた。ある日、偶然に出会った可憐な少女・レゼ(上田麗奈)に恋心を抱き、憧れのマキマ(楠木ともり)とレゼの間でデンジの感情は揺れ動くのだった。
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事前情報を入れないため下調べなどはしてなかったのですが、本作で描かれているレゼ篇ってコミックスで言えば5巻の中盤から6巻末までの短いストーリーなんですね。漫画を映画化する時ってコミックスの3~4巻分くらいをまとめて一本の映画に仕上げることが多いので、1巻ちょっと分の短いストーリーを100分という尺で描くのは珍しい気がします。ただ、以前映画化された『ルックバック』も、100ページの短い作品なのに1時間の映画にして人物像などをじっくりと描くことで名作となっていたので、藤本先生の作品を映画化する際はこのくらいじっくり描いた方が良いのかもしれませんね。
デンジとマキマさんのやり取り、デンジとレゼの出会いと二人が仲を深めていくシーン、そしてレゼが正体を現して繰り広げられる凄まじいバトルシーン、そしてラストに待ち受ける切ない運命。この濃密なストーリーをコミックス1巻分にまとめてしまった藤本先生もすごいし、それをここまでクオリティの高い映画に仕上げた映画制作陣も素晴らしいです。原作にはない細かな描写がところどころに散りばめられていて、細部までこだわりぬいて製作されていることが伝わってきます。「神は細部に宿る」とは昔から言われている言葉ですが、その格言がピッタリはまる作品だったように感じます。
多くのレビュアーさんが良かった点として挙げてますが、戦闘描写は本当にすごかったです。爆発・爆発・爆発。映像を観るだけで、絶望的なボムの強さが感じられる映像でした。上田麗奈さんの演技も相まって、「めちゃくちゃ可愛い」「でもめちゃくちゃ残虐で強い」「でもやっぱり可愛い」というギャップが感じられ、そこも良かったですね。
そして一番印象的で、心に深く残るラストシーン。デンジが待つバイト先に向かうレゼが、待ち伏せしていたマキマと天使の悪魔によって殺害されるシーンです。切なくなるシーンですよね。このシーンで天使の悪魔がレゼの心臓を貫いていることが、レゼがデンジに恋心を抱いていたメタファーだという考察を見掛け、「なるほど」と膝を打ちました。一人で急いで逃げて生き永らえるのではなく、自分の本当の姿を見ても好きでいてくれるデンジと一緒にいることを危険を承知で選択したその恋心が、皮肉にも彼女の命を奪ったということですね。レゼの死亡後に喫茶店内でレゼを待つデンジが映し出されますが、そのシーンでデンジがレゼと出会ったときにプレゼントした花がテーブルの上で散って、店長によって片付けられていましたが、これがレゼの死のメタファーとなっています。そういう細かな描写が素晴らしかったですね。
本当に素晴らしい映画でした。オススメです。
【2025年10月4日追記】
本日から入場者特典第二弾が開始になったので、朝一の上映回で2回目の鑑賞をしてまいりました。二回目の鑑賞では物語の結末まで知った状態での鑑賞のため、一度目の鑑賞と違った視点で鑑賞することができて退屈しませんでした。「この時レゼは何を考えていたんだろう」とか、結末が分かるからこその楽しみ方ができて良かったです。原作漫画も8巻まで読みました。原作と比較して映画は戦闘シーンの描写がマシマシになっていた印象ですね。特にビームの活躍は5倍増しくらいになっている印象です。
パワーとビーム、マキマとキネマ、レゼとボム
パワー(ファイルーズあい)が居なくなるとギャグが減って寂しいですが、居ない間にマキマ(楠木ともり)と一緒に朝から晩まで1日中映画を(6本も)観たり、レゼ(上田麗奈)と楽しいひと時を過ごしたりと、デンジ(戸谷菊之介)の青春を疑似体験できてドキドキするのでありました。
前半は恋愛パート、後半は戦闘パートです。エンディング後にオマケもあります。
今作は、人によって泣き所が異なることがわかりました。今回一緒に鑑賞したA(ティーンズ)は、早川アキ(坂田将吾)と天使の悪魔(内田真礼)の男同士の友情(命を削ってでも触って助けたところ)で泣いたらしく、同じく一緒に鑑賞したY(私より3歳年上)は、ビーム(花江夏樹)のデンジに対する揺るぎない忠誠心に心を打たれて涙が出たそうです。
私は、レゼの(デンジとの運命的な出会いに喜んでいたことを嘘だったと言って誤魔化したり、ラストはデンジに会いに行ったりする)言動に感極まって泣きました。
弱点である水で無防備に裸になってデンジに泳ぎを教えたり、ボムに変身するとボインになるし、なんなんでしょう、面白いキャラクターです。
1990年代は映画(シネマ、キネマ)が同時上映という形で2本立てが当たり前の頃でした。
きっと都会には映画館が沢山あったでしょうから、徒歩で三つくらいの映画館を梯子したのでしょう、などと余計なところで想像を膨らませてしまうのでした。
それにしても、なぜ映画館の梯子デートだったのか、スマホもなくサブスク配信もされていない時代ですが、レンタルビデオから借りて自宅鑑賞という選択をしてしまうと、二人きりになるのは鑑賞どころではなくなりそうですし、きっとマキマは、デンジの世間とはズレている感覚を共有(つまり泣いたふりを)して肯定してあげたのだと思います。
デンジとマキマが一緒に映画鑑賞をして、感想や意見が一致していて、泣き所まで一緒なのはマキマの作戦だと思いました。
マキマにとって、違う意味だとしてもデンジが特別な存在であることは確かですが、同じ価値観のわけがなさそうだからです。
何よりもデートの約束の時間より1時間早く来たマキマの考えていることがわかりかねます。そんな謎めいているところがマキマの魅力でもあります。
台詞が聞き取りにくい部分がありました。もし再び鑑賞する時は日本語字幕付きを観たいと思います。鑑賞前に入口で入場者プレゼントを貰いました。
原作者が若干の足し引きをしながら原作通りのエピソードを丁寧に製作するのが、劇場版アニメの成功法則ですね。
~~ 原作コミックに関すること ~~
今作は、第5巻と6巻に収録されている『レゼ篇』をアニメ映画化したものです。
第9巻で「1997年」が舞台であることが明らかになっており、スマホが登場しません。
第10巻によると、「ナチス」及び「第二次世界大戦」が無かったことで「ソ連」が1991年以降も存続していることも明かされています。私たちがいる現代とは別の世界線です。
~~ 配信中の総集篇について ~~
●総集篇の前篇(約120分)...個人的に評価すると☆5.0。
体感的に半日位ある超ボリューミーな内容でした。
●総集篇の後篇(約90分)...同じく評価すると☆4.5。
エンディング後のオマケが、パワーに焦点を当てていて笑えました。
短いながらも完成されたアニメ映画
タイトルどおりです。
マキマ発信の心あるから募金もできる→ガーベラで心揺らす。
一緒に逃げよ→仕事楽しい。
電車に乗ない→デンジ認識して小走りになる路地。
…
他にも随所に伏線と回収があってこの映画は複数回見て、人物の今までの人生の背景から来る心の葛藤と移り変わりなど色々思うところがある切なくも良い映画だった!
あと、単純にレゼが可愛すぎる。
単純な?
もう無理だもう無理だ…振り絞れぇ~…ヤァーッ!!みたいな良くある少年漫画ど真ん中しか受け付けない人には無理かも。
さすがMAPPA!
原作は未読で、アニメは押さえています。
満席に近い観客は9割が男性。
興行的には成功と言われるスタートを切っているのを把握したうえで鑑賞です。
もともとのアニメが今一響かなかったので、とにかくMAPPAのクオリティーを楽しもうと考えていました。
そこは、「さすがMAPPA!」・・・でも、それだけです。
原作マンガがあるので、変えるわけにはいかない所もあるのだと思いますが、レゼの行動の思考が全く分からないのが致命的です。
彼女が誰で、どうしてデンジに近づき、結果的にミッションの遂行に失敗した理由がよく分からないので、感動のしようがないです。(終盤にセリフで説明が簡単にはありましたが)。
レゼにあれだけの能力があるなら、あんなに回りくどく思わせぶりに近づく必要もないですし、戦闘?開始のタイミングもインパクトはあれど「そこで始めるか??」と疑問です。
後半の戦闘シーンは派手ですがとにかく一本調子で単調。ただ音響はすごいのでガンガン「がなる」ので、耳がヘンになりそうでした。うるさいので寝ませんでしたが結構飽きてしまいます。前半の冗長な展開もあって、正味90分が長い長い・・「鬼滅の刃」の155分の方が短く感じます。
レゼの心象風景をどこかで挿入するなどして、デンジをだましていることへの葛藤が描かれていたら、最後も少しは感動できたかもしれません。
結果的に、米津さんのPVを見ているだけで十分という気になってしまうのは、私だけでしょうか?
エモい
原作1巻のみ既読アニメ未視聴で鑑賞
作者は映画が好きなんだろうなと思った
真夜中の学校のプールとかどこかで見たようなエモシーンがたくさん
会話がスマートかつオサレなわりに脳筋バトルで肩透かし(特に台風の悪魔の倒され方なに?)
作画は良かった
まさか鮫の悪魔に心動かされるなどと…(笑)
前提として原作のマンガは未読、テレビ版は総集編で予習しただけで観劇しました。
「デンジ=アホ」「レゼ=かわいい小悪魔」…まぁそんなの予告を観るだけで想像もつきますし「レゼが大ボスなんだろうな…」というのも予想内の王道展開。
それよりもなにより今作で一番不意を突かれたのは「鮫の悪魔 ビーム=健気」という点。
最初に登場した時は、デザインも人格も「なんかキモ…」でしかなかったモブだったのに、映画を見終わる頃には頭の中は「チェーンソーさまぁ〜!」で一杯に…完全に不意打ちを喰らいました。なんなんだアイツ、まさにバディ…良い(笑)
オープニングのアイリスアウトは「ばん!」とか「ぼん!」とかの合いの手がカットされていて、なるほど映画で初めて聴く人にはネタバレ無しか、とニヤリとさせるひとコマも。
そして度肝を抜かれたのはバトルシーン。最近のアニメでは卓越した映像美のバトルシーンは数多くみられますが、ここまでド派手な演出をしながらも、見ている側に動きを見失わさせない画力は驚異的!!
良い意味でたくさん期待の上をいっているアニメーション映画でした。
ただ一方で、私はハッピーエンド至上主義なので、最後はどうしてもレゼには生き残って欲しかったし、なんならデンジの仲間になって欲しかったかな。ちょっとだけマキマさんを恨みました。
あと、予習で観たテレビ版総集編も合わせて、出てくる「ツラのいい女」がみんなAV女優みたいな行動し過ぎ感あり(笑)
そんな原作のシナリオで映画ではどうしようもない点に注文を付けて4.0評価くらいだったかな
一日かけて噛み締めた感想
原作は二部途中まで履修済み、アニメは流し見+総集編程度の予備知識ありの感想。
前半はレゼとのドキドキデート、後半は大音量のバトルがメインの構成で、なんだかんだ常に刺激が多く何も知らない状態でも楽しくなることは出来そうだなと感じた。その分最後の喪失感はあるだろうが...。ただ、ストーリーについて考えると原作の展開を知らないと物足りないだろうなという感じ。薄く感じそう。総集編程度の知識があればだいぶ違うだろうけど、それでも気になることは残るかも。
展開を全て知っている自分は、最初こそ呑気に見ていたが、ストーリーが進むにつれて結末がチラついてしまい、レゼが新幹線に乗っているあたりで突然ボロボロ泣いた。
100分という時間は率直な感想を言うと長く感じていたが、映画を見終わったあとには「あぁ、あの時間をかけてレゼに呪われたんだな」と納得のいく感情になった。
原作では不敵さが勝ちあまり肩入れ出来なかったレゼだが、声と動きで大変魅力的になっていて、堪らず原作を読み返した。余計に辛くなった。
バトルシーン、ドラマシーンそれぞれかなりテンションが違うが、映画を通じて思ったのは芸術作品だなぁということ。物語と言うよりは詩的な感じもした。
鑑賞後、漠然とした虚無感に襲われるためもう二度と鑑賞したくないと思っていたのだが、一度鑑賞したら明日からの特典が本当に欲しくなってしまった。何より時間が経つに連れてもう一度鑑賞したくなってくる。数日単位での余韻なのかもしれない。
デンジくんに幸あれ
漫画で当時からプールのシーンや花火の情景など、映画みたいな雰囲気を感じていたのでとても嬉しい
とってもレゼちゃん可愛かった…
突然のバトルでデンジがいたたまれないけれど、
レゼの派手派手な闘い方で多くの人が犠牲になるからこそ、より異人感が際立っていたと思う。
バトル中、テレビアニメ時の挿入歌が大きくて少し声が聞こえにくかったのがマイナスくらいです。。
ここから親玉マキマさま戦に際してレゼがデンジに教えてくれたことは、泳ぎ方と、
単純に切るのではなく頭や体をしっかり使う闘い方だと思ったな。
デンジくんに幸あれ!!
エンドロール後のシーンで癒された
個人的にはサイコーでした
レゼが良いのはモチロンだけど、ボムになってからがめっちゃ好き💕あとビーム最高😁😁
話の流れも単体映画として難しくなく(人物背景は初見では…)分かりやすいから見やすい
あと曲にやられた
冒頭の米津玄師は良いし、エンドロールの宇多田ヒカル&米津玄師は特に映画の内容が相まって鳥肌でした
個人的には劇中のマキシマムザホルモンの歌が流れつつのアクションシーンも鳥肌でした(ちとうるさかったかな)
唯一不満なのは最後、もっと余韻が欲しかった
総集編で予習しました
原作未読、話題性と主題歌に惹かれたただのミーハーです。総集編観ておいて良かったです。キャラクターの特性と関係性は分かっていないとついて行けなかったと思います。
前半の、男子が妄想するかわいい女子像みたいな描写にまんまと油断し、戦闘シーンの出血量に時折直視を避け、一旦ホッとしたのも束の間、エンディングには虚無になりました。皆が被害者の世界に。エンディングの曲に救われました。
すごいアニメーション
映画を見る前に、総集編で復習し、映画観てから漫画を読み直しました。
最近は漫画原作ならきっちり漫画を再現するのが常識みたいで、この作品もきっちり再現していたと思いました。
むしろ、漫画で足りて無かった動きや、音楽がかっちりときまっていて関心しました。
漫画原作で、話も途中の部分なのでモヤモヤすると言うか続きが気になりました。
いや、そこで続きを漫画で読んでみましたが、なるほど、映画にするならレゼ編は大正解!
ド派手な空中戦が最高です。
そして、ビーム君、優勝!
今どきは知ってる話を丁寧に再現するのがアニメなのかなとふと考えてしまいました。
あえての不満点を中心に話す
どうせ好評レビューだらけでしょうし自分も良い映画だったと思うのであえて不満点から
どうしても批判的な話になるのでそういう話を読みたくない方は戻ってください。
私の理解能力不足な点もあるでしょうが、ご容赦ください。
保険として先に言っておくとチェンソーマンは好きだし映画も良かったです。
履修状況→総集編と映画のみ
感想
まず事前情報として自認レゼの女という言葉をXで知っていたため、なるほど、こういうことかと納得し、(レゼが)正直かなり気持ち悪く感じた。
常に優位に立ちながら、男の子を手玉に取って遊んで、不思議で強大な力を持っていて、大の男を一瞬で倒す。めんどくさそうな、やる気なさそうな、あくまで本気なんて出さなくても余裕という態度で敵を爆発させて倒す。
まずこの「余裕を見せるポジション取り」そして「お姉さん感を演出する笑顔」。最初の電話ボックス内で突然笑いだすシーンは本当に鳥肌が立った。ちょっと拗らせた中学生美術部女子がやってしまった黒歴史とか、そういう感じだ。
(ここで意味不明にめっちゃ笑ったら不思議な女感でるやろなあ...ニタァ)
的な。昔風に言うと電波女とか。そういう感じ。
これはつまり、なろう系主人公に対する批判と似たようなものだと思ってもらって構わない。言ってみればイキりレゼ太郎とか、そんな感じの。
藤本タツキの好みがSっ気のあるお姉さんだから、こういうキャラになるのも納得。
そして話は変わるが、他の人間(悪魔?)は何をやっているのかという話。
これに関しては続編読めという話が来そうだがあくまで映画の印象で。
例えば総集編で出てきた師匠的な存在。レゼが民間人を巻き込んでの大戦闘していたとき、基本居たのは秋、チェンソー、サメ、天使の4人だったと思う。あと暴力と数人くらい。
例えばマキマは?最初意味ありげに映画見せた後、重要な見せ場は最後のシーンだけだった。それまで一体何をやっていた?とはいえこの件に関してマキマは面白い見世物として観察していてもおかしくないキャラ付けなので理解はできる。
総集編に出てきた師匠みたいな人は?散々強キャラっぽく描かれていたんだからレゼだろうがなんだろうが一瞬で倒せてしまいそうだが。事件後にちらっと解説役として出ていたが、他の対悪魔の公安とかは一体何をやってる?
チェンソーだけに対処させて、心臓を奪われても大丈夫という余裕があるということ?
で、チェンソーマンが最初レゼにズタズタにやられるシーンを見てから台風とレゼの戦い見ると、確かに絵はすごいんだけど最初ボッコボコにやられるほど実力差があったはずなのになぜ急に実力が拮抗しだした?さっきまで爆発で瞬溶けだったのに。という疑問。
あと最後、あんだけ暴れてたレゼが一瞬で天使にやられるシーン。それができるならなぜ今までやらなかった?
思い出せる範囲での不満点はこれくらい?
あとこれは完全に八つ当たりというか的外れだと思うんだけどレゼがソ連の実験台っていう設定はなんかありがちな話だったな。それ以外が独創的だったから?かそこだけ目立った。
逆に言えばこれぐらいしか目立つ不満点がなかった。絵はマッパだから予算どれだけ掛けてんだよってくらいよく動くし歌も人気どころの米津使ってて良いし。声優も違和感ない。
控えめに言っても見る価値あり。
あ、あと戦闘シーンが後半に偏り過ぎかな。前半退屈だったって友人は言ってた。ちょこっと前半に回しても良かったかな。
ほんとそれぐらい。
ああ、あとこれは完全なる余談なんですが、これpg12って結構ゆるいですよね。自分が12のとき親とこの映画見たらだいぶ気まずいと思いました。まぁ日本も結構頑張ってるってことなんでしょうか。
あと冒頭の米津の歌、女性の声(もしくはボイスチェンジャーを掛けた声)が入ってなかったと思うのですが、仕様なんでしょうか?
わざわざ映画用に作ったんでしょうかね?
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