チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
全640件中、261~280件目を表示
激動の100分間
無駄な時間が一切なく、シーンごとに「何を魅せたいのか」が明確に伝わる作品でした。
起承転結で単に区切るのではなく、主人公の視点を通して映画そのものを“体験”できる構成が見事で、鑑賞後も余韻が驚くほど長く残ります。
ホラー、ボーイミーツガール、アクション――複数の要素を巧みに融合させ、ジャンルの枠を超えた高次な映画体験を実現しています。
人間ドラマの描き方も圧巻で、キャラクターごとに掘り下げの方向性が異なるため、ワンパターンさを感じさせません。
それぞれの人物の癖や思考、短所に至るまでが、緻密に計算されたセリフや映像演出によって、わずか100分の中に丁寧に織り込まれています。
特に「声色」「セリフの間」「表情」の三点には注目して観てほしいです。
全てのキャラクターが“人間よりも人間らしい”と感じられ、どの登場人物にも寄り添いたくなるような不思議な魅力を持っています。その繊細な演出が作品全体の完成度を一層引き上げています。
使用されている楽曲はどれも印象的で、戦闘シーンは予告映像以上の迫力。映像・音・演技のすべてが噛み合った、今年もっとも映画館で観るべき作品のひとつと言えるでしょう。
すご過ぎて笑うw
テレビアニメからの進化がスゴイ
初見、チェンソーマン初心者ですが
まず映画館の音響で曲が聴きたいと。
ストーリーは登場人物だけ予習し、予告は他の映画で何度か観た。
ジェーン・ドウとIRIS OUT、天才すぎる米津玄師。
冒頭のマキマさんとの連続映画鑑賞のシラケ気味コメントは面白いが、その後、レゼとデンジの夜プールでの一連は…。
若い2人がその状況で何もナイは無いだろ!と内心ツッコミつつ観ていた。
バトルシーンは眠たくなりつつ観ていた。
レゼさん、下着にエプロンいや前掛けみたいなそのセクシー姿は必要か?などとも思いつつ…。
この辺りでもう一度IRIS OUTが流れないかと期待もしていた。
多分チェンソーマンは若者向け?なんだろうなぁ。
曲に惹かれなければ、観るキッカケはなかったかなぁ。
それでも最後のレゼの言葉に、、グッと来てヤラれた、少し泣けてきた。
レゼは好きになれなかったのであんまりだったが 終始ビームがかわいか...
レゼは好きになれなかったのであんまりだったが
終始ビームがかわいかったのと映画館デートのマキマさんはレゼとの対比でお姉さんみを感じて好きになった。
戦闘シーンは早すぎてちょっと追いつけなかった。鬼滅は早くても楽しんで見れたけどこれは置いてけぼりにされた感じだった。しかも長い
迫力はあったし曲は良かった
シレーヌ。
小説みたいな上質アニメ
良い映画体験でした
上映中ずっと惹きつけられ、引き込まれ、驚愕、興奮、ハラハラ、感傷…少しも気を抜く隙が無く、最後までスクリーンから目が離せませんでした。
(ちなみに、エンドロールが流れても、目を離したらダメな映画です)
原作未読・TVアニメは1話切り、「あらすじ」に書いてある程度の前提知識で、中学生の子どもに付き合って行ったのですが…。
行くきっかけをくれた子どもに感謝です、良い映画体験でした!
TVアニメは、人が死に過ぎる・死ぬ描写が残酷過ぎる…という点で、映像で見続けるのがキビしい…と見るのを止めてしまいました。
本作でも人は死に、描写も残酷ではあるのですが、前半は人間模様に・後半はアクションシーンに引き込まれ、残酷描写に囚われてしまう事無く観ることができました。
親的には、子どもが見る映画としては危うい死生観を持った登場人物?悪魔?だらけで、いかがなものかと思う点も多かったのですが、そこはデンジくんの良い意味での生き汚さ・生命力の強さに救われる部分もあると感じました。
前半マキマさん・レゼとのぞれぞれの恋模様は親目線で生温かく見守り、後半アクションシーンは目が離せず、ラスト近くでは久し振りに映画館で泣きそうになりました。
少し前、鬼滅無限城編で両横に座った別々の女子学生さん達がエグエグと泣いていて、1人で行った真ん中の私だけ「終わったのに席立てないなぁ」と戸惑う経験をした時、「自分はもうこういう感じには泣けないなぁ…、でもお嬢さん達はみんな泣いてるから、私の感性が歳をとったんだろうなぁ」と思いました。
けれど、特に泣かせてやろうって演出でもない本作ラスト近くの路地裏のシーンで、涙を堪えながら、映画館で泣くって何だろう?って考えてしまいました。
マキマさんとの映画デートのシーンの意味、大多数の若い観客の方々に、伝わっているといいなぁ。
ストーリーの進行と直接は関わらないシーンが、その後の展開を暗示していたり、何回も見直したくなる箇所もありました。
TVアニメの続きですが、一本の映画としてきちんと成り立っている点でも、満足度高かったです。
できれば、公安・デンジくん・悪魔の立ち位置が察せられる様な表現がはじめの方にあると、より独立性がたもてたかなぁ。
あと、レゼ役の上田麗奈さんが、素晴らしかったです。
可愛らしさ・不思議さ・妖艶で・悪辣で・冷淡で・頼りなく・幼い…レゼのいろんな顔を見事に表現していたと思います。
最高の夢を見た直後に最悪の夢を見たような感覚。
前半のゆったりしっとりとした青春ストーリーと、後半のド派手に爆発しまくる戦闘シーンのコントラストがえぐかった。原作を全く知らずレゼが誰なのかも知らないまま観に行ったので、めちゃくちゃ新鮮に楽しめた。
戦闘シーンはかなり気合が入っているように感じたけど、押し一辺倒で緩急が少なかったように思った。派手な演出が続くことで、それが当たり前の風景になってしまう勿体なさもあったかもしれない。
物語の進行自体はかなりゆとりを持っていて、全体的にゆったりと進む印象。単行本にして1本ちょっとの話を映画化したものらしいので仕方ないのかもしれないけど、もう少しサイドストーリーを膨らませて欲しい気もした(原作勢には怒られそうだけど笑)。
美女にモテまくる最高の夢を見た直後に、爆弾でボコボコにされる最悪の夢を見たような感覚。正面から正々堂々のハッピーエンド少年漫画とは違って、妙に情緒的なところもある。主人公のバカっぽさとのコントラストで重すぎず楽しめるのが良かった。
欲を言えば、デンジとレゼの物語だけでなく、デンジとビームの師弟関係や、早川と天使のバディなどももう少し深掘りして欲しかった。
レゼ超糞可愛い😭😭😭
ジャンプ+で流し読みする程度の人間の感想です
田舎のネズミ
原作漫画未読。TVアニメは総集編のみ観ました。
映画版では説明無く多数の個性的なキャストが登場するので、総集編程度の予備知識は必要かも。
IMAXで鑑賞。画と音は素晴らしい!
ただ、戦闘シーンはゴチャゴチャが長過ぎ。
オープニングとエンディングの曲は最高でした。
ストーリーがあまり好みじゃなかった。
悪魔が喫茶店でバイト?殺す相手と恋愛ごっこ?
ラストもなんだかなあ… 殺人鬼に花束?
田舎のネズミ同士、恋が芽生えたのかな…
たぶん私の設定理解が足りてないのでしょう。
関係ないですが、交尾中にオスを食べちゃうメスカマキリの方が、よっぽど悪魔っぽいですね。
〈追記〉
原作漫画を読んでレゼの心情が少し理解できました。デンジは既に都会のネズミになっていたのですね。ただいずれにしても「機械の悪魔」の純愛物語には違和感があるので、この作品は私には向いていないようです。
とにかくレゼがかわいい。
アニメ戦闘描写の到達点──チェンソーマン レゼ編を観て
チェンソーマンの原作は読んでいましたが、アニメは未視聴。
しかも原作を読んだのも1年以上前で、内容はすっかり忘れていました。
映画を観る前に復習しようかとも思いましたが、時間がなく断念。
そのままの状態で劇場へ向かいました。
そして映画が始まってすぐ、自分でも驚きました。
主人公がどんな立ち位置だったかも思い出せず、
登場人物のキャラクターもまったく覚えていない。
でも、そんな状態でもまったく問題ありませんでした。
映画は、過去のストーリーの説明は最小限。
レゼ編は、レゼとの物語にフォーカスして完結しており、
初見でも十分に楽しめる構成になっています。
そして何より、そんなストーリーのことを忘れてしまうほど圧倒されたのが、
戦闘シーンです。
振り返ると、アニメにおける戦闘描写は
『鬼滅の刃』で進化し、
『呪術廻戦』でさらに昇華され、
この『チェンソーマン』でついに到達したのではないかと思います。
戦闘シーンの迫力は、まさに圧巻でした。
チェンソーの音、キャラクターの動き、画面の演出すべてが、
ただのアニメーションを超えて、まるで芸術作品のように感じられました。
一瞬一瞬が緊張感に満ちていて、スクリーンから目が離せません。
そして、何より印象的だったのは、映像と音楽の融合です。
静と動のバランスが絶妙で、激しいシーンの中にも美しさがありました。
まるで映像詩のような感覚すら覚えます。
原作を忘れていても、アニメを見ていなくても、まったく問題ありませんでした。
むしろ、まっさらな状態で観たことで、純粋に映像と
物語を楽しむことができた気がします。
映画を観終わった後は、しばらく余韻が残り、
「もう一度原作を読み返したい」、「アニメを全話見たい」
と思わせてくれるような、そんな作品でした。
IRIS OUT...
完璧です
全640件中、261~280件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。









