チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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映画のワンシーンにあったように……
作品の最初のほうでマキマとデンジが映画館巡りをするシーンがありますが、そこでマキマが稀に人生観が変わるような映画に出逢える的な話をしていました。そして、そうした作品は10本観て1本あれば良いほうだとも……。
自分はこの作品を観て「その1本ではない」と確信を持って言えます。鬼滅の映画もそうでしたが、映像や演出は素晴らしいけども、ただそれだけなんですよね。個人的には人生を変えてくれるような作品ではない。ただのエンタメとして消化されるだけの作品というか。
マキマとデンジが最後に観た作品で涙を流していますが、その作品はミニシアターで上映されるような一般向きではない作品。観客も2人だけ。でも2人の心には深く何かが突き刺さった。
結局、シネコンで上映されるような作品は大衆迎合的な作品ばかりで、人の人生に深く影響を及ぼすような作品は少ないわけで。
変な感想ですが、自分はチェンソーマンを観て久しぶりにミニシアター系の作品をもっと観たいなと感じました。若い頃はよく行ってたんですけどね。映画で新しい体験をしたいなら、もっとひねくれた作品にお金と時間をかけなければ、と反省した次第です。
日本アニメーションの本気
花火
花火で米津玄師氏と言えばDAOKOさんよねやっぱ。今回のコラボも流石でした。受けに回る宇多田ヒカル氏の格好良さ。米津玄師さんもシビれた事でしょう。
TVアニメの間なので、流行りと言えど点数は抑えめ。でも普通に面白かったし、知っている事が前提とはいえオススメです。個人的には「終わりまではアトラクションムービーだったが、エンドロール時点での辿り着けない青春映画感」がハンパなくて、余韻に感情を掻き乱されておりました。〆が何よりも良かったな〆が。
追記:この余韻なんだろー…、と杯を傾けながら沈思黙考していて「タランティーノ程にドライではないがベッソン程にウェットでもない」だ(どっちも好き)。加減が良かった様に感じた。
日本はアニメしかない?
血とヴァイオレンスと恋愛
これ自体はとても面白かったですね
予習にTV版か総集編を…と言いたいんですが総集編だけで4時間近くあるん
ですよねうーん…キャラや大体の概要が分かってれば初見でもいい
気がしなくも無いです💦
死人や血がいっぱい出て来るので苦手な人は注意ですかね。
原作ファンは存分に楽しめると思います映画館で楽しみましょう
個人的には映画館はしごの下りが原作で好きだったのでカットされなくて
良かったです、レゼはアニメで想像よりエロかったw
劇場で観るべし
【”俺に泳ぎ方を教えてくれた女。そして田舎のネズミと都会のネズミ。”今作は、チェンソーマンと同じく幼子だった頃から孤独だったレゼとの哀しくも激烈なる”ラブアクション”を描いた映画である。】
■現在発売されている最新刊まで、既読。もう一階書くけれど、最新刊まで、既読。既読ったら既読なのである!
□ストーリー
・原作とほぼ同じなので、割愛。
だが、デンジとレゼとマキマの声が聴けて、デンジとレゼが高台から見た花火を筆頭として色彩がとても美しく、且つ激烈なアクションも見応えがあり満足なり。
◆感想<印象に残ったシーンのみ記す。>
・デンジとマキマが初めてデートに行き、夜中まで映画を観るシーン。
最後の名画座の様な映画館で観客二人で観たヨーロッパ映画で、年老いた母の前に息子と思われる男が現れ、母が笑顔一つ見せずに抱きしめるシーン。デンジは何故か涙を流し、隣のマキマを見ると彼女も涙を流している。このシーンはデンジには人間の心がある事を、示している。
尚、藤本氏の単行本を見ると見開きの所に”デス・プルーフin グラインドハウス大好き!”とか、”ココラインとボタンの魔女大好き!”(ムッチャ、渋い選択である。)と記載されており、相当に映画がお好きと見える。
ー ”誓いの休暇”を何処かの配信で流してくれい!!ー
・デンジとレゼが電話ボックスで初めて会うシーン。レゼは最初は黒髪の長髪で目を隠しているが、デンジが口から出した花を貰って、初めて愛らしい笑顔が映される。
これは、原作を読んだ時からの推測だが、レゼはデンジを殺すつもりで居たのだが、”彼の幼子だった頃から孤独だった自分と同じ匂い”により、彼に恋をしたために殺さなかったのだろうと思っている。
それが、彼女の最期の想い”なんで、初めて出会った時に殺さなかったんだろう。デンジ君 ホントはね 私も学校いった事なかったの・・”が呟かれる、哀切のシーンに繋がるのである。
・レゼが”爆弾の悪魔”である事が分かり、激烈な闘いの後にデンジがレゼをチェーンで巻き取って二人で海に沈むシーン。
そして、デンジは彼女を殺さずに、”一緒に逃げねえ?”と言うシーン。彼が人間の心を持ち、女を愛する男になった事を示しているシーンである。
・レゼが逃げた時に、公安が”ソ連が国家に尽くすために作った戦士”と言った後に、マキマが現れ、”私も田舎のネズミが好き”と言い、その理由を語りながら”天使の悪魔”と共に彼女を殺すシーン。
レゼは”誓いの休暇”の男とは異なり、自分の田舎のソ連には帰れなかったのである・・。
<今作は、、チェンソーマンと同じく幼子だった頃から孤独だったレゼとの哀しくも激烈なる”ラブアクション”を描いた映画なのである。可なり切ないです・・。>
デンジ君はさ、田舎のネズミと都会のネズミ どっちがいい?
デンジは都会のネズミ、天使の悪魔 レゼ マキマは田舎のネズミを選んだ。レゼはチェンソーマンの心臓を手に入れようとしてたがそれは自分の意思ではなくそうする事で生かされている都会のネズミだったから。だから都会で死と隣り合わせで生きるより、貧しくても平和に暮らしていける田舎のネズミになりたかった。
しかし最後のマキマの言葉は結局田舎のネズミも駆除されるという残酷な現実だった。
どちらにしろレゼに救いの道が無いのが悲しすぎる。
左手でボムになろうとするレゼを止めたのはマキマの優しさだったのかそれとも──
青春ホラースペクタクル悪魔アクション映画ここに爆誕──なんつって
この映画にも今後の展開の伏線が散りばめられてるね。作者は偶然と言ってるけどレゼ編は映画化に最適な話だった。この後のストーリーがもう怒濤のごとき悪魔的展開なのでレゼ編の特異性が際立つ感じ。
期待し過ぎた感はあるものの
原作ファンです。
音楽も映像もストーリーも期待通り…ただ「いい映画だったな」と思えず残念。米津玄師と宇多田ヒカルの曲も耳に残らない。
レゼや天使の悪魔は丁寧に描かれているんだけど、デンジは微妙だったかな。普通の少年からチェンソーマンになる時のゾクゾク感みたいなのが欲しかった。
戦闘シーンは「これ呪術廻戦の宿儺が渋谷でやってなかったかな…」と思っちゃう。
台風の悪魔は漫画の方が気味の悪さ、迫力あり。
ビームも足あるのが、なんかサメっぽく無いというか虫みたいでキモいしチェンソーで動かしてる感が無かったな〜。
元々漫画自体のキャラクターの動かし方、コマ割りやストーリー展開が映画っぽいから無理して映画にしなくて良かったのにという感想。
唯一予想を超えたのはレゼの魅力。
下ネタ言う時やプールの裸シーンも品がある、ボムの衣装もエロくなさすぎず全て可愛い。デンジが惚れるのに説得力を持たせてくれる。
甘く、切なく、そして爆ぜる恋
■ 作品情報
原作:藤本タツキ、監督:吉原達矢、脚本:瀬古浩司。主要キャストは、デンジ役を戸谷菊之介、レゼ役を上田麗奈、マキマ役を楠木ともりが担当。アニメーション制作はMAPPA。
■ ストーリー
悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となり、公安対魔特異4課でデビルハンターとして働く少年デンジ。憧れのマキマとのデートに浮かれる中、雨宿りをしていたデンジは、近所のカフェで働く謎の少女レゼと偶然出会う。彼女の優しさに触れ、二人は急速に親密になり、デンジの日常は大きく変わり始める。しかし、レゼはデンジの心臓を狙う爆弾の悪魔と契約したソ連のスパイであり、甘く始まった二人の関係は、やがて壮絶な戦いの渦へと巻き込まれていく。
■ 感想
率直に言って、メチャメチャよかったです!物語の序盤、デンジとレゼが織りなす甘酸っぱい交流は、まさに青春!デンジがマキマさんに寄せる思いとはちょっと異なる、これこそ初恋だったのではと感じます。二人が距離を縮めていく過程での、デンジの不器用ながらも純粋な感情表現に、思わず胸が締め付けられます。原作未読のため内容を全く知らなかったのですが、劇場内のポスターやキービジュアルなどから予感される戦闘シーンが、この甘く儚い時間が悲劇的に終わることを示唆しており、一抹の寂しさを常に感じながら物語を見守っていました。
このレゼというキャラクターがとにかく魅力的で、それがそのまま本作の魅力にも繋がっていると感じます。彼女の可愛らしさの裏に秘められた悲しい宿命を思うと、本当に切ない気持ちになります。任務であったとはいえ、デンジとの出会いが、彼女の心に一瞬でも温かな光を灯したように見えたのは、せめてもの救いです。しかし、それでも決して許さない、全てを操るかのようなマキマの非常さと絶対的な存在感。彼女のとてつもなく恐ろしい能力や、その正体と狙いが依然として謎に包まれていることに、今後の展開への期待が高まります。
映像面では、さすが劇場版と唸るばかりの圧倒的なクオリティ。緻密に描かれたキャラクターの微細な心情の変化は、その表情や仕草からひしひしと伝わってきます。そして、激しいアクションシーンはまさに圧巻の一言。大スクリーンと劇場ならではの音響設備でこそ真価を発揮する、臨場感あふれる仕上がりに大満足です。
キャスト陣の演技も素晴らしく、特にレゼを演じた上田麗奈さんの演技には心から敬意を表します。今回は舞台挨拶中継があり、主演の戸谷菊之介さんを始め、上田麗奈さん、楠ともりさん、坂田将吾さん、高橋花林さん、内田夕夜さん、内田真礼さんらが登壇されたのですが、その中で上田さんが、「レゼでもボムでないもう一人の彼女」を感じて演じたという言葉が、とてもしっくりきます。劇中で魅せたレゼの多面的な感情表現に説得力を与え、深く心に残ります。観る者の感情を強く揺さぶる、ファン必見の作品です。
ウルヴァリン映画のつまらなさを引き継いでる
はあ、「チェンソーマン レゼ編」、観た。こういうの、〝オフビート感が無い〟って言うんじゃないかなあ。
レゼの裸を何で省略するという。そこキモやろ。
正々堂々とやって欲しいのよ。これはノイズなんかじゃ無い。正面からやって無い。
私、怒ってるんです
映画版としてやる、ってもう加筆するなら、5分ぐらい序盤にダイジェストか、別の悪魔を退治する何かを出して説明して欲しいんだよ。
で、今回はこういう恋愛に巻き込まれます、みたいな。
漫画版、ラスト、昼か夕方じゃなかったか?
デンジが待つ、という、あれをさ、あれもキモだろ。
なんやねん、アベンジャーズみたいにすんなや。
チェンソーマンというものをアニメ化するだったら、例えばチェンソーが特別装甲を破壊するとかさ、具体的な強さが物理的に描いて欲しいのよ。
特別痛いとか。痛みで焦点がブレるとか。
傷が治りにくい、とか。
返り血を飲みながら戦える、とか。
なんか無いとおかしいやろ。
チェンソーを使うと敵の領域(結界の内側みたいなもの)に入ることが出来る、とか。
ウルヴァリン映画のつまらなさを引き継いでる。
悪魔が皆んなブヨブヨしてるやん。
刀でやってもチェンソーでやっても、同じっていう。
その辺の設計からいかんのかもしれん。
MAPPAのブヨブヨ悪魔
っていうかデンジどんだけ噛まれてんねん。おかしいやろ。
最後のマキマさんのくだりは、映画「くるみ割り人形」のネズミの王様(?)を思い出した。
けっこうよかった
テレビ版がとても面白くて、特にデンジとパワーのあっけらかんとした明るさに癒される。映画公開に合わせて見終わり、期待をパンパンにして見に行くと、パワーの出番がさっぱりない。デンジはレゼという謎の、デンジに対して都合がよすぎる女に夢中だ。悪いけど、オレは女性では大いに失敗して大金を失っているので、あんなタイプには警戒心しか湧かない。たとえ本心でデンジに尽くそうとしているとしても、それが長続きするとは思えない。悪魔ではないとしても恋はうまくいかないだろう。
マキマとの映画デートが素晴らしく素敵だ。映画4本も付き合ってくれる相手はそういないので、マキマはデンジとつきあうべきだ。
ビームも元気でかわいい。
原作通りで大満足
デンジの気持ち
原作は読んでおり、今回の映画はとても楽しみにしていた。
レゼ篇の映画化はバトルのシーンなど考えるとちょうどいい尺で、長過ぎず短過ぎない内容だった。
16歳のデンジが自身の気持ちに出会い、気持ちがあることで恋をしていく展開は男なら誰しもが経験するようなものでデンジも一人の男の子という見せ方が良かった。
早く続きも映像化してほしいが、出来ることなら一章のラストのマキマさんとの戦いは、劇場版にして欲しい気持ちがファンとして出てきた。
恋多き16歳は騙されやすい!
おじさんにはアクションがちょっとキツい
見終わった後の喪失感?空虚感?いいね
原作読んでません。アニメリアタイで見ました。映画見る前に総集編で復習済。レゼ篇は全く予備知識無しで見ました。確かに前半の青春パートは、「あれ?チェンソーマンってこんなノリだっけ?」とあくびをしながら見ていると、いきなり後半パートに入って、目が覚めたわ笑。ほんと前半とのギャップを感じさせたかったのかと思うほど、グロくてスピーディな展開になりあっと言う間に終わっちゃいました。このグロさ、こりゃテレビじゃ無理だよね笑。オバロ聖王国篇でもこれくらいやってほしかった…。最後の空虚感もいいですね、、私は好きだわコーユー終わり方。予備知識無かったんで「えっデンジ行っちゃうの?」と思ってたら…まぁ、そりゃそうなるよね。マキマさんの魔女っぽさも出ていてそれも良かった。いい意味で予想を裏切ってくれたと思った。まぁ、ハッピーエンドが何かわからんけど、こういうのもありだと思った。求め過ぎは良くないけど、戦闘シーンがもう少し丁寧に描かれてたらもっと良かったと思った。
レゼの魅力がしっかり伝わった!
レゼ篇は原作でも最も好きなエピソードだったし、
アニメも配信で観ていて、藤本タツキ作品はどれも好き
というのが鑑賞動機。
マキマとの映画館↔︎カフェデートのくだりは、マキマの映画の感想が面白いし、
デンジがマキマのことを好きであることを強調する場面として、
後々効いてくる演出だ。
レゼが登場してからの、デンジへのPush度合いは、そりゃあ誰でも惚れてまうやろー!
レベルなので、デンジがマキマへの恋心を抱きながら、レゼに堕ちていくのも理解できる(笑)
レゼが何者なのか徐々に明かされていくミステリアスな雰囲気も良い。
私としては戦闘シーンに至る直前の花火を背景にしてのキスシーン(?)が
本作のクライマックスだった。
戦闘シーンは面白いのだが、若干長い印象だ。
もっと尺はコンパクトにまとめても良かったのではないかと思う。
ただ、ちゃんと早川アキや天使の悪魔の活躍もしっかり描かれているし、
レゼの凶悪なまでの強さが強調されていて満足であった。
ラストのマキマ&天使の悪魔vsレゼはせつない。
目の前にデンジがカフェで待っているのを見ながらだから余計に。
こういうところが藤本タツキはうまいなと思う。
※デンジとレゼの出会いは、公衆電話ボックスだし、本作にスマホは出てこないので
設定としては90年代なのだろう。
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