チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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良かったです。
チェンソーマンは、あのビジュアルがグロっぽいので、少し避けてましたが、Netflixで総集編をやってて、暇な時に何気に観てしまい、えっ、面白いじゃん!と思ったのが、つい最近のこと。このタイミングで、この映画が上映されるのを知り、早速観てきました。
よく出来た脚本で、あっという間にエンディング。レゼとデンジが話の中心ですが、常にマキマの存在が見え隠れしていて、それがラストの喫茶店前の容赦ないシーンにも繋がっていると思うと、うまいなあって思いました。
もし、レゼが喫茶店にたどり着いていたらどうなったんだろう。でも、今回のラストの方が、2人にとって幸せな結末だったのかもなあなど、観終わった後もふと思い出し、切ない気持ちになります。
(エンディングロール後のパワーとのやり取りのシーンは救いですね。)
最高!
面白い!
原作未読なので、早く原作も読みたいなぁ。
レゼ、可愛いなぁ。
放課後の学校、夕暮れ、雨、なんとも切ないなぁ。
そして、あのラスト、、、悲しすぎる余韻。
まぁ、テンプレート的なラストなんだけど、ここまで持ってくる一連のストーリーがよく出来ているので深く印象に残った。
2025/10/04
2回目観賞。
2回目の方が細かいところに目がいく。良く作られているなぁ。花の色まで…。
そして、やっぱ、ラストは悲しすぎる。
音楽も最高。主題歌もエンディング曲も含めて最高の構成。
2025/11/02
3回目は、SCREENXで。
画面の投影範囲が違う気がして少し違和感。
内容は相変わらず最高。
2025/11/16
4回目は普通のスクリーンで。
漫画の公安編までやっと読んでから改めて鑑賞。
その後の展開まで分かっていると、より深みがます。
やっぱ、最後は泣けるな。
なんて、悲しい二人の運命。
泳ぎ方教えたり、闘い方教えたり、レゼ、優しすぎるよ。
4回目でも泣ける。
B級スプラッターホラー風の原作で描かれた、王道の青春恋愛物語
《IMAXレーザー》と通常スクリーンにて2回鑑賞。
【イントロダクション】
“チェンソーの悪魔”から心臓を譲り受け、“チェンソーマン”になった主人公・デンジの活躍を描く、藤本タツキによる同名原作の劇場映画化。2022年のTVアニメ(以下、テレビ版)の続編、及び原作シリーズの「レゼ編」の映像化。
監督はテレビ版の中山竜に代わって、アニメ『ブラッククローバー』、『モンスター娘のいる日常』の吉原達矢。
【ストーリー】
デンジ(戸谷菊之介)や早川アキ(坂田将吾)が所属する公安対魔特異4課がサムライソードとの対決を終えて間もなく。
幼いデンジが暗い路地を歩いていると、その先で閉ざされた扉を目にする。扉の奥からポチタ(井澤詩織)の声がした気がしたデンジは、扉を開けようとするが、扉の奥からは「絶対に開けちゃダメだ」という声がする。
デンジが目を覚ますと、早川家のリビングで皆で雑魚寝しながら朝を迎えていた。すると、目を覚ましたパワー(ファイルーズあい)の頭の角が増えている事に気付く。
マキマ(楠木ともり)によると、パワーはサムライソードとの一件でゾンビの血を大量に摂取した事で悪魔に近付いており、血抜きをする為にデンジのバディを一時的に離脱する必要があるという。代わりにデンジのバディになったのは、チェンソーマンを異様に慕うビーム(花江夏樹)という鮫の魔人がバディとなる。
デンジはマキマに誘われ、休日に映画館デートで映画をハシゴをする事になる。どの作品もパッとせず、他の観客達のように感動出来ないデンジは、「俺に心ってあるのか?」と疑問を抱く。
デートによってマキマへの想いを一層募らせる中、突然の夕立に降られたデンジは、逃げ込んだ電話ボックスで同年代の少女・レゼ(上田麗奈)と出会う。
【感想】
私はアニメ勢。正確に言えば、原作はジャンプ本誌連載中に印象的な絵をチラホラ記憶している程度だったのだが、完結へのカウントダウンが始まった段階からは「異色の話題作がどういう結末を辿るのか?」が気になり、そこからは第1部のラストまでを読んで見届けた(なので、ラスボスが誰なのかは知っている)立場。
私は、本作を限りなく大絶賛したい(多少の思うところは後述)。原作でも屈指の人気エピソードだからと言うのもあるだろうが、シンプルに1本の映画として本作は「面白い」のだ。
それもそのはず、後半のアクションシーンこそ作者の好きなB級映画テイスト全開の荒唐無稽なアクションを展開しつつも、本作の根底にあるのは16歳のデンジの「初恋と失恋」という少年漫画の王道展開を描いているのだから。
個人的に、デンジのマキマさんに対する思いは、「恋」というよりも歳上のお姉さんに対する「憧れ」や「アイドル視」に近い感情だと捉えており(少なくとも、本作中時点では)、本作でレゼに対して抱く思いこそが年相応の「恋心」なのではないかと思ったからだ。
マキマさんは既に公安のエリートで、収入や生活も安定しており、知識や教養も豊富で「自立した女性」である。
それに対して、レゼはデンジと近しい「持たざる者」という立場にある。だからこそ、彼女はデンジと触れ合う中で、単なる任務を超えた感情を抱いていたのではないかと思う。デンジの問い掛ける「何で出会った時に殺さなかったのか?」に対する答えも、「私も学校いった事なかったの」という台詞に集約される「生まれて初めて手にした自由を楽しみたい。誰かと同じ時間を共有したい」という願望故だったのだろう。
そして、マキマとレゼという2人の女性の間で揺れ動きつつも、ラストでデンジは「レゼとの未来」を選択する。それは、作中に登場する“都会のネズミと田舎のネズミ”の話でいう“田舎のネズミ”になるという事だ。あれほどマキマに対して強い憧れを抱き、都会の生活に満足していたデンジが、全てを投げ出す覚悟でレゼを迎えに行ったのだ。早朝、これまでの公安勤務で稼いだ全財産を持ち出し、静かに早川家を後にする際のニャーコに手を振る姿が切ない。
対するレゼは、一度は新幹線で街を離れようとするも、募金の際に手渡された“赤い花”を見つめ、デンジが初めて会った時に渡してくれて“白い花”を思い出したかのように、デンジの待つカフェ二道へと走る。しかし、あと数十mという所で、全てを把握していたマキマによって命を絶たれる事になってしまう。マキマの事だから、逃亡先にまで追って後始末をつけた可能性はあるが、少なくともあそこで逃げていればその日のうちに殺害される事はなかったかもしれない。ましてや、レゼはデンジとの戦闘で、彼の飼い主がマキマである事を知っていた筈なのに。
そんなレゼの最期の姿を、デンジは知る事はない。覚悟を決め、花束を手に二道でいつまでも待ち続ける姿が切ない。血抜きを終えたパワーの登場で、一応はコミカルな着地を見せるが、カメラが店の外の路地に引いていく様は、冒頭のデンジの夢と重なる。路地を進んで行った先で始まった物語は、路地を下がる事で幕を閉じる。先の展開を思うと、非常に不穏で美しい幕引きだ。
デンジの年相応な恋心と、蠱惑的なレゼの魅力の化学反応の凄さはどんなに語っても尽きないが、そんな2人を演じた戸谷菊之介さんと上田麗奈さんの演技にも惜しみない拍手を送りたい。特に、上田麗奈さんの演技はボムになってからの演技も素晴らしく、あれほど恐ろしい相手のはずなのに、何処か可愛らしく見えてしまい、「そりゃ、デンジも好きでい続けるよね」という説得力を生み出していた。
そして、ラストの「私も学校いった事なかったの」である。
影の功労者、ビームの活躍ぶりもはずせない。『シャークネード』ネタの馬鹿馬鹿しさを全力で表現し、馬の鳴き声まで発する健気な忠鮫っぷりである。
というか、ビームの耐久値高過ぎでは?(笑)デンジが紙耐久なのか、ビームが神耐久なのか、デンジと遜色ないレベルのボムの爆撃、決着前の拳のラッシュを食らって、尚も海に沈んだデンジとレゼを浜まで引き上げるとは、暴力の魔人と同じくお前も魔人化しても殆ど弱体化していないのでは?と勘繰りたくなる。
【スタッフ陣の気合い十分な表現の数々】
デンジをはじめとしたキャラクター表現も原作のタッチにより近付いた印象があり、特にギャグパートのコミカルさはより引き立つようになったと思う。キャラクターデザインの杉山和隆氏によると、やはりより原作に近付けるべくブラッシュアップしたそう。
米津玄師によるオープニング曲『IRIS OUT』と、宇多田ヒカルを迎えたエンディングのコラボ曲『JANE DOE』も素晴らしい。
そんなオープニング曲に合わせて展開されるアニメーションも素晴らしく、特に、本編では出番がないポチタによるダンスシーンの可愛さが堪らなかった。
また、マキシマム ザ ホルモンによる劇中歌『刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)』は、後半のアクションシーンの開幕として抜群の存在感を放つ。
音楽を担当した牛尾憲輔氏の劇伴も、作曲センスは勿論、劇場版らしく盛り上げ所でガンガン鳴らす演出も作風とマッチしていた。それとは対照的に、夜の学校でのプールのシーンでの美しい劇伴も印象的。
主題歌や劇中歌アーティストに音楽監督と、本作は音楽の果たした役割も非常に大きかったと思う。
そして、忘れてはならないのが、背景美術の圧倒的な美しさだ。テレビ版でもそれは顕著だったが、本作でもデンジとレゼが親密になっていくカフェ二道の空気感、謎の男がチェンソーマンの心臓を求めて動き出す部屋、夜の学校とプール、お祭と打ち上げ花火と、あらゆる場面の背景が美しく、作品の質を更に一段上げている。
【実は本作こそ、中山竜監督向きだったのでは?】
個人的には、賛否両論を巻き起こした中山竜監督による実写映画的な演出、特にアキのモーニングルーティン等、アニメ化に際して追加されたシーンも好印象を抱いており、中山版も十分楽しむ事が出来た(ただし、台詞の改変や声優への演技指導等、原作ファンから叩かれても仕方ない部分も往々にしてあるとは思う)側だ。
そして、本作の鑑賞前に吉原達矢監督による「原作の雰囲気を忠実に再現する事」に重きを置いた『総集編』でストーリーの復習をして、本作の鑑賞に臨んだ。
なので、私は両監督がそれぞれの思いで描いた『チェンソーマン』というアニメ作品を両方楽しめたわけだ。
という前置きをした上で、これはアニメ版を批判していた人々からは多分に顰蹙を買いそうではあるが、敢えて恐れずに言うならば、本作『レゼ篇』こそ中山監督が監督すべき作品だったよう思う。少なくとも、レゼが正体を表すまでの青春恋愛映画的な日常シーンは、中山監督がテレビアニメでやった実写を意識した演出が活きる部分が多々あったのではないかと思う。マキマとの映画デートや、レゼとの夜の学校、お祭と花火のシーン等。特に、デンジがレゼに惚れていく姿は、映像化の際に補完すべき最重要部分だったのではないかと思う。
少し話が逸れるが、私は以前、少年ジャンプの編集者に「漫画」と「映画(その他、映像作品全般)」の違いは、“コマ数”と“尺”だと言われた。漫画では限られたコマ数とページ数で読者に伝わるように端的に表現しなければならない。恐らく、藤本先生もその週毎のコマ数やページ配分を考慮して端的に表現した部分は多々あるはずだ。映像化である本作は、そうした“零れ落ちた部分”を補完するまたとないチャンスだったはずなのだ。
そして、『レゼ篇』のような序盤に大真面目に青春恋愛映画のノリをやる作品を補完する際にこそ、中山監督の演出はマッチしたのかもしれない。まるで別作品かのように大真面目に青春恋愛映画をやるのという演出も、レゼの正体が発覚する後半で一気にB級スプラッターホラーに転調するこの章ならば、化学反応が見られたかもしれないとも思うのだ。
ただし、中山監督の騒動があったからこそ、吉原監督達は慎重になって原作を忠実に再現せざるを得なくなってしまったのも確かだ。パンフレットのスタッフインタビューに目を通すと、吉原監督と中園真登副監督達は、原作のテンポ感を崩さないように細心の注意を払い、再三ディレクションを行ったという。つまり、「原作ファンを怒らせないよう、余計な事はするな」と、およそ他の現場では考えられない程神経質になっていたのだろう。
本来、あの騒動がなければ、そうした補完が行われていた可能性は十分にあった。
例えば、デンジがマキマとのデートが楽しみ過ぎて夜間眠れず、堪らず早朝に家を出るシーンを差し込んでデンジの有頂天な気持ちをより印象付けたり、レゼと夜間の学校のフェンスをよじ登って侵入し、共犯者感覚を共有する等だ。デンジがレゼに惚れ込んでいく姿も、例えばカフェ“二道”に1週間連続で通う姿を台詞は無くとも簡単なダイジェスト映像でコミカルに見せても面白かったかもしれない。
ただし、中盤以降のバトルシーンの勢いのあるアクションは評価されるだろうと思い、そういう意味では本作の監督は吉原監督で正解だとも思う。
とはいえ、本作は少々激しすぎ、崩しすぎていて「何か起こっているのか分かりづらい」瞬間もあったのは確かだ。
長くなったが、早い話、前半を中山監督、後半を吉原監督で製作してみてほしかったというのが正直な感覚だ。土台無理な話ではあるが、「両監督の強みを存分に活かした『レゼ篇』を見てみたいかも」という感覚を覚えたので。
【総評】
原作の空気感に忠実に、しかし映像美は日本トップクラスのスタジオによって圧巻のクオリティで再構築された『レゼ篇』は、たとえ初見だとしても劇場に足を運ぶ価値が十二分にある素晴らしい一作だった。
余談だが、パンフレットと入場者特典の小冊子、両方に目を通した立場としては、パンフレットでは出演陣はじめスタッフ陣の本作に対する姿勢が、小冊子は藤本先生による『レゼ篇』の連載時の製作秘話や一問一答と、両方を読み解く事で更に理解が深まる作りになっている。
悪魔的作画!俺達のチェンソーマンがスクリーンに!
「田舎のネズミと都会のネズミどっちがいい?」
▼感想
映画館で鑑賞!面白かった!!
自分は原作漫画の大ファンで、今作をずっと楽しみにしていた!今作で描かれるのはレゼ篇。ストーリーは原作通りで、内容、構成、テンポ…全てが映画化にカチッとはまっていて、映画化するならここしかなかった!改めて見ると、カフェのエプロンやプール、花火…レゼとのデートパートが戦闘シーンの前フリになっているのに気づかされた。
戦闘シーンは神作画…いや、悪魔的作画!チェンソーマンとボムとの戦いは凄すぎて脳から変なドーパミンが出てるんじゃないかってくらい興奮した!ただ作画が良いだけでなく、アニメの挿入曲を入れたり、原作表紙のカラーリングになったり粋な演出に痺れた!
声優陣がキャラクターの魅力を底上げ!デンジは普段の本能丸出しなバカな感じの声とチェンソーマンの時の狂戦士のような笑い方が100点!レゼは可愛さとミステリアスさを備えた上田麗奈の声がぴったりだった!上田麗奈の声のおかげで、レゼは原作漫画で読んだ時よりもさらに魅力的なキャラクターに感じた。
顔と両手がチェーンソーの男がサメに乗って台風に突っ込む…こんな漫画はチェンソーマン以外自分は知らない。大好きな原作漫画の魅力をこの映画が100%引き出してくれて嬉しかった。この作品が今後のアニメシリーズの起爆剤になって欲しい!
チェンソーマン!最強!
▼お気に入りのシーン
チェンソーマンとボムのビルでの戦闘シーン!
ここは何度も見たくなるような中毒性があった!
期待通り、映像の迫力、レゼの愛らしさ、内容には満足だった
見やすい
2025年劇場鑑賞254本目。
エンドロール後映像めっちゃ有り。
原作は連載をリアタイで全話読んで、ジャンププラスの第二部も読んでいるので何か起きるか全部分かっていますが細かい所は全く記憶から飛んでいて、TVシリーズは全く観ていませんが鑑賞。
自分は藤本タツキの連載デビュー作のファイアパンチは単行本で全巻買っていて、短編集も買うのだけれど、基本この人の作品不快なんです。悪意とか、人の死の描き方がこうなったら嫌だな、のさらに斜め上くる感じがしんどいです。じゃあ読まなきゃいいだろと思われるかもしれません。でも道に動物の死体や吐瀉物みたいなものがあったら見たくないけどなんか見たくなるような感覚分かります?自分の藤本タツキの作品はそういう存在です。
で、原作は基本モノクロの漫画なのですが、アニメとしてカラフルに動くとこんな派手な戦闘だったのかと初めて気づきました。これはIMAXで観て良かったなと思いました。敵はもちろんデンジ自体もあんまり人を守らなきゃみたいな意識が低い(一応寝覚めが悪いとは言ってましたがまぁ死んだら死んだで仕方なくね?という感じ)ので戦う場所も全然人の少ない所でやろうとかないから街中でやりたい放題。ハリウッドならなぜか無人になっていますが、チェンソーマンはもちろん巻き込まれて死ぬ人をちゃんと描くのでまた不快な思いをさせられつつ心に残るわけです。
細かい所は覚えてないにせよ、結末は覚えているので正直レゼとのやり取りに甘酸っぱさより不穏しか感じられなかったのはこちらの問題(距離が近づくと蜘蛛が蝶を食べるカットが入るのが意地悪すぎました)ですが・・・。
"ファン"を意識しすぎている
これに尽きる。
アニメ1期では新しい映像を作りたいという気持ちで実写を意識したが、テンションが低すぎて不評だった。
そのためか、レゼ篇については原作を守りたい、ファンを怒らせたくない、みたいなのが前面に出てきており、非常に退屈した。
動物でも野菜でも、いくらでもオリジナルの悪魔は作れるはずなのだがそういうのは無い。
恋愛パートと戦闘パートが完全に分離されているが、噛み合いは一切ない。
これは原作の問題だが、そこを調理出来ないならなぜ映画化した?という疑問だけが残った。
この作品は別に恋愛が突出して面白いわけでもないし、バトルは何でもありの脳死バトルだが、それでも評価されている理由があるわけで、そこを突いてほしかった。
前半と後半のギャップ、スピード感最高
驚きのよくある物語。
バトルアクションは迫力あった
デンジはチェンソーマンに変身し、公安対魔特異4課所属のデビルハンターとして悪魔たちと戦っていた。上司である憧れの女性マキマとの映画鑑賞デートに行った次の日、急な雨により電話ボックスで雨宿りをしていると、レゼという少女が入ってきた。近所のカフェで働いているというレゼはデンジに優しくし、2人は急接近した。この出会いをきっかけに・・・さてどうなる、という話。
テレビアニメ版は未鑑賞。
バトルアクションは迫力あった。
殺されても人の血で生き返るなんて鬼滅の刃の鬼みたいだった。
レぜは可愛かったし、プールのシーンなんか色っぽかった。
マキマも綺麗だった。この2人のキャラは特に魅力的だった。
初めてみたが、妖怪人間ベム、みたいな感じで面白かった。
テンポが良い
原作読了済。
テンポが良く、劇伴も収まるべきところにちゃんと収まっていて気持ちが良かった。
瀕死のデンジが車の中から復活するところであの曲がかかるのがアツかったです。
冒頭に主題歌が入り、エンディングテーマで締めるところも、テレビアニメのお約束を押さえていて良い。エンディングの後にも映像あり。なんだかんだで、次につながりそうな不穏な雰囲気。
レゼは、いわゆる「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」的な役回りだと思うんだけど(少年漫画なのでそこを突っ込むのは野暮すぎるんだけど)、確かにデンジの周りの女子は全員デンジを殺そうとしてくるね。生い立ちやエンディング曲の「JANE DOE」というタイトルから考えて、レゼと言う名前も偽名なのかもしれない。
夜のプール、花火のキス、ロシアの女スパイ、許されざる逃避行…鉄板ネタをちりばめながらドライでスタイリッシュでおかしみを感じるチェンソーマンの独特な雰囲気がしっかり楽しめました。
だらしない主人公に共感する情けない自分
観て良かったです。
最後は切ない気持ちになりましたが、スタッフロール後の描写に少し救われた気分です。
予告編で興味を持ったので、原作コミック未読ですが、TVアニメを第1話のみ視聴して本作を鑑賞。よく分からない部分も沢山ありましたが、それでも非常に楽しめました。
レゼの思惑通り、色仕掛けにノーガードでひっかかる主人公。
主人公のくせに何やってんだ、お前は!と怒りたいところですが、16歳の男子が女性にあんな風に来られたら、それはそうだよなぁ、と妙に納得してしまいます。
主人公は、レゼに騙され、殺されかけ、公安の仲間(?)達が大勢殺され傷付けられ、街は破壊され多数の市民が犠牲になる。そんな経験をしてなお、レゼを選ぶ!?全く理解できません、と言いたいところですが、ここでも、う~ん、分からなくもない、と主人公に少し共感。かわいい女性キャラなら何でも許せてしまうのかと、鑑賞中にわりと真剣に自己嫌悪に陥りました。
劇中、かなり悲惨な出来事があったにもかかわらず、最後の展開以外は割と楽しい映画を観た後のような気分で劇場を後にしました。
そのままの最高の面白さ
なぜレゼは最強なのに•••。
劇場へデンシャで向かうが、遅れてて。
駅の掲示板に ”遅延” そーなん?(笑)
お後がよろしいようで・・・
今日は「チェンソーマン レゼ篇」早速 観ましたよ。
劇場はほぼ満員御礼!
若い男の子が多いねぇ。高校生・大学生でしょうか。
女子達は少ない。
その理由は本編始まって直に分かったね。
前半、これって青春ラブコメ物?だったっけ
茶店員の女子の積極的アピ-ル。
デンジ君のどの女性を選べばいいかっていう思い。
優柔不断と割り切れそうで割り切れない その場限りの恋の病。
突然 迫る、全裸で彼女とプールとか。
映画”500日のサマ-”もそんな積極性が生む恋だったねぇ。思い出したよ。
宣伝ではレゼの服は黒の半ズボンだったけど
映画では純白のブラにパンツ姿そして黒の前掛け・・・
成る程ね、 彼女いない歴がそのまま実年齢の男子達が集まっちゃう訳だわ。
既に場内はゴキブリホイホイ的なカオスって事になってしまってた事に
今頃気が付いた。
前半は 変な澱んだ空気感に成ってましたね。(*ノωノ)
後半、キスで舌嚙みちぎる・・・この 辺りから レゼと本格的戦闘で。
爆発、爆発・爆発と 対デンジのチェンソ-が炸裂で
兎に角気合入りましたわ。
絵は綺麗~ 爆発場面もイイ感じ。
血飛沫ドヒャ- どひゃ- ドバ~ (@_@;)
鬼滅もそうだけど、 こんな残虐場面バンバンやってて
日本アニメも洋画並に過激に成ってきた感アリですね。
と言う訳で、最初オープニングのテロップ入りが
TVアニメ番組のままなんで無理して映画にしたのかなとか
TV特番アニメで良いんじゃって思ったけど。
内容はTVよりは劇場向きだったかもですね。
ただ あんなけレゼは最強とか言ってたのに、最後マキマと天使の悪魔でアッサリ片付く。まるで鬼滅の胡蝶しのぶに鬼が殺られた様な感じしたわ~。
最後まで観たけども
まぁ良いんじゃない。モテない男子の青春過激バイブルって事で。
興味ある方は
とにかく劇場へGO!
IRIS OUT
愛すべきチェンソーマンはこれだ!と言わんばかりの暴走レベルの熱を感じさせてくれる映画になっていました。
特典はミニコミックでした。
TVアニメシリーズではどうしてももっさりした感じが出てしまっており、原作での狂気っぷりやスピード感が失われていてうーんと思っていたのですが、公開直前に配信された総集編ではスピード感が抜群に上がっており、これだこれだ!と思わせてくれたので映画も期待していたのですが、これが凄まじいレベルでの映画化でした。
「IRIS OUT」から始まる最高の出だしでこれは面白くなるぞ!と確信が持てましたが、原作のエピソードをじっくりやってくれて、尚且つスピード感も原作を読み進めていた感じと同じで良かったです。
マキマさんとのデートは改めて観てもめちゃくちゃワクワクドキドキしましたし、マキマさんとのデートかと思ったら映画を梯子しまくりと、映画好きの自分は喜んで!とついていきますが、普段観ない人からしたら映画行脚は相当ヘビーやろなぁと笑ってしまいました。
映画館でのエピソードもめちゃくちゃ分かりみが深く、周りが笑っていても自分にはピンと来ず、周りが泣いていても冷めた目で観てしまい、めっちゃ普通だなとスンっとなってしまったり、でも何気ないシーンでめちゃくちゃ感動しちゃったりと、映画にまつわるお話の共感がエグかったです。
そこからレゼとの出会いのパートも素晴らしく、電話ボックスでの会話だったり、喫茶店での距離感だったり、年相応のデンジの表情も良いですし、レゼのキュートな立ち振る舞いも最高で、学生時代が無かったデンジの青春模様がドドンと大量供給されるシーンはやっぱりめちゃくちゃ良いですね。
夜の学校に忍び込んで授業をしてみたり、プールでスッポンポンになって泳ぎの練習をしたりと、デビルハンターの生活とはまた違う世界が共存しているんだなと改めて感じさせられるのも良かったです。
ただここから血みどろの青春が始まっていき、メロウだったテンポが急加速していき、チェンソーマンらしさ全開になっていきます。
レゼが爆弾の悪魔に変身し、デンジとの直接対決は凄まじく、そこにやってきたビームが間一髪で助けてながらもガンガンフルスロットルで追いかけてくるレゼがいかついです。
レゼの強さも尋常じゃなく、公安の連中もフルボッコにしていきますし、
街中でのチェイスから更にギアが上がっていき、暴力の魔人が爆速で奇襲を仕掛けていくところなんかスピード感がヤバかったですし、ガンガン燃えまくる車たち、そこから息を吹き返したデンジがチェンソーマンになるまでのテンポが最高で鳥肌もんでした。
なんたってシャークネードバトルが最強作画で爆裂しまくっていたのが最高でした。
台風の悪魔の周りをビームとデンジで駆け回りまくり、それを追いかけるレゼの構図がノンストップで描かれ、目まぐるしく回るカメラワークながらもその世界にのめり込んだかのような感覚になれたのは原作ファン冥利に尽きました。
ビルも街も全部巻き込んでのぶつかり合いが凄まじく、静と動が一体化してチェンソーマンのアクションの完成形をこれでもかって味わえたのが最高でした。
レゼとのやり取りも嘘だと分かっていながらも、デンジが助けに行く流れなんかはやはり好きですし、それに対するレゼの冷たい反応なんかもやっぱ良かったです。
ラストもねぇ…分かってはいるんですけどやはり切なかったです。
あのまま遠くへ行っていたらもしかしたら違う人生を歩めたのかも知れなかったのに、デンジとの再会を夢見て戻った先にマキマさんがおり、そしてトドメを刺されるという、本来は敵サイドであるはずのレゼを憂いてしまうというのもうまいつくりだなと思いました。
デンジが好きになった人たちが殺し合っているという惨状をそこまで離れていない場所で行なっているのも残酷さに拍車をかけているようでした。
ほんでもってオチを全部掻っ攫っていくパワーはやっぱし可愛いですね。
第1部の残りもアニメで見てみたいですし、第2部もどうなるんだろうとますます期待してしまいます。
マキマさん、俺ァ人生を華やかにしてくれる作品に出会っちまったよ…。
鑑賞日 9/19
鑑賞時間 20:25〜22:15
絶対観るべき映画。
今までアニメにほとんど興味がなかった私が、人生で初めてここまで心を揺さぶられ、
どハマりした作品が『チェンソーマン レゼ篇』です。
映画を観ながらずっと胸が苦しくなるほど
切なく、それでいて心を掴まれるような感覚を
味わいました。デンジとレゼの短くも濃い間係、そして最後に訪れる残酷な運命…。
二人がもし逃げられたらどんな未来があったんだろうと、観終わってからも考えずにはいられませんでした。
物語の伏線回収もテンポも全てが完璧でした。
しっかり笑いの要素もあり、本当に退屈も後悔もしない最高の映画でした。
アクションシーンもかなり力入ってるのが伝わってきます!
さらに、米津玄師さんと宇多田ヒカルさんという日本を代表する二人のアーティストが手掛けたエンディング曲「JANE DOE」が流れた瞬間、感情が一気に溢れて涙が出そうになりました。映像と音楽が一体になったこの瞬間こそ、映画館で体験してほしい“震えるような感動”です。
ここまでキャラクターに感情移入し、物語に夢中になり、音楽に心を動かされた映画は今までありません。チェンソーマンという作品に出会えたことが本当に嬉しいし、ファンであることを誇りに思います。
迷っている人がいたらぜひ劇場で観てください。私は間違いなくもう一度観に行きますし、これからもチェンソーマンを応援し続けます!
お チェンソーマン総集編を観てから、
是非劇場版を観ることをおすすめします!
個人的には鬼〇の刃越えてます。笑
全866件中、621~640件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。









