チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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青春からサメへ——振り幅全開の快作!
退屈と興奮 人はなぜ時として退屈凌ぎに「不幸」を求めるのか
2025年映画館鑑賞111作品目
11月17日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
原作は『ルックバック』の藤本タツキ
監督はTVアニメ『夜ノヤッターマン』の𠮷原達矢
脚本は『亜人』の瀬古浩司
チェーンソーマンではない
あくまでもチェンソーマン
映画comでチェーンソーで検索してもこの作品は出てこない
語感の問題だろう
チェ・ホンマンみたいだがもちろん無関係
原作の存在はよく知っている
コンビニで単行本をよく見かける
読んだことは全くない
TVアニメも全く観たことがない
劇場版を観たら興味は湧いてきた
悪魔が当たり前の世界
ソ連が存在するパラレルワールド
悪魔退治するのがデビルハンター
人間だけでは勝てないので悪魔と契約し協力して戦う
悪魔と融合したのが魔人で人と融合したぶん悪魔単体の時より戦闘力は弱くなる
恋愛パートはなぜかとても退屈
チェンソーマンと爆弾の悪魔のバトルシーンはたしかにわちゃわちゃしているが興奮
悪魔のデザインは秀逸だが人物描写がお粗末
なんだよあのツノ
パーティーグッズか
デンジが主人公だが全く魅力を感じない
ポチタは殆ど登場しない
融合しているなら2人で会話しながら戦う方が好きだ
例えば『寄生獣』とかちょっとマイナーだが桂正和先生の『超機動員ヴァンダー』とか
エログロナンセンスのエロが足りない
レゼの全裸シーンは手抜きだ
手塚治虫先生のような照れを感じる
永井豪先生はその点ではちゃんと書く方だ
遠山光先生に至ってはそれのみにチカラを入れている
きっと監督は妻に申し訳ないと感じ自粛したのだろうか
恋愛パートにドン引きするレビュアーもいる
どこの修道院のシスターか知らないがこの作品においてドン引きするのはそこじゃないだろと
あれだけチェンソーマンが苦戦したのにマキマと天使の悪魔によってあっさり殺されてしまうレゼ
うーん・・・
レゼって渚カヲルっぽいな
配役
チェンソーの悪魔「ポチタ」と共にデビルハンターとして働いていたがヤクザに殺された際にポチタが心臓になりチェンソーの悪魔に変身する能力を獲得したデンジに戸谷菊之介
子犬のような見た目。チェンソーの悪魔のポチタに井澤詩織
デンジの上司。内閣官房長官直属のデビルハンター。公安対魔特異4課のリーダー。正体は支配の悪魔のマキマに楠木ともり
公安対魔特異4課の隊員。デンジの3年先輩。両親と弟を悪魔に殺され復讐のためにデビルハンターになった。刀で戦う早川アキに坂田将吾
公安対魔特異4課のデビルハンター。我儘で嘘つき。見た目は10代後半女性。日本のツノが生えている血の魔人のパワーにファイルーズあい
公安対魔特異課のデンジの同僚で新人の小柄な女性。ヘタレの東山コベニに高橋花林
デンジを慕うサメの魔人のビームに花江夏樹
ペストマスクとガスマスクを合わせたような仮面を装着しパーカーのフードを被った暴力の魔人に内田夕夜
無気力な天使の悪魔に内田真礼
特異4課の隊長の岸辺に津田健次郎
対魔2課の副隊長に副隊長に高橋英則
2課時代の早川の先輩。公安対魔2課の野茂に赤羽根健治
台風の悪魔と組んでいた悪趣味な殺害方法を好む殺し屋のモヒカン男に乃村健次
脳と腸が露出している赤ん坊のような顔の台風の悪魔に喜多村英梨
レゼがバイトしているカフェ「二道」のマスターに小野健一
カフェ「二道」でバイトする女性。爆弾の悪魔のレゼに上田麗奈
この映画が創られる日本に生きている幸せよ。
原作は未読。アニメ版は4話目くらいで挫折。総集編も途中離脱。
なのにこの映画にいたっては、わけわからん。
ここまで自分に深く刺さるとは思わなかった。
スタッフロールが流れ始め、
宇多田ヒカルの歌声が聴こえた時になぜか涙が出た。
(以下ネタバレ)
敵対するもの同士が惹かれ合い、最後は結ばれない恋愛映画。
定番のようなストーリーながら、
この映画は【男性】が待つ店に向かう【女性】が辿り着くことができずに
最後を迎えるパターン。(男女の逆はよくあるような)
デンジにも言われ、
レゼ自身も孤独と運命を自ら変えようとしたときに待ち受ける悲劇の瞬間。
そこに至るまでのデンジとレゼの言葉のやり取り、
背景となるプールやお祭り、花火などのシチュエーション、
登場人物たちの顔の表情と声優たちの表現力の見事さ。
さらにアクションシーン。
元は(おそらく)原作が絵コンテのような役割を果たしたのであろうが、
監督やアクション監督、原作者などディレクションの立場にいる人たちが
思いを言語化して各スタッフたちに伝えて生まれた完成度の高い映像美&色彩美。
そして、その完成された映像に重なる音楽/サウンドトラックの巧みなこと。
で、最後に宇多田ヒカルと米津玄師の歌で〆るのはズル過ぎる…。
ホント、この原作への愛とこだわりを感じる。
追記>
映画館のフロアから1階に下りる帰りのエレベーターは
自分とカップルの3人だけだった。
その途中でカップルの女性の方が彼氏に言う。
「あん時、ビームくんが死んでしもてたら、デンジを許せへんと思うわ」。
こんなにも感情移入ができる映画が生まれる国に生きている。
それは本当に幸せなことだと感じた。
完璧な“映画”
レベルが高すぎて、視聴後は少年漫画のアニメ作品を見たとは思えないほどの後味に晒された
映像、音響、音楽、演技
全てが“いい作品”を作るために磨かれた、超高級素材ばかりだが、他の素材を食い合うことなく一つの料理として完成されている
ここまでの映画はなかなか無いと思う
唯一続き物と言うのが難点だが、この完成度ならぶっちゃけ総集編を見なくても単体として楽しめる…かも?
他にも素晴らしい点は多々あるが、一番感動したのは“対比”の多さ
序盤のデンジの日常と、終盤のデンジの日常
序盤のレゼの心情と、終盤のレゼの心情
ボムが登場するまでのデンジの想いと、事件後のレゼの想い
全てが綺麗に対比となっており、初見と2度目じゃ間違いなく感想が変わる、味変するガムの様な映画
音楽の悪魔が携わった主題歌とEDも素晴らしく、チェンソーマン レゼ編と言う一夏の蜃気楼の様な恋物語を上手く噛み砕き、解釈して作り上げられた2曲だ
最後に惜しい点
そもそも人の命が軽い作品なのは重々承知だが、にしても野茂さんと副隊長の退場が早すぎた
これは映画ではなく原作に対する不満だが、野茂と副隊長の退場シーンの感情としては
「ウソだろ、ボム強すぎん?」
「野茂さんと副隊長を殺したのかコイツ」
的な、圧倒的強者かつ無慈悲な殺人犯を目の前にした怒りと絶望に満たされなければならないはずだが
登場から退場までが早すぎたせいで
「あ、さっきの人死んだ」
くらい軽い感想しか出なかったのが惜しかった
これがもっと前から登場していたり、アキ君との絡みを見せてもらってたりしたら、あのシーンを見たときの感情は、よりアキ君に近いものとなり、怒りと絶望が沸いて出たのかもしれない
まぁこの感想自体、アニメ本編の姫野やネームドキャラの退場時に最初に抱いた感想だが
劇場版にしっかり仕上げてきてて流石のクオリティだった。TVアニメ版...
劇場版にしっかり仕上げてきてて流石のクオリティだった。TVアニメ版では賛否両論だったストーリー面も感じていた物足りなさが0だった。恋愛・バトル・ギャグ・シリアス・おセンチ全部てんこ盛りのゴチャ混ぜ感がこれぞザ・チェンソーマンって感じ。
両主題歌の豪華さ・作品への寄り添い方の最上級さもさることながら、やっぱり今作のMVPはレゼ役の上田麗奈さんかと。もうレゼとしかいいようのない素晴らしい演技だった。台詞の言い方や吐息の仕方、”ボンッ”の台詞の最高さ…ほんとにほんとに凄かった。まさにハマったらヤバい女の表現が流石すぎる。レゼの最期に悲しむ人が多かったっぽいけど正直もう登場から”幸せになれないオーラ”が凄かったので個人的にはだろうな…と 笑 エンドロール後も含めて完成度の高い劇場版だと思った。
多分今後のエピソードも映像化するんだろうけど個人的には今後もTVアニメより劇場版展開して欲しい気。こうやって一気にギュッッッのほうが合ってる気がする。続編待ってます。
アニメ版知らなくても楽しめる
バトルアクション、青春モノの塩梅が程よく、最後はホロリと。アニメ版知らなくとも軽く予習だけして十分楽しめました。テンポは良いけど、キャラクターを深く知らないせいか後半のバトルがこれ以上長かったら少し飽きてしまったかも。
夜の学校のシーン、レゼの最後が特に印象に残ってるし世界観は好き。音楽もいい。
アニメが苦手な人も先入観捨てて。観ないと勿体ない。
デンジとレゼの掛け合いがかわいい
戦闘シーンは迫力があって、音響もきれいだった。
米津玄師さんの主題歌がカッコいい
最後のレゼは切ない。
途中離脱
切なすぎる😭
原作未読、アニメのみ
レゼが切なすぎて😭
ラストデンジに会いに行くんや!って思ってからのマキマさんに涙。
悪いこといっぱいしてるし、デンジと逃げようとしてるしで、原因はいっぱいあるからしょうがないと思いつつ、なにか方法はなかったのかと考えてしまう…。
もっと早くあってればとか違う出会い方があったのではとか…
すごく良い映画で、見に行って良かったです(*´˘`*)
劇場版チェンソーマン レゼ編 ― Jane Doe ―
Jane Doe──アメリカのドラマやニュースで、身元不明の女性遺体に付けられる名前だと知ったのは随分前のことだ。けれど「誰にも知られずに終わった人生」という気配が、その語感の中に薄く残っていて、聞くたびになんとなく胸がざわつく。
『劇場版チェンソーマン レゼ編』は、そんな Jane Doe にまつわる、小さくて儚い物語である。レゼという名前は、彼女が“まだ生きていたとき”に名乗っていた偽名だ。東京の片隅で、カフェで、誰とも深く関わらず、けれど確かに呼ばれていた名だ。
レゼは、チェンソーの悪魔を手に入れるためにデンジへ近づく。あざとさが計算なのか素なのか、観客でさえ判別に迷うほど自然に、彼女はデンジの懐へするりと入り込む。デンジの口からこぼれた花を受け取り、飾り、唐突に艶めいた話をしてみせる。その“距離の詰め方”の見事さに、なるほど多くの人が「自分はレゼだ」と名乗りたくなったのも分かる気がした。
一方で、マキマもまたデンジをデートに誘う。だがその内容は、映画を十本はしごするという、色気とは程遠い代物だ。初めて観たとき、私は正直、レゼのアプローチとの落差に笑ってしまった。
けれどマキマは劇中でこんなことを言う。
「おもしろい映画は10本に1本しかない。でもその一本に心を動かされたことがあるんだ」
マキマはあくまで“自分の心を揺らす瞬間”を探して映画を観ている。デンジの機嫌を取っているようでいて、実際には自分の内側の欲求に忠実なのだ。
対してレゼは、デンジの好みに寄り添い、相手が喜ぶ顔を探りながら距離を詰める。内面を覗かせるマキマと、外面を巧みに変えるレゼ──二人の女性の“寄り添い方”の違いが、物語を静かに彩っていた。
中盤の戦闘シーンでレゼが見せる強さは圧巻だ。画面が動く、というより、画面そのものが生きているような、あのアニメーターたちの執念のような作画。サーカスのように跳ねるミサイル。観ていて思わず息を呑んだ。
けれどその強さの裏側が、終盤で静かに明かされる。レゼはソ連で幼少期から戦闘員として育てられ、世界と切り離されてきた。人生を“戦うこと”に捧げさせられてきた少女だったのだ。
そんな彼女が、最後には Jane Doe となる。マキマとの対決に敗れ、名前も背景も失われたひとつの影に帰っていく。
レゼは死に際に「出会った最初に殺しておくべきだった」と呟く。勝てる可能性は確かにあった。だがそれでも敗れたのは、彼女の“内面”がまだ、形になりきっていなかったからだと私は感じた。
デンジと過ごした短い時間の中で、レゼは自分の境遇と彼を重ね、初めて心を動かされていく。プールで泳ぎ方を教え、無意味なイタズラで笑わせ、逃避行の夢まで語る。あの小さな積み重ねが、レゼの「信念」の萌芽だったのかもしれない。
けれど、信念というものは、訓練や命令で作れるものではない。自分で感じ、自分で選び、自分で積み上げていくものだ。レゼは、その輪郭が結ばれる前に、 Jane Doe へと還ってしまった。
だからこそ、この映画の余韻はやけに静かで、胸に残る。小粋な演出、染みる劇伴、鮮烈なアクション、美しいプロット。そのすべてが、彼女の短い「もしも」をそっと包み込んでいるように思えた。
―まるでこの世界で二人だけみたいだね。
ほんの少しだけ、そんな夢を見てしまっただけ。
中高生のムスメたちと鑑賞
はじめて繰り返し観たいと思った映画。
5回目観に行きました。中学生なのともともと映画を全然見てない身ですが面白かったです。
もともとチェンソーマンは数年前にTVアニメを見ていて、その時はあまり印象に残る作品ではなかったのですが、劇場版が面白い。と度々耳にすることが多かったので観に行きました。
観たあとの余韻がすごく、数日引きずるくらい記憶に残る作品です。(急に思い出して泣く)
プールのシーンは特に印象に残っています。
バトルシーンも迫力満点で劇中歌もいいタイミングで流れてきてテンションが上がります。
アトラクションとして観るなら4DX、物語や音楽を楽しみたいならIMAXのほうがいいと思います
(相性抜群!!)
はじめて繰り返し観たいと思った映画です。
迫力のバトルシーン、甘酸っぱい恋模様、染み渡るED
全851件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。







