チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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期待しすぎた
完全に初見です。アニメも漫画も見ていません。
設定もストーリーも何も分からずに見ました。
まぁ、期待しすぎたかなぁという印象です。一見さんお断りの映画でした。
まず、前半はまるまる退屈でした。女の子とのいちゃいちゃとか要らない。
何を見せられているんだろう??と思っていました。そういうのを求めていなかった。
レゼが敵なら、なんで裸でイチャイチャしていたんでしょう。よくわかりません。
主人公がヘラヘラしているうちにがぶっとやっちゃえば、レゼの勝ちでしたよね。
あんなに時間かける意味がわからなかった。そして、どの組織でどんな目的で動いているのかとか、そういう本質が何も書かれていませんでした。
そして、街を破壊しすぎ。一般人死に過ぎ。
あれだけ人が死んでるのに、誰も悲しまないし、後悔もないし、主人公はレゼを助けようとしているし、軽薄すぎです。
最後にレゼがさくっと殺されますが、あの二人があんなに強いなら、街をあそこまで破壊しなくて良かったのでは??
もっと簡単にさくっと勝てたんじゃないでしょうか。
前半はずっと退屈で、戦闘はめちゃくちゃで、最後は「はい?なんであんたそんなに弱いの??」という終わり。
レゼと仲良くなって、レゼと戦わなきゃいけない葛藤とかあれば、前半の退屈が全部回収できたのに。
台詞もぜんぶ軽いし、人が大量に死んでいるのに重みが全然なかった。
なんでこんなに高評価なのか、正直よくわかりません。原作ファンだけが行ってるからなのでしょうか。
批判コメントが色々ありますね。
しかしちょっと待ってください、私は☆3を付けています。
そこまで酷い作品と評価しているわけではありません。面白い部分はあったし、心に残るセリフもありました。好きな人は好きだろうなという点はわかります。
あまりに辛辣なコメントを書く人は、「この作品を好きな人のレベルはこの層か」と公言していることになります。
気を付けた方がいいと思います。
プールのシーン、実写化を希望します。
迫力のバトルシーンとレゼのエロさ
チェンソーマンは、アニメ、漫画ともある程度履修済み。内容はかなり満足できるものでした。もともと結構グロい作品なので地上波ではやれなそうな振りきり方を劇場版ではさらにつきつめている感じで良かったです。レゼが演技とはいえデンジに接近していく様はとても好き。作者の願望を垣間見た気がします。レゼの正体が判明してからの怒涛のバトルシーンは迫力満点。ピンチの乗り切り方もデンジっぽいはちゃめちゃなもので素晴らしかった。とりあえず漫画を読み返したくなりますね。個人的に米津さんの主題歌はおなかいっぱいで…まったく違う人にやってほしかった。アニメ版やっていたので当然の流れなんですが。
原作を最初の方だけ昔なんとなく読んだことがあるくらいの感じで観に行...
総集編観とけば良かった(笑)
TVは、ザックリ観てました。好きな部類ではあるのですが、ハマるほどではなく、「レゼ編」と言われてもTVの続きかなと。
違いますよね?まあ、でも何となく分かる感じで鑑賞。
パワーの出番が少ない!(笑)
少ないので、エンドロール後にサービスで出しました!っ感じ。(笑)
前半、後半で静と動のように分けるのは良いのですが、(コテコテの恋愛模様からの殺し合い)アクションが凄いんですけど、何やってるか分からん。タイフーンの悪魔が出てきてから、もうグチャグチャ(笑)
レゼの最後は、悲しいですが「まあ、そうなるよね」っ感じ。
そもそも何で、心臓狙われてるんですかね?(苦笑)総集編観なきゃ(笑)
そう言えばポチタも出てないよね(笑)確かポチタが凄い悪魔でそれが狙われてるとか何とか(笑)
鬼滅のランキング落とす程ヒットしているようですが、コレもTVシリーズありきの映画化で。しかし、鬼滅よりは、ちゃんと物語があるので(苦笑)、多少は、初見で観ても分かるかなと。
凄いアクションたが初めて見たので訳わからん
なんとも言えない映画
めっちゃおもしろい!
チェンソーマンを友達から勧められアニメを12話見終わりちょうど映画も上映されていたので見に行きました。
IMAXで見ましたが音がものすごく良かったです。
最後の場面ではレゼが少し可哀想な描写でした。
自分はビームが推しになりました🥳
結局…
原作未読、アニメは鑑賞済みで行きました。
デンジくんとパワーちゃんのおバカな感じが好きなのですが、今回はなかなか刹那いお話し。
花江夏樹さんがCV担当のビームくんがまたいい感じなのですが、特異4課は既に魔人だらけでクセが強い🤣
結局はマキマさんが出てくるわけなのですが、最初からマキマさんが出てくれば即解決違うんですか?と毎回思うのですが、皆好きなので良しとします。
失ってなお、何して生きるのか
原作未読ながら、チェンソーマンのおおまかな世界観と設定は何となく知っている程度の人間です。なので、あくまでこの映画だけのことを書きます。そういう人間の文章でも良ければありがたいです。
当然、全体の中の一部を映画にしているので、物語はこれからも続いていくわけです。なので、物語が途中であることは当然であり、特に書くこともありません。同様に、マキマを中心とした、今後明かされていく「実は」の部分も特に言及しません。
まず映像について、後半のアクションシーンが放つ疾走感は1級品であり、それまでの日常場面との乖離が激しい分だけ溜め込んだエネルギーを解き放った気持ちよさがありましたし、カメラワークもちゃんと目に映る程度にグルグル動いて刺激的でした。日常場面も、鮮やかでしなやかで、瑞々しく、情緒に溢れた演出となっていたと思います。
また、音響も迫力があってオープニングや挿入歌なども含めて、ソリッドでドライで殺伐としていて、個人的にこの物語の世界観を表現していて好きでした。
ここからは、個人的に思ったことを書いていきます。
始めに、わたしは、この話が原作者の藤本先生の著作ある「ルックバック」と似ている印象を持ちました。ルックバックは、漫画という媒体をとおして出会った二人の少女が掛け替えのない時間を過ごし、その後、死別によって永遠の別れを迎えるというものだったと思うのですが、今回のレゼ編の流れも大きく見ると同じ導線を辿っていると思いました。レゼとの鮮烈な出会いからデンジの思春期じみた恋心をギャグタッチで描きつつ、青春の輝きを綺麗に描き、学校と祭りでそれらをすべて裏切ってからの大虐殺を一気に展開させ、最後はデンジの知らぬところでレゼは死んでいくというハードな流れとなっており、ルックバックと似た印象を受けました。
原作者の藤本先生の作品は、この二つしか認知していないので細かいことはあまり言えないのですが、何となく、「取り返しのつかない喪失を経て主人公が「ある印象的な行動」をすることで生きていくことを示す」という話(テレビシリーズ1期もデンジとポチタとの融合や、姫野先輩の死を受けてのアキなど)が多いように思いました。
例えばルックバックは、主人公が親友の死を受けて、静かに漫画を描き続けるという終わりを迎えている訳ですが、これはつまり、「生きる=漫画を描き続ける」という行動に出ているのだと思いました。今回のデンジでいうと、最後、喫茶店でレゼが来ないことを悟ったデンジは花を食べていました。食べるという行為は、他の命を奪うことで自分が生きるためのエネルギーを貰うという行為であるとともに、ある種、色々なものを「飲み込む」という意味も持っており、デンジが思春期の失恋を経て少しだけ大人になった印象を受けました。
少しだけ登場人物のことを書くと、デンジは酷い幼少期を過ごしてきたせいで一般的な社会性がなく、自分の感情にすら疎い人物なので、マキマへの気持ちも信仰と恋慕と性欲が混じったようなものになっています。なので、レゼとの出会いによって、デンジは16歳にして初恋を知ったのだと思いました。個人的に切ないのは、デンジがそういう自分の感情の流れすら自覚できていないまま、この初恋が終わっていったことでした。
加えて、実は、ソ連で学校にも行けずに訓練だけ受けていたレゼも、あまり自分の気持ちを育てていなかったことがうかがえます。だからこそ、死に際の台詞が「わたしも学校に行ったことなかったんだよ」という、遠回しな同情を示すような言葉だったんだろうな、と思いました。つまり、レゼもイマイチ自分の感情というものについて無頓着かつ無自覚に生きてきたと思えたということです。だからこそ、デンジを最初の時点で殺せなかったのだろうな、とも思いました。それだけ自分の気持ちに鈍感で、「国の使命を果たす」という理性の一方で、「同じ年ごろの男子との関わりが楽しい」という欲求が無意識的にせめぎ合っていたのかも知れません。デンジを騙しているだけのように見えて、実はレゼも学校に行ったり祭りを見ている時に意外と青春していたのかも知れないですね。
あと、話は逸れますが、個人的に何か似ているな、と思った映画として、北野武監督の「キッズリターン」が浮かびました。物語は、二人の不良がボクシングやヤクザ稼業の中で青春を費やし、最終的には社会のシステムやそれらを動かす大人たちの厳しさと恐ろしさに打ちのめされ、元いた学校の校庭に戻ることになり、もう自分たちは終わってしまうのだろうか、という不透明感を残して終わりを迎える話だったように思います。わたしは、マキマという登場人物は上記の大人や社会のメタファーだと思っており、マキマという冷徹で絶対に動かないシステムに敗北した結果、子供であったレゼは敗北した(死んだ)、という話のようにも思えました。それでもデンジは(レぜの死は知らないけれども)生きるために喪失の悲しみを乗り越えるために、二人の想いでの始まりともいえる花を食らうことで吸収し、飲み込んでいったのかも知れないと考えると、個人的に納得がいきました。
最後に、個人的に刺さらなかったところを書いてみます。
まず、①エンディングテーマがちょっと本編と合わない印象を持ちました。楽曲自体はとてもしっとりした大人のバラードという印象で素晴らしいのですが、個人的にレゼ編はしっとりとした大人の愛情の物語ではなく、子供同士の拙い初恋とその終わりの話のような印象だったので、ちょっとわたし的に食い合わせが良くありませんでした。実際、物語もたった数日間の話なので、この楽曲が成立するほどの月日をこの二人が過ごしていたら、もう少ししっくりきたのかも知れません。
また、②終わりへの余韻が少ないというのも、個人的には「もっと欲しい」と思ったところでした。最初に書いたとおり、原作はこのまま続いていくので仕方ないのですが、①にもあるとおり、今回のような、とてもしっとりとしたバラードをエンディングに持っていくのなら、もう少し情感を持った終わりをオリジナルでも描いてもらった方が感情移入できたな、と思った次第です。
他にも、序盤の映画鑑賞の場面なども思うことはあるのですが、雑多ものばかりなので、これで終わります。
皆殺しのメロディ
切ない恋物語…十分に楽しめる。
私は原作もコミックも読んでいません。3年程前テレビアニメで見て面白く、アマプラでもう一度一気見して…続編のテレビアニメを期待していたら数年経ってしまい…そうしたら劇場版チェンソーマン・レゼ編公開と。1時間40分ですから映画好きにとってはアッという間です。レゼとデンジとの恋物語ですね〜。レゼが悪魔だとは分かっていましたが、戦闘シーンが台風の悪魔がうるさくてレゼとの戦いがゴチャゴチャになってしまって分かりにくいのが少し残念でした。
ラスト、気持ちが変わりレゼがデンジの待つカフェに向かいもうすぐカフェの入り口というとこで、マキマさんが現れる。そしてレゼは始末されてしまう。
あれは切ない。
レゼは銃の悪魔の手先で人間を何人も殺してるから?
デビルハンターとしてレゼは生かしておけないから始末した?
デンジの後ろ姿がカフェの中に見えるのに…あれはホロっときました。
デンジは花束持って待ってるのに…。
デンジは超単純人間だから3日あれば元に戻るだろうけどね。
レゼとの出会いから戦闘から永遠の別れと…。
十分に楽しめたエピソードでした。
お馬鹿さん!劇場版ってのはこう!
チェンソーの悪魔の心臓をもつ主人公デンジは、突然の雨に見舞われ公衆電話で雨宿りをしていた。そこへ1人の少女レゼが入ってきた。彼女は、デンジの顔を見て、飼っていた犬にそっくりであると突然笑い出す。喫茶店で働くレゼと公安で働くデンジは徐々に距離を縮めていくが…。
原作は読了し、最低でも10回は繰返し読んでいる。本作が映画化することを知ってまず思ったことは劇場版の尺があまってしまうのではないかということである。結果として、戦闘シーンを膨らませて描いたことにより尺はちょうど良くなっている。
観賞後の第一の感想としては、原作とは別物だなと感じた。チェンソーマンの原作の特徴として最も印象的なものは、しゃべらないコマの多さである。ある発言に対して、まず表情のみの描写が多い。それがシュールな笑いにつながる場合もあるし、不気味な雰囲気を醸し読者の恐怖心を煽る場合などもある。無言のコマを読者に考えさせて言わんとしていることを言葉よりも伝えてくるのである。
さて、それがアニメ化することによりどうなるのか。当然このような描写は存在しなくなる。原作ファンはなんだかふつうのアニメになったちゃったな感が強い。ただこればっかりは映像化なので仕方ないことである。
本作を見て最も嬉しかった点としては「この扉は絶対に開けてはダメだ」と言うシーンを最初に入れてくれたことである。レゼ編はあくまで、このあとに続く本当の敵マキマとの戦いの大きなフリのひとつの要素でしかない。このシーンがこのあとに続くストーリーにとって重要な意味を持つようになる。
原作の雰囲気が好きすぎることとストーリーをすべて知ってしまっていたため感動が少なくなってしまったのかもしれない。もし原作を観ずに本作を見て、序盤のマキマとのデートでマキマが映画を見た帰りにデンジへ言った言葉やラストシーンが気に入った人はぜひ原作を読んでほしい。お気に入りの漫画が1つ増える可能性が高い。
十分楽しめる今回のレゼ編がチェンソーマン一部の中では最も平凡なストーリーになっている。この後に続く怒涛の芸術性溢れる展開をアニメではどう見せてくれるのか。期待している。
パンクレイジー
原作漫画読んでいません。テレビシリーズは視聴しています。
その上で見た感想。凄かった!素晴らしかった!
今までに感じたことのない心の動き方をしました。
前半の淡々と物語が進むトーンと、花火のキスからの激動バトルシーンのメリハリがしっかり効いていて、ラストは悲しい余韻を与え、続きがどうなるのかがとても気になる見事な構成。「鬼滅の刃 無限城編」は凄いけど、このメリハリが欠いていたので、個人的には本作品の方が好きです。
デンジ。。。本当に不思議で、でも魅力的なキャラだなぁ。正義のヒーローではない。欲望に正直で、マキマさんに捕まった事でデビルハンターをせざるを得ない状況に流されてはいるんだけど、カッコ良さとダサさの配分が絶妙。
原作を知らないので、レゼがまた魅力的なこと!
人間体の時でも大分ぶっ飛んでいるけど、可愛くて、悪魔に変身してから、さらにぶっ飛ぶというか、倫理観がブチ切れていながらもセクシーでカッコ良い!そして。。。戦い後の切なさよ。。。
映像、音楽、演出、声優の演技がガッチリ噛み合っている印象です。
ジャンキーな作品なのに、「心とは」「田舎のネズミと都会のネズミ」など、命、人生の豊かさ(価値観)などの哲学的なことを考えさせてくれる部分も良い。
メインのバトルシーンは情報量がギリギリ理解出来る程の凄まじい密度。バックに流れるマキシマム・ザ・ホルモンの挿入歌が最高にイカれていて良い。
そして、テンションでかなり薄まっているけどかなり人が死んでいるという事実もしっかり描いてもいて、パンクでクレイジーで最高な作品でした‼️
映画館で見れてよかった
MAPPAが全てにおいて完成されたレゼ
素晴らしい点は色々あります!映像 音楽 声優 などなど
ただ他の映画で見ることができないのが一つあって、それは原作を昇華したレゼが素晴らしい
それ意外言葉が見つかりません。
演出、動き、仕草、カメラ、声優、全てが最初から最後までレゼを完成させてくれた。
レゼ編と名前が付く通りこれは主人公とレゼの話だと言えると思います。
それにおいてレゼの魅力を映像としてこれ以上ないぐらい高めてくれたMAPPAには新たな扉を開いてくれたのと神作画をありがとうございますと言いたいです。
今後見る人は原作漫画または総集編をみてデンジを知ってから是非劇場へ足を運んで見てほしいです。
他に類を見ないこれ以上ないレゼが見れるのと、デンジのことを理解することでチェンソーマンをより楽しめると思うので。
戦闘シーン大満足です(ライトファン)
漫画はゴチャついていて途中で挫折、最近 Getした u-next の無料視聴でアニメ(TV版)で一気見して、あと最終的な結末をちょっとwikiでチラ見してw、なるほどこういう世界観とストーリーだったのか、人気なのも宜なるかなと思い、この度、映画館に足を運びました。なので、TVアニメより総集篇が良いだとか、そんなコアなファンではありません(なお、アニメ版も十分面白いと思いました)。レゼ篇も未読です。
これまでのTV版/総集篇を見て感じたのは、戦闘シーンがどれもイマイチという感じがありました。それは、今回のレゼ編も見て改めて思ったのですが、監督の腕とか、編集云々というより、元々のストーリーで、アニメ映えする素材が無かったのでは、と思います。
ただ、今回の爆弾の悪魔は、極めてアニメ映えするなあ、と思いました。爆弾の能力というと、JOJOの吉良吉影のキラークイーンのイメージがあったので、爆弾の能力ってこんなに攻撃方法が多彩で恐ろしいものか(吉良吉影のシアーハートアタックなんて鼻くそレベル)と、感心してしまいました。尺が長いという批判も見受けられ、それも理解できますが、有らゆる爆弾攻撃を描くに必要な長さだったと思います。台風はちょっと邪魔だった気が。
あまりに動きが多すぎて途中ついていけなかった所はあり、いったいどうやって倒したのか(又は負けなかったのか)、不思議なのですが、それは些細な話かと思いました。
前半のラブストーリー&日常編は、早く本篇に入れというセッカチな思いがあり、さらっと見ていましたが、そこも含め、全編目を離すような隙は無く、最初から最後までガン見しました。前半は、マキマさんの映画漬け辛口ばっさり論評と、映画も10個に1個は当たりがあって私はそれで救われた、みたいなクダリが、映画という文化のメタ批評的な感じで面白かったです(マキマさんは何の映画で救われたのでしょうか・・・嘘なのか・・・気になります)
マキマさんと早川パイセンが出番あるにはあれど、それでも活躍不足気味なのが残念、ポチ太も本編は冒頭の声のみ。また、個人的に好きなパワーちゃんも出番少ないですが、出だしのキックと最後の締めを飾ってくれたので、そこは満足です。あとレゼはもっと可愛く書けたような気がします。姫野先輩の方が遥かに可愛かったです。OP/EDと劇伴は、余り印象に残りませんでした。
元々独特の世界観のある作品であり、無残様みたいな分かりやすいラスボスが描かれている訳でもなく、新規のファンを取り込む要素は弱かったような気がします。アニメ総集篇の無料配信という大盤振る舞いとセットで、これが起爆剤になって、マキマ編まで映像化が続いて欲しいです。
映画としてきちんと成立している
アニメ映画の中には、あるエピソードを切り取って映画の尺にしただけで、映画であるという必然性に欠けるものも少なくないと思っています。
この映画には、作画とかバトルシーンの迫力とか、豪華なOP&EDテーマとか、見所は沢山ありますが、何より素晴らしいのは1本の映画としてきちんと成立していることです。
後半のバトルシーンもたしかに迫力あるのですが、個人的には前半のデンジとレゼのボーイ・ミーツ・ガール的なところが1番好きです。
特に、プールのシーンでは、その後のストーリー展開を知っていてもなお、この幸せな時間がデンジにずっと続いて欲しいと願ってしまいました。
レゼは原作よりはるかに魅力的に描かれており、上田麗奈さんの演技も最高でした。
この前半部分が美しく描かれているからこそ、後半の地獄展開が更に生きて来るのだと思います。
もちろん、好みはあるでしょうが、1本の映画として見た場合には、本作の方が「鬼滅の刃 無限城編 」よりはるかに完成度が高いと思います。
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