「血みどろの世界で、正気の詩に浸る」チェンソーマン レゼ篇 虚無さんの映画レビュー(感想・評価)
血みどろの世界で、正気の詩に浸る
感想とかにはまとめづらいほどイイ作品でした…始めの20分くらいは、音楽だけのハズレ映画かと思っちゃいましたが…
詩的な世界に到達しているんだけど、しっかり正気を保っているところが好感を持てるんだろうな、と。
狂気とかに逃げてないんですよね。
誰もが抱いてしまう美的なものが幻想に過ぎないことを伝えつつ、ツラいことは笑い飛ばす。
めちゃくちゃなところに却って人間の真っ当さを感じます。
普通の振り、マトモな振りって、ちっとも真っ当じゃないんだな、と。
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