「アイトボーリョク」チェンソーマン レゼ篇 ざむざむさんの映画レビュー(感想・評価)
アイトボーリョク
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チェンソーマンは公安編と学園編で大きく分かれていて、爆弾の悪魔が出てくるのは公安編の結構始めの方だったかと思います。本筋の流れとは少し脇にそれた感じのエピソードだったので、最初から映画化を考えていたのかも知れませんね。
個人的に、どれだけグロ描写があってもやっぱりチェンソーマンはボーイミーツガール系の純愛物だっていう決めつけがあるのだけど、あながち的外れでもないんじゃないかと思いました。電話ボックスでの出会いから深夜の学校まで昔のヌーベルバーグ風の恋愛描写が素晴らしくて、恋愛に幻滅する前の年頃ならその魅力に抗えないかもしれませんね。このまま原作改変してアクションなしで進めたら、カンヌとかベネチアって感じになったかも知れない。まあファンが許さないと思うけど。
台風の悪魔との出会いから怒濤のボディーホラーに突入して、唯一無二の純愛ホラードラマが成立する。これはこれで傑作だと思う。できたら鬼滅みたいに世界でヒットして欲しいですね。外国人にはこっちの方がハードルが高いと思うので、これが理解されたら「アニメ」盤石ですね。
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