「MAPPA()のレゼ最高ー」チェンソーマン レゼ篇 Flagmanさんの映画レビュー(感想・評価)
MAPPA()のレゼ最高ー
一応原作勢ですが、正直、藤本タツキ氏の漫画は自分には合わない。
合わないものの、それでも1部は面白かった。
2部になり、やっぱダメだと挫折した。
世界観は好きなのだが、どーにもこーにも主人公のデンジが異端過ぎて感情が乗らな上行動も理解できない。
コマ割りも独特。
それでもストーリーは面白いから読み続けました。
ただ本作はよかった!
とにかく良かった、面白かった!
何が良いってレゼがひたすら可愛い。
表情、仕草、そして声。
そりゃ惚れるて。
初めてデンジに強く共感した。
実写映画でもアニメ映画でもあるキャラクターに惹かれる、あるいは恋をすると言うのは割と重要なプロセスだと思ってます。
完成された作品に観る人の感情が乗れば中盤からラストに向けカタルシスが生まれ素晴らしい作品になる。
本作もMAPPAは見事にレゼの魅力を引き上げた。原作よりも圧倒的に魅力的だったきがします。
もう一つ、少女が祭りでりんご飴を落とし、人に踏み潰されるシーン。
デンジのキスシーンと重なりますが、
この演出が上手い。
おそらくあのりんご飴はアニメシリーズでマキマがデンジに渡した『初めての間接キスはコーラ味のチュッパチャプスだね』の示唆だと思う。
踏み潰された瞬間デンジに起こる悲劇。
ここの演出が流石のMAPPAだった。
呪術廻戦と言い、演出が上手すぎるMAPPA。
アニメーションはもはや異次元。
先日鬼滅も観たが日本のアニメーションのレベルが引き上げられてる。
凄まじい作画。
ただ、本作に関しては少しCG感が強く出てしまい違和感があった事は確かです。
でもそれも些細な事。
恋愛パート、戦闘パート、音楽。
ほぼ完璧なんじゃないでしょうか。
夏の2大人気アニメ映画
鬼滅の刃とチェンソーマン
今回は個人的にチェンソーマンに軍配が上がりそうです。
本当に面白かった。
オススメです。
ところで漫画では作画ミスと思ってましたが、まさかの映画でもノーパンシーン。
レゼばいつパンツ履いたのか気になって仕方ありません笑
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