「蹂躙」ブルーイマジン　Bacchusさんの映画レビュー（感想・評価）

イケメンと呼ばれる映画監督から性被害を受けた俳優のタマゴが、性暴力やDVの被害者を救済するシェアハウスで励まされ立ち上がる話。

パパ活離脱失敗でピンチになった友人を助ける為にみつけた「ブルーイマジン」を訪れて2ヶ月後、その友人と共にそこで暮らしている状況から展開して行く。

まあそれも確かに問題だけど、パパ活ちゃんに優しい言葉しか投げないのはどうかと思うし、そこを同列に並べたら安っぽく感じてしまうのは自分だけ？しかもグリーンスリーブスを歌わせるって、感覚大丈夫ですか？

ちょっと展開や演出のまどろっこしさやわざとらしさはあったもののメインの部分はとても痛いしやり切れないしで良い感じだったのに…実際にそれで姿をみなくなった監督もいますしね。

ということで全体的には良かったんだけど、まるでお蔵入りさせるのが目的か？と感じさせる言い回しがあったり、何より「男の人は良いよね」発言はその後フォローも何にもなくて戴けなかった。